メタルマックス2:リローデッド 単語


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メタルマックスツーリローデッド

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メタルマックス2:リローデッドとは、メタルマックスシリーズの5作品目(リメイク含む、サーガを含めると9作品目)である。
2011年12月8日よりDSにて絶賛発売中。発売元は角川ゲームス。製作・著作はエンターブレインとクレアテック。
開発はメタルマックス3と同じく、DECOの開発チームが興した会社のキャトルコール。

概要及び追加要素など

荒廃した世界を舞台に戦車で戦うRPG「メタルマックス」シリーズの最新作。
17年ぶりに帰ってきたメタルマックス3の興奮冷めやらぬ中、シリーズで最も人気が高いメタルマックス2が帰ってきた。

今回は「限りなく新作に近いリメイク」となっており、職業などの基幹となるシステムはメタルマックス3をベースとしてユーザーから寄せられた不満点に改良を加えたものとし、SFCで抜けたイベントやサブイベントの追加、新たなダンジョン、新たなクルマ、新たな賞金首が多数用意され、ほぼ原作オリジナルスタッフ自らの手による『初の完全リメイク作品』(←ここ超重要)となった。メタルマックス2壊など無かった。

当然のように新要素がてんこ盛りとなっており、新賞金首として1のダストフランケン(Rのデストロイド)に似たデスペロイド、巨大な植物型モンスターの千手紗華などを始めとした新賞金首が多数追加されている。
3で初登場した要素「クエスト」も3よりも遥かにボリュームアップしており、進め方次第では100種類以上も発生する。(例によって例のごとく、進め方次第ではもう笑うしかないぐらい人が死んだり、外道の片棒を担ぐハメになったりするので気になる人は注意)
メタルマックスの楽しみの中核である寄り道要素が世界中に盛られまくっており、原作よりもさらに自由な冒険を楽しむことができる。
(原作では何のイベントも無かったあんな場所、こんな人物にもスポットが当たり、より奥深い世界観を知ることが出来る・・・かも?)
また、システムの変化に合わせて賞金首の賞金額も増加し、宿敵、テッドブロイラーは原作の6万Gから25万Gまで大幅に増額していたり、斜め移動も出来るようになったり、下画面のマップの拡大縮小が可能になる、など細かい改良点も見逃せない。
公式サイトよりPVが閲覧可能。

原作メタルマックス2と比較すると、タイシャーが完全な和風になっているなど町ごとの特徴が強くなっている。
ダンジョンもアイボリーの薄汚れた感じから青灰色の近代的設備になるなど、前作の3と比較しても全体的にトーンが明るめになり、どちらかと言えばメタルマックスリターンズやメタルサーガに近く、復讐よりも冒険寄りにシフトしている。

 キャラクター

今回は主人公の性別や職業を選択可能になっており、ハンターにした場合のみ専用グラフィックとなる。
また、キャラクターデザインは一新されており、主人公は完全に、仲間は一部特徴を引き継ぎ、NPCは雰囲気を残して新デザインになっている。ジョブ自体は3の職業が続投しており、新たな特技も確認されている。ヌッカの酒場も引き続き登場。その一方で当時のメカニック、ソルジャー(デフォルト名はメカニックは「アクセル」が採用され、ソルジャーは「ミシカ」と新たに命名された。)も専用グラフィックを持っており、当時のように仲間にすることができる。

MM2R男主人公

MM2R女主人公

主人公
デフォルトネームは男主人公が『ケン』、女主人公が『レナ』。
前述どおり職業や性別が選択可能で、ハンターの場合のみ右の専用グラとなるが、能力や成長は汎用ハンターと変わらない。
原作の戦車兵風の外見から一新、名残は身に付けているゴーグルのみ。
グラップラーに両親と育ての親であった女ソルジャー、マリアを殺された推定年齢15歳の少年(若しくは少女)。
冒頭のテッドブロイラー襲撃事件で一命を取り止めた唯一の生き残りであり、両親とマリアの仇を討つために旅に出ることになる。
原作ではイリットと結婚する事で旅を辞めることが出来たが、今回でもそれは変わらず、寧ろ結婚相手が2人ばかり増えている。
レナでも当たり前のように同性結婚出来る辺り、この世界の世紀末っぷりを感じざるを得ない。
書き下ろし漫画ではケンが登場。本編から遡る事五年前、母親イルミに遺言と共に託されたペンダントを手に、母の嘗ての親友であったマリアを訪ねてからの出来事が描かれており、ゲーム内でも漫画中でのエピソードの名残を見つけることが出来る。
尚、発売前に若干の懸念があったレナの人気は、とても10代半ばには見えないスタイルも手伝ってか中々悪くない模様。
某所で18歳未満御禁制な絵が投稿されたり、コミケで薄い本の題材になる程度には。
エルニニョの勘当息子
アクセル
2に登場したメカニック。『アクセル』とは原作のデフォルトネームの一つ。
他には『いじる』や『インディ』や『とらじろ』等があった。
エルニニョのレンタルタンク屋の息子として生まれながら、修理屋で働いていたメカニック。
家族構成は父親と酒場の看板娘をしている姉のメロディの3人家族。
機械弄りが好きだが手癖が悪く、グラップラーのクルマに悪戯したことが原因で牢に入れられ、処刑を待つ身となっている。
2では赤く染めた前髪以外を剃り落とし、ドクロのバックプリントが施された革ジャンを来たチンピラ風の外見だったが、今回では緑髪に前髪だけオレンジ色に染め、胸に大きく『穴』と描かれた金太郎の前掛けにも似た上着を着て、グラサンを掛けた少年として描かれてい
る(筆者推定主人公と同年か±1歳)。能力と成長自体は汎用メカニックと変わらない。

