スーパー・スター・デストロイヤーとは、スター・ウォーズに登場する戦艦である。
スーパー・スター・デストロイヤーまたはスター・ドレッドノートと呼ばれている。略称はSSD。
銀河帝国、銀河帝国残党軍、反乱軍、新共和国軍など様々な組織に使われた。
本来はエクゼキューター級以降の巨大戦艦を指すものであるが、エピソード1以前の旧共和国時代に使われた巨大戦艦もこの名前で呼ばれる場合がある。
銀河共和国最後の数十年間で作られた巨大戦艦である。
全長8km、ハイパードライヴの出力が低く長距離任務に向かず、防衛用の戦艦として使われていた。
後継艦も作られており、マンデーターⅡ級、Ⅲ級と共和国にとって如何に重要な存在かがわかる。
後のエグゼキューター級などのスーパー・スター・デストロイヤーの設計に大きく影響を与えた。
エピソードⅤ、Ⅵに登場するダース・ヴェイダーの乗艦である『エクゼキューター』がネームシップにしてもっとも有名。
その他、スピンアウトの小説作品にも同クラスのスター・デストロイヤーが複数登場する。
かつてはスーパー級と分類され、全長8kmとされていた。
しかし、2000年代に入ってから設定が変更され、全長は19kmに増加し、より巨大な船となった。それに合わせて従来のスーパー級の情報は『エクゼキューター級の情報を隠すためにわざと流した偽情報』ということにされている。
登場作品:『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』
エクゼクターとも表記される。
死の小艦隊の旗艦にして、ダース・ヴェイダーのエピソードⅤ以降の乗艦。
『帝国の逆襲』ではホスの戦いに参戦し、その後ランド・カルリジアンの治めるクラウド・シティに向かう。
『ジェダイの帰還』ではエンドアの戦いにおいて、ダース・ヴェイダー不在の中、ピエット提督指揮下のもと第二デススター防衛戦に参加するが、反乱軍の宇宙戦闘機Aウイングの特攻により艦橋が破壊され第二デススターに墜落する。
エクゼキューターには銀河帝国の精鋭が多数搭乗しており、エクゼキューターの消失により帝国軍は一隻の艦船以上のダメージを受けることになった。
登場作品:『出撃!ローグ中隊』シリーズ、『ニュー・ジェダイ・オーダー』シリーズ
エクゼキューターと同時に作られ、建造中はどちらもエクゼキューターと呼ばれていた姉妹艦の片割れ。
エクゼキューターがダース・ヴェイダーに与えられたのち、こちらの船はひそかにコルサントの地下に隠され、皇帝の脱出用艦船とされる。のちに帝国情報部出身のイセイン・アイサードに与えられ、捕虜収容施設としても使われた。ルサンキアの名前はこの時つけられた。同時にアイサードが使用していた捕虜収容所の名前でもある。
反乱同盟軍によるコルサント制圧後には、イセイン・アイサードがコルサントを脱出するのに使われ、その際には地上の建造物を焼き尽くした。
その後、ルサンキアはバクタ大戦においてローグ中隊によって拿捕され、以降は新共和国軍によって使われることになる。
ニュー・ジェダイ・オーダーシリーズでは、ユージャン・ヴォングへの反撃に使われ、最後はその巨体を以って特攻し、敵の巨大船と相打ちとなった。
登場作品:『レイアの結婚』他
帝国の残党の一人、はぐれ将軍ズンジによって使われた船。
単艦でも圧倒的な戦力を誇るスーパー・スター・デストロイヤーを手に入れたズンジは新共和国・帝国残党を問わず、宇宙を荒らしまわった。最後には新共和国・帝国残党の共通の敵とされ、双方から共同戦線を張られるまでになったが、ズンジは策略によりアイアン・フィストが沈没したと見せかけることに成功。建造途中で破壊された別のエクゼキューター級『レイザー・キス』の残骸をおとりにして新共和国・帝国残党からの追跡を振り切る。
その後、ズンジはアイアン・フィストを駆って、ダーク・ジェダイの集団「ナイトシスター」が潜んでいた惑星ダソミアに赴き、その協力を得ようとする。しかし、その星にはおり悪くハン・ソロ、レイア・オーガナなども滞在しており、彼らによってその居場所を特定されたアイアン・フィストは、ハン・ソロの操縦するミレニアム・ファルコンによって艦橋を破壊され、ダソミアに落ちていくのだった。
登場作品:『ダークセイバー』
帝国残党のデルヴァートス将軍によって建造されたスーパー・スター・デストロイヤー。名前が示す通り、その戦隊は黒で染められている。
帝国軍残党を大粛清で取りまとめた女提督ダーラの旗艦として選ばれ、その際に名前が"Night Hammer"から"Knight Hammer"に変えられた。これは新共和国の象徴ともいえるジェダイを叩き潰すという意思の表れでもあった。
ナイト・ハンマーはルーク・スカイウォーカーがヤヴィン4で再建していたジェダイアカデミーを襲撃し、ルーク不在のジェダイ候補生たちを圧倒するものの、フォースを失ったジェダイカリスタの破壊工作により内部から破壊され、ガス惑星ヤヴィンに沈むことになった。
登場作品:『ブラック・フリート・クライシス』三部作
ブラックソード艦隊(ブラックフリート)と呼ばれていた銀河帝国の秘密艦隊の旗艦。エンドアの戦いの後、中央から収集命令を受けたブラックソード艦隊は母港としていた惑星ヌゾスを破棄し、これをすべて破壊して飛び立とうとするが、その際にドッグで強制労働させていたエイリアン「イェヴェサ」に反乱を起こされる。
イェヴェサはインティディメイターを含むすべてのブラックフリートの艦船を掌握。乗員たちを捕虜として、帝国から独立した。この際、インティディメイターは『プライド・オブ・イェヴェサ』とその名前を変える。
10数年の後、イェヴェサ人たちは新共和国に対して強奪したブラックフリートを押しだして戦いを挑んだものの、戦闘の最中に捕虜にしていた元帝国軍の乗員たちによって反乱を起こされ、インティディメイターを含むブラックフリートは帝国軍の領域へと去っていくのだった。
クローンの身体を得て復活した皇帝の旗艦となった全長17kmのスーパー・スター・デストロイヤー。
最大の特徴は圧倒的破壊力を誇るスーパーレーザーである。このスーパーレーザーはデススターに搭載されていたスーパーレーザーを小型化したものであり、さすがにデススターのように惑星を丸ごと破壊することはできないが、惑星の表面を焼き尽くす程度は可能という恐ろしい兵器である。
また、他のスーパー・スター・デストロイヤーが通常のスター・デストロイヤーのように楔形をしているのがほとんどの中、この船の身はずんぐりとした円筒状のスタイルをしている。このデザインもまた、スーパーレーザーを内蔵しているからに他ならない。
かつてはエクゼキューターに代表されるスーパー・スター・デストロイヤーは全長8kmとされていたため、その2倍以上の巨体を誇っていたこのクラスだが、エクゼキューター級の設定変更に伴い、その巨大さは相対的にスケールダウンしてしまった。
登場作品:「ダーク・エンパイア」
エクリプス級のネームシップにして皇帝の旗艦。スーパーレーザーで新共和国軍を圧倒するも、最後は皇帝が作り出し制御不能に陥ったフォースの渦によって破壊される。
登場作品:『ダーク・エンパイア』
簡易型エクリプス級。復活した皇帝はエクリプス級とソヴェリン級からなる艦隊を作ろうとしていたといわれる。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/24(水) 04:00
最終更新:2025/12/24(水) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。