ヒーロー戦記とは、バンプレストからスーパーファミコンで発売されたゲームである。開発はウィンキーソフト。
正式名称は『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』。
バンプレストお得意のヒーロー大集合、いわゆる『コンパチヒーロー』ゲーム。その歴史の中でも初期に作られた純粋なRPG。
ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンの3本柱が中心となって物語が展開される。基本的にはアムロ・レイ、南光太郎、モロボシ・ダンの3人が中心となって話が進むが、ゲスト参戦・ストーリーに関わる人物として登場するキャラクターも多い。ゲーム中ではそれぞれの作品にあわせた地名や敵が使われている。
また小ネタがあちこちに仕込まれており、スタッフのこだわりが随所に見られるのも特徴である。
一次離脱を除いて最終面まで使用することになるキャラクター。
主にスポット参戦となるキャラクター。
この当時ウィンキーソフトがスパロボを開発していたこともあり、スパロボに登場するバンプレストオリジナルキャラの、マサキ・アンドー、シュウ・シラカワの二人が登場した。
また、今作の主要人物であり重要人物でもあるオリジナルキャラの「ギリアム・イェーガー」は今作がデビュー作であり、今ではすっかりお馴染みとなったバンプレストオリジナルロボット「ゲシュペンスト」(今作ではパワードスーツという設定だが)もギリアムの乗機として今作が初出である。ギリアムはスパロボでも黒いゲシュペンストを愛機としている。
また、作中にスパロボを伺わせる場面があり、またスパロボ内にもヒーロー戦記を匂わせる会話がある。
このためかギリアムはスパロボに登場する度に「ヒーロー戦記もよろしく!」と中断メッセージで言っている。
特にスパロボOG2かOGs又はジ・インスペクター(アニメ)は、ほぼ今作の続編及び後日談と言ってもいい内容となっているので、今作をプレイした人は一度やってみたり視聴してみるといいかもしれない。(現在ではOGsかアニメをオススメする。)
ふたば☆ちゃんねるにヒーロー戦記の開発スタッフ(ドット絵担当)が降臨して軽い祭りになったことがある。
『開発期間は実質4ヶ月』、『物語を進め易くするために登場人物の性格をわざと崩した』等、いろいろと開発時の裏話を暴露した。
なおスタッフ曰く『あと、あちこちで「リファインきぼんぬ」という書き込みを見かけて元スタッフ冥利に尽きる訳ですが、私個人から言わせて貰うと本当に出して今の消費者が納得できるかという不安があります。幸か不幸かヒーロー戦記が出来のいい作品だったのでその壁を越えれるかどうかは、元スタッフをかき集めても実現できるかどうか怪しいからです。SFCのハードだったからこそ許されていた部分もあったわけで・・・ 』 (原文掲載)
とリメイクについては乗り気でないようだ。
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最終更新:2025/12/22(月) 07:00
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