ハウメアは冥王星以遠の軌道を巡っている天体の一つで、準惑星。つぶれたラグビーボールのような独特の形状をしている。
発見が公表されたのは2005年7月25日だが、発見のきっかけとなった観測は2003年3月7日に行われていて、公式には後者が発見日とされてい る。2008年9月17日に国際天文学連合により同年7月のマケマケに次いで5番めの準惑星として認められ、ハワイ諸島の豊穣の女神にちなんで「ハウメ ア」と命名される。命名の理由は2個の衛星を持っていることを多産の神でもあるハウメアにかけたもの。衛星の名前はヒイアカとナマカでいずれもハウメアの 娘に由来する。(余談だが、機動戦士ガンダムSEEDシリーズに登場するオーブ連合首長国の国民の多くが信仰する女神の名もハウメアである)
前述の通り形状は楕円形で、長軸の長さはほぼ冥王星の直径に匹敵する。この独特な形状は3時間弱という高速な自転によるものである。衛星を持つため 質量の測定が可能で、およそ冥王星の3分の1。表面はおそらく水の氷で覆われている。これは冥王星やエリスがメタンの氷に覆われているのとは対照的であ る。
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最終更新:2025/12/08(月) 09:00
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