コサキンDEワァオ!とは、TBSラジオなどで放送されていたラジオ番組である。深夜番組でありながら27年半もの間放送された長寿番組であった。
「コサキン」とは小堺一機と関根勤によるユニット名で、小堺の「コサ」と勤の音読みの「キン」を合成したもの。関根勤が旧芸名・ラビット関根を名乗っていた当時は「コサラビ」と呼ばれていた。
奇妙な歌を紹介した「コサキンソング」、過激でカオスな「意味ねぇCD大作戦」など数多くの名コーナーを生み、ルー大柴、ラッキィ池田、水木一郎などがこの番組によって再評価されて人気が波及した。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の原作者・秋本治や「クレヨンしんちゃん」の原作者・臼井義人がヘビーリスナーであったことでも有名。
1981年10月放送開始。当初は夜ワイド「夜はともだち」のメインパーソナリティーだった松宮一彦(故人・当時TBSアナウンサー)が木曜日の生放送番組「ザ・ベストテン」(TBSテレビ)に出演する関係で、穴の開いた木曜に代打的扱いのパーソナリティーとしてコサキンが起用されたことに始まる。
番組開始当初はコサキンも何をすれば良いのか分からず迷走し、ハガキも数枚程度しか届かなかったという。そのため上層部から「3ヶ月で打ち切る」という最後通告までされた。ここでコサキンは「どうせ打ち切られるなら自分たちの好きなように暴走して玉砕しよう」という気になり、シュールで意味ねぇトークや変な歌のコサキンソングを発掘するカオスな内容に変更。すると次第にハガキも増え始め、人気が上がり打ち切りが回避された。
その後独立番組となり、全盛期には週2回の放送にまで拡大された上、聴取率で当時最強だった裏番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に勝利するという快挙まで果たした。
その後『流浪の番組』として様々な曜日や時間帯に時間変更し、大相撲中継で潰されることもあった夕方(この時に現在の番組名「コサキンDEワァオ!」となる)や、プロ野球のナイター中継延長で潰されることもあった夜ワイド内の1コーナーになることもあったが人気は衰えなかった。
しかし、一流芸能人となったコサキンの高齢化や小堺の健康問題、聴取率の低下などもあり、2009年3月をもって27年半に及んだ歴史に幕を閉じた。
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最終更新:2025/12/10(水) 15:00
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