傷跡13個
ミシカ
2に登場したソルジャー。『ミシカ』とは原作には無く新たに名づけられた名前。
原作では『マチョコ』や『あんじゅ』や『ダイナマ』等だった。
露出高めのグラマーな金髪女性と言う『メタルマックスのソルジャー』の典型とも言える外見をしているが、比較的短髪だった2の頃とは異なり、今作では豊かな長髪を蓄えてダイナマイト弓矢を番えた、何処かアマゾネス風の外見になっている。
自称『山猫のミシカ』を名乗る多少は名の通ったソルジャーであり、冒頭で殺されたハンター、隼のフェイの実妹。主人公と同じように、テッドブロイラーを兄の仇として追いかけている。
公式で「ヤワなクルマに乗るくらいなら、下りて戦う!」 と言う無茶な性格付けをされている通り、様々な相手に挑んでは返り討ちに遭い、公式絵からしてその身体は生傷だらけ(仲間になった時点で傷跡が何と13個も付いている)。せめてバイクには乗れよ。
原作ではグラップルタワー屋上から降ってくるだけだったが、今作では屋上でスカンクスに返り討ちに遭うシーンが追加されている。
仲間になった時はレベルの割りに弱いが、レベルが上がれば直ぐにステータスは追いつくので問題無し。
彼女も能力と成長は汎用ソルジャーと変わらない。
ポチ
ポチ
2に登場した柴犬。マド北の保健所跡に出来た犬の村にいる。
他シリーズ同様に大破壊前に作り出された知能強化犬の子孫で、話しかけると仲間になる。
赤茶っぽかった外見は、他の犬同様の色に変更された。公式絵の毛並みがやたらモフモフしている。
2では真っ先に死ぬ事が多かったが、3同様ポチタンクのお蔭で易々とは死ななくなった。
今作では3のようにポチの他に仲間になる犬(犬の村に居るモブ犬ではない)も居る。
代表格としてはタイシャーの街に居るぬめぬめ細胞好きな秋田犬のハチがそれに当たり、他にも戦って従えるドーベルマンが居る。
尚、登場する犬種ごとの能力の差は無い。仲間になる際の加入レベルでの能力差はあるが、最終的には3匹とも横一線になる。
昔はわんわんグルメで強化しない限り弾除け代わりとマスコットくらいにしかならなかったが、圧倒的な素早さとポチタンクで底上げされた頑丈さと強力な特技を活かし、パーティの切り込み隊長的存在として活躍する事も多くなった。
鍛えれば下手なソルジャーやレスラーよりも強くなる上にAIも賢く、属性武器があれば常に相手の弱点属性を突く攻撃を心がける。
武器攻撃が有効でないと判断すれば、じゃれて相手の動きを封じたり、最終特技『突進』で大ダメージを狙ったりする。
特に、敵に先手を取られても動けるのが非常に大きな強みで、先手を取られたと思ったら逆に敵を全滅させていた、なんてことも。
逆に動いて欲しくない時は、頭防具「お座りキャップ」を装備させるか、戦車があるなら戦車に同乗させると戦闘中でもじっとしている。
金食い虫
他のシリーズでもちょくちょく顔を出してきた、インテリアショップで買える不思議な生物。
お金を与える事で成長するのはシリーズ共通だが、今作ではそのまま仲間に入れることが出来るようになった。
仲間に入れた場合は経験値の代わりに入手したお金を食べる事で成長し、レベルアップしていく(獲得金額は減らない)。
仲間になる場合は犬枠だが、武器と犬系装備は装備不可能で、装備できる部位は頭と身体とアクセサリーのみ。
容姿は冷蔵庫(冷気)、箪笥(音波)、ドラム缶(火炎)の三種のいずれかで、それぞれに対応した通常攻撃を行う。
攻撃力は犬より高いが素早さが低く、特に防具が限られているため防御力がポチに比べて恐ろしく低い。
加えてポチタンクのような耐性強化アクセサリーも無いため、余程鍛えない限りは原作2の犬にも劣らない死にっぷりを見せてくれる。

