ブラック★ロックシューターに関するまとめ 単語

ブラックロックシューターニカンスルマトメ

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BLACK★ROCK SHOOTER

BRS関連の分かりにくい事実、勘違いされやすい事象に関するまとめ


とりあえず三行まとめ

  • ブラック★ロックシューターは07年にhuke氏がオリジナルキャラクターとして世に出したものである
  • 初音ミクの権利所有者クリプトンはBRSを「ミクとは無関係のhuke氏のオリキャラ」としており当事者間に問題はない
  • 「アーマードhuke」は元ネタは手足がなく歩くことすらできない落書きだらけのダンボール塊である

(上記三点は11年10月の争点についてのまとめです)

以下に詳細を記述します


ブラック★ロックシューターというキャラクターについて

・ブラック★ロックシューター(以降はBRSと表記)は初音ミク発売以降にhuke氏が自身のHPに公開し、pixivに投稿したオリジナルキャラクターである
初音ミクでもその派生キャラクターでもない

・もとは設定もほとんどないただの一枚絵であり、後述のオリジナル曲を期に爆発的に知名度が上がった

・初音ミクとはイラストでは髪型(ツインテール、BRSは付け根の位置及び左右の長さが違う)しか共通点がない、
BRSが初音ミクの影響を受けているかどうかはhuke氏しか知りえない

・huke氏はBRSの他にもBRS系統の多くのオリジナルキャラを描いており、それらは当然のように初音ミクと似通っている点は無いと言える


初音ミクオリジナル曲「ブラック★ロックシューター」について

・以前から初音ミクを使った楽曲を投稿していたsupercellのryo氏がsupercell新メンバーとしてhuke氏を紹介された際、前述のイラストを見て感銘を受けたことでhuke氏にイラストをモチーフにした楽曲制作の許可を取り、オリジナル曲を作る
(supercellではryo氏の曲と専属の絵師が描いた絵を合わせて動画として投稿する形態をとっていた)

・huke氏は、ryo氏が書いた楽曲の歌詞について「このイラストを描いた時期の心境そのままを歌っているようで驚いた」と語っている

・曲が作られたのは2008年の早い時期であり、huke氏がPVを作製し08年6月にryo氏が投稿した

・ryo氏はBRS動画投稿前に「メルト」「恋は戦争」「ワールドイズマイン」を投稿しており当時からVOCALOID界隈で最も人気がある一人である。よって「ブラック★ロックシューター」はryo氏の新曲ということで投稿直後すぐさま注目を集めた

・動画が投稿された際BRSはpixiv内の一部だけで知られていた程度でニコニコでは知名度はほとんどなかった
そのため事情を知らず初音ミクが歌う動画に登場するキャラクターが黒いミクであるなどと誤認したユーザーが多かったのは事実である 

・投稿当初から「リナリーに似てる」「黒いミク」などのコメントがあり、それに反論するpixivユーザーや事情を知る人の
「これはhukeのオリジナルキャラだ」というコメントが当時からあった(過去ログ機能で確認可能)

・ニコニコ大百科「ブラック★ロックシューター」にも08年6月19日からBRSがオリジナルキャラだという記述がある

・これらのイラストやPVの製作、楽曲の制作は当時の彼らの言動を見るに商業展開を意識してやったものではないと言うことが出来る


商業展開について

・「商業展開が始まってから『BRSはオリジナルキャラだ』と主張し始めた」と主張する人がいるが
huke氏は当初からオリジナルキャラであるとしており、そして当動画にryo氏が「hukeオリキャラ」でタグロックしたのは商業展開前の2008年9月以前の夏ごろである

・商業展開が始まったのは09年2月のワンホビ9で発表されたグッドスマイルカンパニー(以下GSCと表記)製スケールフィギュア(発売は09年12月)である

・BRSの商業展開(グッズ化、フィギュア、OVA、TCG、ゲーム、コミカライズ、ノイタミナTVアニメ化)は
COSPAや角川書店のものもあるが、中心となって動いているのはGSCであり、フィギュアはもちろんOVAなどGSCの出資によるものも多い。GSCが動かなければBRSも商業展開はほとんどされなかったと言える

・元のキャラクターに設定はないため、商業展開はキャラクターという素材にそれぞれ独自の設定を付加したもので、
「どれが正しい設定」というのは存在しない

・OVAアニメを山本寛監督作品だと誤解している人もいるが氏は監修という立場であり作品にはあまり関わっていない

・OVAに初音ミクが使われなかったのはミクとBRSの混同を避けるため、又はクリプトンの方針と思われ、
かつEDに何故新曲を使ったかについてはryo氏の「『BRS』は初音ミクの曲であり、人が歌う為の曲ではない」という方針からである

