水の中のかすかな匂いを感じ取り
ごちそうを探しあてる生き物もいます。
・・・さらに、ゾクゾクとやってきました。
これはダイオウグソクムシ。
ダイオウグソクムシは、節足動物門軟甲綱等脚目(ダンゴムシやフナムシの仲間)で最大の生き物。大西洋とインド洋の170~2500mの海底に生息する。日本にはずっと小型のオオグソクムシがいる。
グソク(具足)とは甲冑のこと。英名は「giant isopod」といい、巨大な等脚類という意味。
脚は7対14本。重さは1キロもある。卵は直径13㎜で、複眼と揃って節足動物最大。尾びれとひれ状の腹肢が発達していて背泳ぎが上手い。刺激を与えるとトゲの付いた尻尾を振り上げたり、臭い胃の内容物を出したりして応戦する。
節足動物なので脱皮をして成長するのだが、飼育下では脱皮した記録がない。
生態は上のサムネと一つめの関連動画のとおり。
新江ノ島水族館などの水族館で会えるが、鰓以外あまり動かないことが多いようだ。また食用にする地域もある。
また、鳥羽水族館のダイオウグソクムシは2009年からまったく餌を取らないまま5年目に突入し、飼育員を困惑させてたりする。
正確な寿命は不明で、参考として示すならば省エネタイプの節足動物の寿命は40年から60年と言われ、発見されたのが1878年であり、あまりにも長命なので研究が進んでいない。専門研究者の生涯をかけなければ正確なデータ取りができない。
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最終更新:2024/04/24(水) 02:00
最終更新:2024/04/24(水) 02:00
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