サブキャラクター

不死身の女ソルジャー

マリア
『不死身の女ソルジャー』の異名を持つ凄腕の女ソルジャー。
主人公の育ての母とも言える人物で、幼い頃の親友であった主人公の実母であるイルミの遺言により天涯孤独となった当時10歳の主人公を引き取り、主人公は彼女によって戦いの基礎を仕込まれた。
冒頭、マドの町でグラップラーに対する用心棒として雇われたが、テッドブロイラー襲撃時に最後の最後まで主人公を庇い続け、不死身と呼ばれた凄腕のソルジャーも遂にその命を落とす。
厳しくも優しい女性であり、主人公にとってのたった一人の家族として師として、その成長を見守り続けてきたが、その終わりは余りにも突然に、そして呆気無く訪れたのだった。
フェイ
『隼のフェイ』の二つ名で知られる凄腕のハンター。後に登場する女ソルジャー、ミシカの実兄。
マリアとは昔から交友があり、マドの町の用心棒としての仕事を彼女に持ってきた人物。
ハンターながらクルマは持っていない模様。(書き下ろし漫画でマリアを訪ねた時も、オープンカータイプのレンタルタンクだった)
マリアに恋心を抱いていたが、気持ちを伝える事が出来ずに居た。書き下ろし漫画でその辺りが描写されている。
「他人の為に戦って死ぬなんて馬鹿らしい」とミシカには言っていたようだが、奇しくも彼が死んだのは「他人の為の戦い」だった。
マドでの戦いを終えたらマリアに気持ちを伝える心算で居たらしいが、それが叶う事は遂に無かった。
アパッチ
『鉄の男アパッチ』の異名を持つソルジャー。マドの町のグラップラーに対する用心棒として雇われた人物の一人。
原作では主人公にハンターになるように勧めたが、2Rではシステムの違いから台詞の内容が異なっている。
フェイ、マリア達と同じく、マドでの戦いで命を落とす。
ガルシア
『暴走バギーのガルシア』と呼ばれるハンター。マドの町のグラップラーに対する用心棒として雇われた人物の一人。
性格はお世辞にも良いとは言えない絵に書いたようなチンピラで、小汚い言葉の端々からも三下臭が滲み出している。
マリアや主人公を揶揄した際に、マリアによって殴り倒されている。
他三名と同じようにマドでの戦いで命を落としたかに見えたが…此処から先は原作経験者ならばご存知の通りである。
因みに女主人公でプレイしていると、原作で「クソガキ」呼ばわりされていた所が「コムスメ」になっている等、細かい変化がある。
イリット
マドの町で修理屋を営む老メカニック、ナイルの孫娘。カルと言う弟が居る。
献身的な少女で、グラップラー襲撃事件ただ一人の生き残りである主人公を、三日三晩寝ずに看病し続けた。
原作通り、家に戻ってきた主人公を泊めてくれる他、3のシセのようにお弁当まで作ってくれる。
物語を進めると、彼女と結婚すると言う形でエンディングを迎える事が出来る。
サキ
デルタ・リオ東にある海の家で、祖父のベネットと二人で暮らしている。美人過ぎるハイテク海女としてちょっとした有名人。
祖父の命がもう長くない事を知り、祖父の為に海に沈んだ祖母の形見である銀のオルゴールを探してハンターを募っている。
オルゴールを見つければ、彼女と結婚してエンディングを迎える事が出来る。当然断る事も可能だが、何時でも結婚出来る。
その後も主人公が訪ねて来れば快く泊めてくれたり、お弁当を作ってくれたりする。インテリアも送れる。
最初は普通の口調なのに、やたら甘ったるい口調でものすごい勢いで此方にベタ惚れしてくる上に、事あるごとにキスしてくるキス魔。
しかし、サルベージで拾った物を売ってくれることがあり、此処でしか手に入らないものもある。
セシル薄幸のカトール売り
イスラポルト入り口でカトールを売っている少女。入り口近くのマンホールの中で兄のダンと二人暮しをしている。
病弱で持病を抱えており、彼女絡みのクエストでは薬等の調達を頼まれる事が多い。
此処でもある程度クエストを進めれば泊めてくれたり、インテリアを送る事も出来るようになる。
兄のダンは最初は主人公を疎んじているが、クエストを重ねて行くに連れて徐々に此方を受け入れてくる。
彼女の所で何度か泊まると、手作りの帽子やら手袋やらをくれるが、これらを全種類装備すると男らしさが何と合計339も増加する。
想いを寄せてくれている女性の手作りの服で身を固めて人前を堂々と歩く人間を、男らしいと言わずなんと言おうか。
その為、男キャラの男気パンチの威力の底上げに非常に役立つ。または女キャラのサロンド乙女への入場券代わりにどうぞ。
最終的には彼女とも結婚してエンディングを迎えられるのだが……その内容は自分の目で見て確かめて欲しい。
ドラムカン(仮称)
時々転送事故(と思われる)で、遥々アシッドキャニオンまでやってくる前作メタルマックス3の主人公。
転送装置のある部屋に入った時に一定確率で出現し、「何処だ此処は? 俺は誰だ?」と自問して、また帰って行く。
恐らくは3のプレイヤーに対するファンサービス。此方に来る度に3の賞金首のレアドロップを含む色々なアイテムを落とす。

