シミュレーションゲーム『CivilizationIV』の、質の高いプレイ動画をアップロードすることで定評がある個人のことである。 Civilizationスパイ経済シリーズにて人気を得、「スパイ経済の人」としてその地位を不動のものとした。
本人編集によるmylistによれば、ニコニコ動画ユーザー登録名はverdamil。
もともとCiv4 Wikiに上質なプレイレポを上げていた人物である。『CivilizationIV』の難易度は、初心者向けの「開拓者」からはじまり、「酋長」「将軍」「貴族」「皇子」「国王」といった名称で設定されており、ヒエラルキーが上層に行くにしたがってAIはプレイヤーよりも有利な条件でゲームを進めることができる。かなりやりこんだプレイヤーでも「国王」を楽々クリアできるということはまれだが、上記の難易度のさらに上に「皇帝」「不死」そして「天帝」という、およそ常人では理解不能な世界が広がっている。スパイ経済の人は「天帝」でプレイする凄腕プレイヤーである。
スパイは『CivilizationIV』の要素の一つで、その拡張パック『Beyond the Sword』(通称BtS)では様々な使い方ができるユニットである。ただし、その全てを使いこなすのは容易ではない。スパイ経済の人はCiv4 Wikiにおいて今や名プレイレポの一つになった『天帝陛下のスパイ戦』で、高難易度におけるスパイの使用法を示してみせた。『Civilization4 スパイ経済』シリーズでは、動画によってその実践方法を披露している。スパイ経済の人がCiv4 Wikiに上げたプレイレポには、そのほかに『スパイ再び』『難易度天帝における文化勝利』『群島戦記』『スパイ経済を超えて』『海のモンテズマ』があり、全てがその腕前を見せつけるものとなっている。
プレイヤーとしての実力は当然のこととして、彼の動画が支持されているのには他に理由がある。それはなんといっても彼の語り口であろう。聞く人に不快感を与えぬさわやかな声、滑舌の良さ、またゲームの進行状況を説明する際に引用されるネタの範囲の広さにも定評がある。『ジョジョの奇妙な冒険』『北斗の拳』といったメジャー漫画に始まり、『ファイアーエンブレム』『ボコスカウォーズ』といった懐かしいゲーム、また『ビッグオー』『ターンAガンダム』『くそみそテクニック』『ソードマスターヤマト』までを網羅する雑食ぶり。ある回では般若心経をよどみなく唱え、画面は「ありがたい」というコメントであふれた(もちろんネット特有の「こんなもの誰だって言える」といったコメントも存在した)。
さらに特筆すべきは伏線の張り方である。これは本人が断っているように、動画作成の際、生プレイ動画を録画しているのではなく「1度クリアしたセーブファイルを掘り起こし、後ろから順に1ターンずつ撮影してつない」(本人が第1作で断っている)でいるので可能なのであろう。伏線、所謂「フラグ」は随所にちりばめられており、スパイ経済の人が「~はず」とか「~にちがいない」といった断定的な推量文をアナウンスした場合、その推量に反する出来事が起こるようになっている。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/22(月) 22:00
最終更新:2025/12/22(月) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。