・ノイタミナ枠で放送されたTVアニメに初音ミクが歌う「ブラック★ロックシューター」が使われたのは、有名になったきっかけである曲を使う際、前述の通りryo氏が「メジャーにおいて初音ミク用に作った楽曲は初音ミクしか歌ってはならない」という方針をとっているからである

・OVAは67万枚のDVDを無料配布しフィギュアを買ってもらうというGSCを中心とした新しいビジネスモデルとして企画された
詳細は下記のasciiのインタビュー参照

グッドスマイルカンパニー安藝貴範社長に聞く ブラック★ロックシューターが打ち砕いたもの (1) (2) (3)


クリプトン・フューチャー・メディア社との関係

・初音ミクの権利を所有しているクリプトン・フューチャー・メディア社(以下CFMと表記)はBRSについて「初音ミクの二次創作として生まれたものではなく、初音ミクと無関係に生まれたキャラクタ」であるためピアプロ(CFMが運営するボカロの曲や絵などのコンテンツ投稿サイト)に投稿することはできないとしていた
(後日ユーザーの要望を受けて「関係者の方々と調整が付きましたので、BRSの二次創作物をピアプロに投稿することをOK」となった)

・グッドスマイルカンパニーがプロデュースしたOVAアニメ版BRSではryo氏が音楽を担当、
初音ミクは一切使われていないがエンドロールのスペシャルサンクスにはクリプトンがクレジットされている

・BRSがCFMの定める「エンドユーザー使用許諾契約(リンク先PDF)」に違反していると主張する人がいるが、契約内第三条項目三で定められているのは「映像作品(アニメーションを含む)内の人物やキャラクターが歌ったりパフォーマンスしていると取れるような態様で合成音声を使用する場合」であり、投稿されたPV、アニメはBRSが歌っているという表現は無いため契約違反にはならない(もし抵触した場合でもクリプトンに対し別途使用許諾を取れば使用できる)

・初音ミクの二次的著作物である「亞北ネル」「弱音ハク」「重音テト」等は、各二次的著作キャラクター作者とCFMの間で初音ミクの二次的著作物とする覚書が交わされ、上記キャラクターにCFMの定めるピアプロ・キャラクター・ライセンス及びキャラクター利用のガイドラインを準用するという取り決めがなされているが、二次的著作物でないBRSにはそのようなことは行われていない

以上のことから客観的に見て、初音ミクの権利社CFMとBRSの著作者huke氏、supercellやGSCの間に何ら悶着等は起きていないと言える


「アーマードhuke」について

・「ダンボー」との類似性が取り沙汰される「ねんどろいど アーマードhuke」は絵師のCHAN×CO氏がデザインを担当しているニコニコアプリ「ぷちっと★ロックシューター」のイベント用にデザインされたものをねんどろいどとして立体化したものである
元ネタはhukeが公式ニコ生に出演する際ダンボールに入っているため(手足は無く自分では歩けないため台車で移動する)

元ネタであるアーマードhuke(グッスマ謹製)→ mk2 mk3 落書き版

・顔の部分は経緯から見るにダンボーの影響などではなくむしろアシュレイ・ウッド氏のデザインのアレンジであると言える

・この「ねんどろいどアーマードhuke」はグッスマのチャリティーオークション用のため1つしか流通しない


huke氏について

・huke氏のHNの由来は苗字からである

・huke氏はBRS動画がきっかけで5pb.に目を付けられ「Steins;Gate」のキャラクターデザインとして参加することになった
(担当したのはキャラデザとパッケージだけでありゲーム内立ち絵及びイベント絵は5pb社員が描いたものである)


関連項目

  • ブラック★ロックシューター
  • huke
  • ryo
  • supercell
  • hukeオリキャラ
  • 初音ミク
  • グッドスマイルカンパニー
  • クリプトン・フューチャー・メディア
  • ピアプロ
  • ぷちっと★ロックシューター
  • CHAN×CO


このまとめ記事は2011年10月02日に2ちゃんねるニュース速報板に立てられたスレ
及びそのスレをまとめたアフィブログにて、ブラック★ロックシューターやその周辺について
勘違いをしている方が多く見受けられ、大百科や動画にも突撃してきた方が非常に多かったため
長期に渡って集めた情報、事実に基づきまとめたものです。
上記の内容に意見がある、間違いがある、BRSについての議論はまず掲示板にお願いします。

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