グラップラー四天王

スカンクス
グラップラー四天王の一人。マシンガンと手榴弾で武装した四つ腕の猿で、人の言葉を解する知能を持つ。
序盤に於けるグラップラー最大の拠点、グラップルタワーの最上階にて、此方を待ち構えている。
前述通り、猿ながらソルジャーのミシカを苦も無く返り討ちにする程に戦闘能力は高い。
機嫌を損ねると部下さえ殺す為、グラップラーの一般兵からは恐れられている反面、非常に疎んじられてもいる。
攻撃手段はマシンガンの射撃と手榴弾の投擲の他、常に雑魚のグラップルアーミーが乱入してくる。
主にソルジャーの特技を駆使し、おたけびで攻撃力を上げてのマシンガンのダブルアタックがかなり痛い。
必殺技のスカンクスハリケーンは全体に手榴弾を投げまくる強力な攻撃で、「みだれなげ」に該当する。
元はモンキーセンターで人気者の猿だったが、ボス猿の権力闘争に敗れて落ちぶれる。後に大破壊が起こり、その最中にブラド産業の手によって他の猿共々捕獲され、生体実験の材料にされた。その際に高い知能と戦闘能力を手に入れたものと思われるが、他者に対する攻撃的な性格は、権力闘争に敗れた際の妬みや恨みが根底にあるのだろうか。
また、スカンクスコピーと言うスカンクスのクローンが居り、行動パターンはほぼ一緒だが、必殺技がスカンクスタイフーンになっている。
カリョストロ
グラップラー四天王の一人。マントを着込んだ怪人で変装の達人。カリョバトラーと言う戦車に搭乗する。
デルタ・リオでのイベントで、デビルアイランドから脱走したエバ博士を連れ戻すために登場し、後にダーク・カナルで戦うことになる。
恐らくリメイク前と後で大きく変化した敵の一人であり、原作をやり込んだユーザーほど大きく躓く箇所の一つだと思われる。
アーチストの特技を使用し、カリョバトラー搭乗時は砲弾演武での8回攻撃が追加されている。
戦車を壊して生身にしても、暗黒舞踏による強烈な連続攻撃と、着ぐるみゲージツの「ソプラノ歌手になって攻撃」を使用してくる。
必殺技のカリョストロフラッシュはダメージこそ原作より低いが、電撃属性でパーツを破損させてくるなどかなり厄介。
また、原作にもあった「死んだフリ」もしっかり使用するが、これもアーチストの特技の一つである。
とある攻略本で「戦車から降ろしてしまえば、後はそのまま勢いで勝ててしまう」とまで言われていたのはもはや過去の話。
戦車に乗ってようが戦車から引きずり下ろそうが、半端なレベルや戦車装備では装甲タイルが溶けるように剥ぎ取られて行く。
よく訓練されたアーチストを敵に回すと如何なるかを身を以て教えてくれる強敵である。
ブルフロッグ
グラップラー四天王の一人。ブタとカエルを掛け合わせたような外見をしている、デビルアイランドの責任者。
こちらもリメイク前と後で大きく変化した敵の一人であり、リメイク前の口調は普通だったが、今作では喋り方がかなりウザイ
相変わらず馬鹿でかい釣り針をぶら下げてくるが、その前に一度白兵戦での戦闘を挟むようになった。
その後本格的に戦う際には、ブルクルーザーと言う戦車に搭乗して戦う。
主にメカニックとレスラーの特技を駆使し、ブルクルーザー時にはタイル命で戦闘中に装甲タイルを張り直してくる。
戦車から降ろしても、ミサイルや毒ガスの他に、ゆるめるで戦車の防御力を下げ、解体でこちらの戦車を一撃で破壊してくる。
また、原作で言う所のブルタックルに相当する、ジェットハット(と、思われる)のダメージも侮れない。
テッド・ブロイラー
グラップラー四天王筆頭格にして、主人公やミシカにとってはマリアやフェイの仇である不倶戴天の怨敵。
18年の時を経た今作でもその恐ろしい強さは健在・・・否、より凶悪になって帰ってきた。
詳細は個別記事参照。

