マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合とは、地雷原による小説である。小説家になろう連載、書籍版はカドカワBOOKS(KADOKAWA)より発売。イラストはUGUMEが担当。書籍版は既刊2巻。
概要
無料漫画雑誌『ヤングエースUP』において佐伯淳一によるコミカライズ連載が2016年2月9日より配信されている。更新間隔は約月に1回ペース。
あらすじ
FPS『Virtual riality Multiple Battlefield(VMB)』をプレイしていたシュバルツは、ミスにより画面外へ墜ちてしまう。意識を回復して目に入ったものはゲームの中にいるはずのない、虫だった。ゲーム上では感じることのない風も含めて戸惑うシュバルツ。呆然とする中、ゴブリンの群れを見つけたシュバルツは戸惑いながら後をつけることにした。ついていくと洞窟に着いたが、そこでは若い女性が襲われていた。堕ちた際に所持していたVMBの装備を使いシュバルツは勝手が違うことに戸惑いながらゴブリンの群れを全滅させ、女性を休室するが……。
登場人物
- シュバルツ・パウダー
- 異世界に落とされた日本人で本名は斎藤漣(さいとうれん)。PC周辺機器メーカーにおいて営業兼セミプロとして活動しており、CAD等も触っていた経験もある。FPS好きが高じて国際大会に出ていた経験もある。シュバルツはハンドルネームで、パウダーはFPSゲーム等で組んでいたチーム名だった。VMB(Virtual riality Multiple Battlefield)という仮想現実世界を用いたFPSゲームをプレイしている際に、異世界へ落とされる。異世界でもある程度VMBの機能が使える事がわかり、言葉が通じなかったが翻訳機能の助けを借りて周囲とのコミュニケーションを図ったり、銃火器の装備の変更ができる、ショップ機能が使える等少しずつ駆使していくことに成る。その際この異世界での異分子である自身の存在と、銃火器を使い圧倒することをチート行為だとして自己嫌悪に陥ることもある。シュバルツという名を目立たなくするために、シャフトやヨーナという変装を用いた別名を使っている。
- アシュリー・ゼパーネル
- メインヒロイン。シュバルツが異世界へ落ちた際に最初に出会った人物。総合ギルドの調査員見習いとして正式な調査員としての試験も兼ねて調査に当たっていたが、ゴブリンの群れに襲われてしまい、それを見つけたシュバルツに救出される。クルトメルガ王国の貴族の家系で総合ギルドの調査員は修行のようなものであった。その後シュバルツとは、迷宮探索資格者試験の試験者と試験官として、緑鬼の迷宮の収穫祭や、城塞都市バルガの領主バルガ公爵家の三女ラピティリカ・バルガの外遊の護衛兼秘書として出会うことになる。しばらくすると総合ギルドを脱退し、家令で領地周辺で暴れていた海賊討伐の任務にあたることになる。
関連商品

![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
関連項目
- 小説家になろう
- カドカワBOOKS
- ハゲP
- FPS
- Web小説
- ヤングエース
外部リンク