プラフスキー粒子(英称:Plavsky Particle)とは、アニメ「ガンダムビルドファイターズ」および続編「ガンダムビルドファイターズトライ」に登場する特殊な粒子である。
1作目開始の10年前に発見され、ガンプラの素材となっているプラスチックに反応する性質を持つ粒子。
「バトルシステム」と呼ばれる六角形の機械にガンプラのデータが書き込まれた「GPベース」(セット時の起動画面に無印はPPSE社、トライはヤジマ商事のロゴが表示される)とガンプラをセッティングして起動するとプラフスキー粒子が高濃度で散布され、それにより外部から流体的にガンプラを操作することができるようになる。また、ガンプラを動かすだけにはとどまらず、粒子変容効果によってガンプラバトル時のフィールドのジオラマや、ビームの光芒、爆発などのエフェクトはプラフスキー粒子がシステムのプログラムに応じて物質化し発生させている。これにより実際にモビルスーツを操縦し戦っているような臨場感を味わいながら操作することができる。
このようにガンプラバトルを行う際に欠かすことのできない物質だが、1作目ではプラフスキー粒子に関する技術はPPSE社が独占しており、製造方法や、製造施設に至るまで完全秘匿とされ、多くの謎があった。
以下ネタバレ
その正体はレイジの故郷アリアンに伝わる宝石アリスタを粒子化したもの。1期終盤まで使用されていたプラススキー粒子は10年前にアリアンにあるレイジの王宮の宝物庫で保管されていた巨大なアリスタがセイたちの住む世界にやってきたものから取り出しており、その製造施設はガンプラバトル世界大会会場の地下にあった。
当時盗賊だったマシタ会長は財宝を盗みに忍び込んだ際に巻き込まれ、呆然としていたところをベイカーと出会いPPSE社を立ち上げたことでガンプラバトルが世界的に普及することになった。
24話終盤、レイジ達に悪事がばれたマシタ会長に反応したアリスタが暴走し、会場全体がバトルフィールドとなる事故を起こした。しかし、レイジとセイ達の活躍によって破壊されて消滅した。それ以降一時ガンプラバトルが行えなくなったが、ニルス・ニールセンがヤジマ商事のバックアップの下、宇宙ステーションで独自生成に成功。第七大会終了後から1年で再び世界大会が行われるようになるまで活気を取り戻した。なお、このニルスが生成したプラフスキー粒子はアリスタ由来のものと区別するため新プラフスキー粒子といわれることもある。
アリスタはプラフスキー粒子が結晶状になった物質でレイジの王家「アリアン」に伝わる秘宝。上記のようにプラフスキー粒子の原料になっているがそれ以外に所有者を異世界に転送する力を持つ。また、思念や感情に反応する性質を持っており、これにより持っている者に思念を伝えたり、この性質を悪用して洗脳することもできる。ニルスの製造したプラフスキー粒子が同様の性質を持つのかは不明。
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最終更新:2025/12/23(火) 17:00
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