職業

メタルマックス3と同じ6職業が続投している。

基本的に覚えるスキルは3据え置きだが、職業によっては新特技を覚えているものもある。
今回はサブジョブシステムがあり、サブジョブをセットすることでほかのジョブの特技も使用できる。
物語序盤で使用できるようになり、ステータス画面で自由に付け替えが可能となる。
サブジョブをセットすると本来のジョブ以外にサブジョブの経験値も少しずつ貯まっていき、サブジョブもLvに応じて本来そのレベルでそのジョブが使用できるのと同じ能力も使用できるようになる。
特技によっては、サブジョブを変えても使用出来る物もある。(サブをハンターにして覚えた「囮よせ」が、サブをメカニックに変えても使える)
また、メインとサブを同じ職業にすると回数制限のあるスキルの使用回数が増える。
メイン職業ごとに敵に対するダメージ補正があるため、同じ攻撃力でも与えるダメージが違うことがある。

ハンター
歴代の主人公(2R・MSNF除く)にもなっているシリーズ定番職。戦車の扱いに掛けては全職中ナンバーワン。
回避率を上げる「ゴーストドリフト」や、選んだ武器で2~3連続攻撃する「電光石火」など戦車用スキルを多く覚える。
今回はラッシュ以外に主砲1を乱射する戦法が登場した事で、「ねらいうち」や「電光石火」の重要性がアップしている。
今作では改造の自由度が上がったため「全門発射」の利点は薄くなったが、戦車戦のダメージソースとしての役割は変わっていない。
3にあった「しろうと修理」は無くなったが、代わりに新特技の「囮よせ」を覚えている。
文字通り狙った敵をお取り寄せするもので(偶に失敗する)、チャレンジハントや経験値・金稼ぎに活躍する。但し海では使用不可。
戦車から瞬間的に乗り降りしてアイテムや白兵武器を使う「ハンターマジック」が、3では使用回数制だったのに対して、今回はパッシブスキルとして常に発動している状態にあり、回数制限が無くなったのも大きい。
戦車が無くとも白兵戦ではレスラーやソルジャーに次いで三番目に強く、そのままでも白兵戦の補助的な役割は出来る。 
腕力は低いが戦闘レベルがそこそこ上がり、装備も豊富で素早さも悪くないため、サブジョブをソルジャーにすると白兵戦に強くなる他、バイクの性能を100%引き出して戦う事が出来る。
サブジョブとして使う場合、「ハンターマジック」が地味に便利で、バイクが無くても白兵戦メインのキャラの身の安全を確保出来る。
戦車系の敵に対して補正がかかり、他の職業よりダメージを期待できる。
メカニック
シリーズ定番職。修理のプロ。破損したパーツやシャシーを直せる。白兵戦は全職中最も苦手だが機械系の敵に対しては強い。
レベルが上がると大破も直せるようになる他、戦闘中でのタイル貼りや修理が可能になる唯一の職業である。
今作はパーツ破壊をしてくる敵が多く、賞金首などと長期戦を行う場合は非常に重要な職業となる。
今回はサブジョブシステムがあるため、メインにするには防御面でのステータスの低さや装備の貧弱さが問題になるが、運転レベルがハンターに次いで高いため、サブジョブをハンターにすると戦車戦での有用性を高める事が出来る。
白兵戦の際は機械系に対しては「ゆるめる」や「解体」が大活躍するものの、広範囲に攻撃できる武器に乏しいなど機械系以外に対しては如何しても力不足になりがちな為、パーティを固定している等の理由で白兵戦をしなければならない時は、いっそナースをサブにして回復役に回してしまっても良い。また、「解体」の使用回数を増やす目的でサブジョブもメカニックにすると言う選択肢もアリ。
機械系の敵に対して他の職業よりもダメージ補正が掛かり、ハンターほどではないが戦車系にも補正がかかる。
ソルジャー 
シリーズ定番職。白兵戦を得意とする戦車で入れないダンジョン攻略の友。
高いステータスと豊富な装備品が強み。運転は苦手だが、人間用武器で攻撃出来るバイク系シャシーとの相性が良い。
更に特技をバイク乗車時でも使えるようになった為、3よりもバイク戦闘が得意になった。
また、戦車戦闘開始時のアイテム使用要員(煙幕など)としても、高いHPのため重宝する。
「速攻」と「派手なカカシ」が無くなったが、「おたけび」に「速攻」の効果が乗る上、新しくレベル1から覚える特技「武器の知識」のお蔭で、人間用武器の攻撃力が増加する事に加えて、新特技「人間パトリオット」で、生身で砲撃やミサイルを迎撃出来るようになった。
