トーマス（きかんしゃトーマス）とは (トーマスとは) [単語記事]

トーマスとは、「きかんしゃトーマス」の主人公タンク機関車。

声優は戸田恵子に始まり、第9期からは比嘉久美子が演じているが、小さい頃から見てた人には、トーマス＝戸田恵子とイメージが定着している場合が多い。

原作の「汽車のえほん」では主人公ではなく、第2巻から登場している。

概要

性格は活発でいたずら好きで、時々失敗もし、それで何回も事故を起こしている。また時間に対して非常にうるさい。
それでもやるときにはやる男（？）であり、映画などではすごい活躍をすることもある。

ときには仲間にアドバイスをするが、先輩風を吹かせていることが多い。へこんでいる仲間を見ると積極的に慰めようとする一面もある。
反面、実は物凄い毒舌家でもあり、嫌いな相手にはかなり口汚い悪口を浴びせるほか、他の機関車たちがひと悶着起こしそうなときには冷静に傍観を決め込むこともある。

1913年生まれ。車体番号は1番。カラーリングは青いボディ。
小型機関車であるため、アニーとクララベルの2両か、トロッコ数両ぐらいしか曳くことがなく、ゴードンやジェームズのように大型車両を曳くことは出来ない。絵本ではよく「ずんぐりむっくり」と称される。

エピソード

第1期の第1話～第7話までは客車を入れ替えるための専用機関車だったが、ジェームスの事故の折の活躍で、ハット卿からご褒美として自分専用の支線と、アニーとクララベルをもらい、その後一緒に働いている。
赤いバスのバーティーと、最初に出会ったときに競争して1回戦で負けるが、2回戦では勝利する。現在ではバーティーと親友になり、最近では競争をすることはない。
魚が大嫌いでもある。第1期の第12話で、川で水を補給していたときに、誤ってタンクに魚が詰まってしまったため、それ以来、魚が大嫌いになってしまったのである（後にダックに自分の経験を伝えている）。
茶色に濁った川の水でよく動いたものだが、魚がタンクの中で動いた時には「爆発しちゃうよ！」と絶叫するなど、かなり苦しい思いをしたようだ。
そして次に嫌いなものは顔の前につける除雪機（別名・雪かき）で、本人曰く「古臭いもの」と言う理由からである。
かつて壊してしまったこともあるが、クリスマスで雪が積もったときはしょうがなくつけている。
第8期からディーゼルとはライバルのような関係になっている。
最近では第10期に出てくるロージーにも好かれるが、トーマス自身は嫌がっている。
第12期に出てくるフローラに対して顔を赤くしたことがある。