マーヴェラス~もうひとつの宝島~とは、1996年10月26日に任天堂がスーパーファミコンで発売したアクションアドベンチャーゲームである。ディレクターは青沼英二。
キャッチコピーは「任天堂初の本格ACT(アクション)アドベンチャーゲーム登場!!」
タグ登録はマーヴェラスのほうが多いので検索はこちらで。 マーヴェラス
概要
授業の一環でキャンプに来ていたズッコケ三人組三人組が、各島に散らばった4つのクリスタルというお宝を集め、海賊にさらわれた先生を救うというお話。謎解き要素が強いアクションゲームであり、ノーヒントでクリアするのは当時の小学生には不可能に近かったのではないかと思われる。
またこのゲームの認知度は低いといわれているが、原因は発売当初、テレビCMを製作・放送していなかったからと思われる。
プログラムは、ゼルダの伝説 神々のトライフォースのスタッフと同じであるため、ゼルダに似ているという意見がある。
ゲームのシステム
- 「サーチシステム」という独自のシステムがある。Aボタンを押すことによって指のポインタが出現、調べられそうな対象にドラッグすると効果音とともに「?」のマークが浮き上がる。これで気になるところを調べるのがメインになる。
- 行動できるのは帽子を被っているリーダーだけである。帽子はRボタンで変えることができ、リーダーを変えて攻略しよう。
- 「チームワーク」により三人が力を合わせてアクションをする。三人組の配置等により結果が変わる。
- ラックロックというものが存在する。100個集めても1UPはしないが、燃料にも貨幣にも大砲の弾にもなる。集めた数に応じてクリア時のランクが変化する。
- ピラックという鳥にラックロックを数個あげることでヒントを得ることができる。謎解きに躓いたらピラックに頼ってみるのもいいかも?
- アイテムはラックロック以外キャラ固定。これによりキャラの個性が際立つ。
- 「親切度(?)」という隠しパラメーターがある。クリア時のランクに影響。他人に親切にするといいことあるかも?
三人組とお供
- ディオン
三人組の一人。トレードカラーは赤。小さくてすばしっこい。走りが得意。
- マックス
三人組の一人。トレードカラーは緑。ふとっちょで力持ち。スポーツが得意。
- ジャック
三人組の一人。トレードカラーは青。のっぽで頭がいい。ジャンプが得意。
- ピラック
鳥。口が悪い。ラックロックをあげることでヒントをくれる。
- ウィンキー
猿。カタコト。特にこれといった活躍はしていない・・・。
各ステージの概要
-
第1章・キャンプ島の夏
主人公たちが最初に訪れる島。ここで操作方法に慣れよう。
- ジーナ先生
三人組の先生。赤いスカーフがトレードマーク。ねずみが苦手。
- キング・ブル
海賊の親玉。パッチーズを子分にしている。
- パッチーズ
海賊の船員。主人公たちを妨害してくる。
- ポリー
小人。犬に襲われているところを主人公たちに助けてもらった。デブ専。
-
第2章・海賊ベンソン
西部劇のような舞台の島。過去と現在を行き来して謎解きに挑む。
- クリストファー・ベンソン
街の英雄になる予定の大海賊。英雄になれるかどうかは主人公たちの協力次第。
- ペンギン
非リアなペンギン。愛に飢えている。
-
第3章・バオバブの木
ジャングルで覆われている島。みんなのトラウマ。
- スミス博士
バオバブの木について研究している。
- フィリップ・マーロー
島に訪れたおっさん 生物学者。ええ男。いいやつ。
- オスゴリラ
島に住むボスザル。28歳。彼女募集中。
-
第4章・リリパット王国
ギンガム王国がある島。たらい回しにされたり、お使いを頼まれたり。アリだー!
- ハザン
ギンガム王国に仕える二頭身の老人。アリ退治を頼まれる。
- ギンガム3世
ギンガム国の王様。ガウンの下にはトランクス一枚しか穿いてない。
-
第5章・ジーナ先生・・・
再びキャンプ島へ。最難関の謎解きに挑む。(ピラックのヒントが使えなくなっている。)
関連動画
関連項目