素の能力が高いのでサブジョブをつけると強く、基本的にどのサブジョブを付けても死に特技が無い。
ハンターにすればハンターマジックでバイク要らず(特技は使えないが)、メカニック・ナースにすれば被ダメを気にせず修理・回復可能、アーチストにすれば金粉ゲージツや暗黒舞踏で白兵強化、レスラーは後述と、実に隙が無い。
また、ソルジャーとしてのスキルも強いので、肉弾戦が苦手なクラスにサブジョブでつけておくと、白兵戦が幾らか戦いやすくなる。
環境があるなら3からマグナムガデスを3丁持ち込むか、環境が無くても周回プレイでグロウインの目玉を3つ集めて、サブをレスラーにした上でヨコヅナオーラ+ドラムストレッチからぶっ放すと幸せになれる。
どんな種類の敵に対しても若干の補正がかかるため、敵を選ばない強さがある。
ナース
3からの続投。回復アイテムの効果が2倍になるパッシブスキル「薬の知識」を持ち、最終的には死者さえ蘇生出来るようになる。
「モーレツ介護」で回復アイテム無しで味方を回復したり、「戦場の天使」で回復アイテムを味方全員に使用できる。
戦車戦がやや得意で戦車修理に長けたメカニックの対になっており、此方は白兵戦がそこそこ得意な人間回復のスペシャリスト。
機械を一撃死させるメカニックの「解体」同様、此方は生物を一撃死させる「禁断の注射器」が使える。
相手をバイオ系に限定すれば、状況次第では白兵戦ではハンター以上には強いかもしれない。
他の職業に比べて素早さがズバ抜けている為、先んじて回復アイテムを使える事が多いが、運転レベルはソルジャーに次いで低い。
3の時にあった特技「緊急手術」は無くなってしまったが、代わりに覚えた新特技「オーバードリップ」は毎ターンのHPを少しずつ回復させるもので、炎上、凍結、酸対策を怠った際に毎ターンのHP減少を抑えることが出来るため、非常に便利。
サブジョブにつけておくと白兵戦での立て直しが容易になるので是非つけておきたい。
更に、サブ時に覚えた「薬の知識」は、サブジョブを変えても適応されるので、是非覚えておこう。
逆にメインではHPがメカニック並に低い上運転レベルも低いため使いづらいが、最後に強力な装備が手に入る事がある。
バイオ系に対して最高の補正がかかるため、条件さえ合えば他の職業とは比べ物にならないダメージを期待できる。
レスラー
3からの続投。ソルジャーと同じく白兵戦が得意、要するにFFのモンクである。
こちらはボス戦要員の色が強く、瞬間火力と最大HPならばソルジャー以上。
ドラムストレッチで攻撃力を上げてからの台風チョップの威力は強烈で、状況次第では戦車の主砲をも上回る。
その反面、装備できる武器が少なく、スキルを使用しないと単体攻撃しかできない。
運転レベルは最低クラスで、乗車時の利点が範囲攻撃と壁程度であるなどクルマの扱いは苦手だが、最終特技「ヨコヅナオーラ」を纏えばもはやそのようなものは必要ない。と言うか、範囲攻撃出来るだけで十分とも言える。
非常に頑丈な分素早さに劣るが、ナース等をサブジョブでつけておくと、攻撃を喰らった後に即回復出来ると言う利点も。
反面、レスラーの特技は大半が腕力依存であるため、サブジョブとして使うには職業を選ぶ。
有効活用できるのは多彩な武器と「ダブルアタック」「ぶっぱなす」を持つ、同じく白兵戦がメインのソルジャーぐらいだろう。
バイオ系に対して若干の補正がかかる。
アーチスト
3からの続投。砲弾作成や戦車改造ができる「ゲージツ」のスペシャリスト。
他の職業と異なり男女とも「カワイイ」と形容すべき外見も含め、一見するとかなりのイロモノ。
全体的にステータスは低めなものの人間、クルマ両者のスキルをバランスよく持っており、痒い所に手が届く職業。
人間ではマイク(音波属性)による範囲攻撃に長け装備もそこそこ多く、「暗黒舞踏」による連続攻撃が強力。
戦車に乗れば「砲弾演武」で連続射撃を行い、破損程度ならば「復元ゲージツ」で修復可能。
万能故にサブジョブシステムの割を一番喰った職業ではあるが、ハンター同様メインサブ共に安定性は良好。
前作の最終特技だった「爆発ゲージツ」の代わりに覚えた「金粉ゲージツ」による属性攻撃に対する抵抗力の向上は、ソルジャーやレスラーと言った白兵戦メインのキャラには地味に嬉しい。
実は暗黒舞踏の方が台風チョップより同腕力時の威力が高いため、レスラーのサブをアーチストにしてヨコヅナオーラ+ドラムストレッチから暗黒舞踏に繋ぐと、それはもう素敵なダメージが飛び出す。
あまり補正の恩恵がないが、多彩なスキルがそれを補っている。

