マスク (映画)とは、1994年のコメディ映画である。101分カラー。
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監督は後に『イレイザー』『コラテラル』も作ったチャック・ラッセル。
ストーリーはさえない銀行員がある日超人的な能力を手に入れられるロキの仮面を手に入れたことで周囲を巻き込んだドタバタ劇になって・・・という純然たるコメディ。
人気が出たので後にアニメシリーズ化もされたほか、11年後に続編が発表されたが、続編映画は技術的には向上してもエンターテインメントとしては本作には及ばないとしてあまり評判がよくない。
ジム・キャリー、キャメロン・ディアスを一躍スターダムにのし上げた作品で、ジムはこの作品以降ギャグ映画への出演がかなり増えた。キャメロンもセクシー女優として様々な映画に引っ張りだことなる売れっ子になった。
目玉が飛び出る、ポケットからハンマーやバズーカが出てくる、オーバーなアクションでのダッシュなど漫画でしか見られなかったような表現を実写で再現しており、当時は最新のCGが可能にした最先端技術の映画としても注目された。また、ミュージカル映画的な側面も持っており、テーマ曲の「Hey Pachuco!」や中盤の山場である「Cuban Pete」のダンスシーンなどは人気が高い。
吹き替え版はテレビとビデオで2種類存在するが、同じジム・キャリー=山寺宏一であるにも関わらず、かなり台詞が異なる。特に人気が高いのは金曜ロードショーで90年代に頻繁に放送されていたテレビ版で、山寺のギャグメーカーとしての一面を存分に発揮したアドリブの利いたハジケっぷりから「原語版より面白い」という評は多い。しかし、今のところソフト化される勢いは全く無い。
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最終更新:2025/12/16(火) 01:00
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