ボーボボアニメ12話のあらすじ

ボーボボアニメ12話のあらすじとは、

ボーボボたちは田舎へ帰省していた。まごころ込めて植えた割り箸畑から、メルヘンチック遊園地が獲れたが、それは毛狩り隊Aブロック基地となっていた。

である。

概要

アニメ『ボボボーボ・ボーボボ』の12話「ぷるんぷるんしてる強敵出現！ その名はところ天の助！」の公式サイトや配信でのあらすじ。原作漫画では奥義22～23（22～23話、単行本3巻）の内容に当たり、あらすじが説明する内容はストーリーのだいたい前半部までである。

この漫画・アニメは不条理なギャグ・展開で知られるが、公式のあらすじに関しては比較的脈略があり、まだ理解しやすいものとなっている。

故郷を救うためボーボボの力を借りたいと、ヘッポコ丸は頼む。そこへ、毛狩り隊Lブロック隊員のパピットマンが挑んできた！

11話のあらすじ

しかし、12話に関しては淡々とした説明で「割り箸畑」などの未知の語が複数登場する上に、前後の脈略がない。

ただ、説明されたあらすじ自体は特に間違っていない。以下で詳しく説明する。

解説

特に説明がない限り、アニメ版の展開・台詞をもとに記述する。

ボーボボたちは田舎へ帰省していた。

最も理解しやすい箇所と思われる。

ただ、そもそもボーボボたちは前の話では「鼻毛道場」で修行をしていたはずである。なぜ突然田舎に帰省して甲冑姿で農作業をしているのかは不明。

まごころ込めて植えた割り箸畑から、

畑の土に対して紙袋に入った割り箸を等間隔に植えた「割り箸畑」が登場する。時々筆箱が割り箸をエンピツとして盗みに来るが、首領パッチが出力した母上の字で作った柵を周囲に設置するなどして筆箱から割り箸を守っている^[1]ので、「まごころ込めて植えた」と言えるのかもしれない。

（この間にヘッポコ丸の修行の場面などがあるが、あらすじでは省略されている。その後、夜には特に何の説明もなくヘッポコ丸も田舎のボーボボたちと合流する）

メルヘンチック遊園地が獲れたが、

翌朝、ボーボボたちが割り箸の収穫に向かったところ、割り箸畑の場所には「メルヘンチック遊園地」と掲げられたゲートがあり、その奥には遊園地が広がっていた。直後に村長が「この村では古来から割り箸畑から遊園地がよく獲れるのじゃ」と説明しているので、そういうことなのだろう。ちなみに、アニメ版では前日の夜中に割り箸畑から割り箸の苗が大きく急成長する様子が描かれている。

それは毛狩り隊Aブロック基地となっていた。

遊園地に入る前に映像を見せられ、毛狩り隊（本作における敵組織）のAブロック隊長である「ところ天の助」から以下のように説明される。

「ようこそ諸君 毛狩り隊Aブロック基地 メルヘンチック遊園地へ」

「まずは君たちにこの基地を造ってくれた礼を言わねばなるまい」

「ステキな基地 手に入れちゃった!!!」

つまり、「それ（メルヘンチック遊園地）は毛狩り隊Aブロック基地となっていた」という説明で何ら間違っていない。

Aブロック基地はもともと予算不足で手抜き・欠陥工事のものだったため（原作ではそもそも基地が存在しなかったため）、皆にバカにされ続けていたらしい。天の助も新しい基地が欲しかったらしく、涙を流して「この基地を造ってくれた礼」を言っていた。

また、アニメでは先に述べた成長する割り箸の苗を天の助が映像で眺めて感嘆し、「素晴らしい。ここを我が基地としよう」と発言するシーンが追加されている。

その後、話はメルヘンチック遊園地での毛狩り隊との戦いに入る。そして次の13話ではジェットコースターで亀ラップが繰り広げられることになる。

…とあらすじを詳しく解説したものの、結局説明したところでよくわからない内容になっている。

原作のあらすじ

なお、原作漫画にもそれに近いあらすじの説明はある。ただ、「まごころ込めて植えた割り箸畑から」の部分に関してはアニメオリジナルと思われる。

ボーボボ達は田舎に帰省していた

「奥義22 : 帰省」の冒頭

前回までのあらすじ

メルヘンチック遊園地は毛狩り隊Aブロック基地であった
とらわれのトモヒロを助けるためボーボボ達は手分けしてところ天の助を捜すのであった

「奥義24 : 遊園地ってすばらしい!!」の冒頭

公式での扱い

公式にもアニメ12話のあらすじは「伝説」扱いされている。

ちなみにあらすじに登場している割り箸畑については公式のボーボボ展でも再現されており、一膳だけ割り箸を収穫して持ち帰ることが可能になっていた。

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関連項目

• ボボボーボ・ボーボボ
  • ボボボーボ・ボーボボ(キャラクター)
  • 首領パッチ
  • ところ天の助
• 割り箸
• 遊園地
• 亀ラップ

脚注

1. *この箇所を詳しく説明するとさらに話がややこしくなるので、ここでは割愛する