戦車

メタルマックス3で不評だったデチューン不可が解消され、戦車を改造前に戻せるようになった。
改造は2と3の折衷形式になっており、3の「穴のパターン改造」でクルマを大きく改造し、そこから2のように重量や特殊弾倉の増減、荷台の増加(これのみ減少不可)、穴の個別改造など細かい改造が可能となっている。
それに伴い、これらの改造を行いやすくするため改造費が大幅に安くなっている。

戦車はガルシア号ことバギーや野バス、レオパルト等の旧作おなじみのクルマに加え、白バイやスーパーカー等の新車も登場。
さらに、ダブルエンジンのほかにCユニットを2つ積むダブルCユニットがあり、この2つは両立不可能であるとされているため3で使いにくかった非戦車戦闘車両が使いやすくなった。
Cユニットのプログラムも、穴1の武器の発射数を上げて連射出来るようになったりするなど、3以上に細分化されている。
また、パーツに「特性」が付与されているものがあり、タイヤ車両に積むと積載量がアップする「カーボーナス」がついたエンジンや、3にあった「タキオンレーダー」がクルマの能力を上げるSEになっていたりと装備の特性が幅広くなっている。

さらにバイク以外の戦車には複数人乗り込む事が可能で、複数乗ると1台の戦車で乗っている人数分の行動が可能になる。
ただし、敵の攻撃も集中するため結果的にSPが不足しがちになり、弾の消費も速い為一長一短である。
尚、基本的に何も出来ないが徒歩で可哀想だったポチを戦車に乗せて、敵の攻撃から保護してやる事も可能。
…むしろ戦況調整中に勝手に攻撃してしまったり、吠えかかって逃がしてしまうことを防ぐための場合が多い気もするが。

バギー
冒頭で登場したガルシアが乗っていたバギーを修理したもの。デフォルト名は「ガルシア号」。
原作で最初に入手できる車だったが、今回はストレイドッグがある為、2番目になる可能性もある。
4人乗り可能なため序盤から安全に冒険が出来る反面、ダブルエンジンが不可能で、
車体が軽いから戦車より重武装できるという、現実的には不可解すぎるメリットはなくなった。
カーボーナスやタイヤボーナス付きのエンジンを装備すれば多少はカバー出来るが、それでも限界はある。
穴1をフリーSEにできるため、ATM緋牡丹あたりを積んでラッシュするのもありか。
装甲車
例によってサースティ南東の山沿いの砂漠に埋まっており、原作ではノーヒント同然の為に気づかない人も多かった、あの装甲車。
デフォルト名は「スナマミレン」。原作版メタルマックス2の説明書で装甲車に名付けられていたものである。
今回はゲーム中にも極僅かながらヒントがあり、砂漠を探索するクエストもあるため偶然発見できる可能性も高い。
(説明書の名前から砂地に埋まっていることは推測出来るが、2・2Rの舞台のアシッドキャニオンは砂地だらけである。とある攻略本では戦車紹介のページで「タワー号」と名づけられているため、グラップルタワーの近くにあるらしいことまでは何とか想像出来る)
ウルフ
シリーズの看板、皆大好きメルカバモデルの真っ赤な戦車。
ブラド博物館改めヴラド博物館に展示されており、昔はチーフテンに近かったが、今回は他シリーズ同様メルカバモデルになった。
原作同様、序盤はエンジンのパワー不足に悩まされるが、バザースカでタイガータービンが手に入る店パターンならば、戦車ボーナスの特性と相まってすぐにでも一線で活躍できる。
パターンが合わないときも、砂漠を掘り返して手に入るトルネードをトルネードⅣくらいまで改造すれば、当分エンジンに困らない。
シャシー改造は3でも好評だったダブルキャノン&ウルフスパルク搭載でバランス重視のRウルフ系と
フリー穴重視のSウルフ系の二つに大別され、全門主砲のSウルフⅤFのみ特性が「キャノンラッシュ」になる。
原則として大砲・機銃・SEのバランス型、または大砲特化を得意とするどこまでも戦車らしい戦車である。
野バス
原作におけるイロモノ枠であった、無人コンピュータの野生化したバス。
今回はマップが広くなった上、道路跡がはっきりしなくなっているためバス停探しにかなり苦労することになる。
ダブルエンジン不可だがダブルCユニットが可能で、全ての穴が大砲・機銃・S-E穴に換装可能という自由度の高さが魅力。
穴1をS-E穴に換装して多段系SEを積み、ストライク系Cユニットで固めて電光石火するも良し。
全部機銃穴にして、前作のパトカーよろしく255回超改造軽量機銃×5のようなロマン装備にするも良し。
主力にしないのならば、デフォルトで一番多い荷台を活かして荷物持ちにさせるのも良し。好きに活用しよう。
今作では装甲バスと言った外見だが、ペイント屋で色を塗ってもらうと物によってはとんでもない外見になる。
ストレイドッグ
メタルマックス史上ぶっちぎりの最安値で買える超お買い得なバイク。アメリカンバイクのような外観をしている。
マド南東の新しく追加されたトレーダーキャンプにて、僅か1000Gぽっきりで売っている。
デフォルト名は黒いバイクの見た目そのまんま「黒バイ」。人によってはガルシア号よりも先に取った人も居るのでは?
そのままでは穴が一つも開いていないので、一番最初のシャシー改造屋があるバザースカまでは、文字通り壁代わりに使う事になる。
穴の自由度はあまり高くないが、固定武装のS-Eがそれなりに強力で、2連射かつ高威力で迎撃まで出来るライダーミサイルⅡ、3連装高威力、最終的には2つ装備できるハイウェイボマーII、軽量の全体無属性弾数無限なレーザーレーサーと、実に多彩。
合わせてお好みのS-Eを積んでS-Eラッシュをすれば、車用スキルが無くバイク担当になりやすいソルジャー、レスラー、ナースの戦力として充分すぎる働きを見せてくれる。
白バイ
復讐のバイク。正面時の歩行グラフィックで、カウルが光を反射するのが芸コマ。
マドから遥か東の名も無い酒場で請けるクエストで貰えるが、クエストを請けるにはある程度の有名度が必要。
こちらは入手時からちゃんと武装が施されている。また、クエスト終了前にこのバイクを調べると鍵がついている事が分かり、メタルマックスの世界でクルマを放置しても他人に持っていかれないのはクルマに鍵がついているお陰だと判明した。
ストレイドッグ同様固定S-Eが強力で、一部ストレイドッグと被っているが、それでも十分に強い。
今作のバイク型シャシーはコレと黒バイしかないので、3人でバイク旅したければレンタルタンク屋でサイファイを買い取ってこよう。
ゲパルト
タイシャーに祀られている偽りの戦神。ダブルCユニットが可能なシャシー。
SFC版では正面に大砲をつけるという衝撃のビジュアルだったが、今作では首尾一貫して対空車両になっている。
穴1に高性能な対空固定武装がつき(複数から選択可能)残りの穴に機銃やSEを装備出来るので
穴1の武装に合わせてバルカンラッシュやSEラッシュで攻めるのがセオリーであろうか。
ダブルエンジンも可能なので、かなりの破壊力が期待できる…と思ったら、実は今作の最強候補の一角であることが判明。
穴1に高威力・2回攻撃・弾数無限・電撃属性・非迎撃対象の固定装備、ドリルブラストIIのみを付け、ストライク系Cユニットを2つ積んで3人乗りで電光石火すると、トチ狂ってるとしか思えない恐ろしいダメージを叩き出す。
最高で1ターンに(2回*(1+2+2連射)*4回電光石火*3人=)120発の無迎撃攻撃となり、レインバレーの雨による電撃強化補正があるとはいえ、HPの塊である軍艦サウルスですら瞬殺せしめるバランスブレイカーっぷりはまさに戦神…否、雷神である。
ストライク系Cユニットが足りない場合は、代わりにCユニット『アクティブハリー』を積んでダーティラッシュをするのも可。
…電撃に抵抗する相手にのみ注意が必要ではあるが。
エレファント
何者かが遺した近未来チックな重戦車。新ダンジョンのヘルメツ島に保管されている。原作では最後に手に入る戦車だった。
昔は入手場所がラストダンジョンの深部と入手時期が遅過ぎ+車体重量が重過ぎで殆ど使う人が居なかったが、(余程フリーダムな進め方をしていなければ)入手時期が大幅に早まり、ダブルエンジンが実装された事で重量問題が克服され、昔の不遇っぷり何処へやら、第一線で活躍できる性能を手に入れた。18年の時を越えて、遂に時代がエレファントに追いついた。
初めから完成されているため、穴の個別改造は可能だがパターン改造は存在しない。
未来戦車に相応しくSEが得意で、弾数無制限のドリル系SEを固定武装として多く装備できる為、続戦能力と火力が両立出来る。
エレファントと言うよりホワイトタイガー(R)+ディノヒウス(3)と言った趣である。
マンムート
いきどまり洞の奥に水没している自走砲。
原作では影が薄いわ重いわ、だのに防御を最大まで改造しても防御がウルフ以下だわ、エレファントに並ぶ不遇の戦車だった。
だが今作ではダブルエンジンが可能となり、シャシー改造で得られる固定大砲と固定SEがかなり強力で、本当にこれがあのマンムートなのかと驚く事間違い無し。特に固定SEの迎撃電光象牙は6t程度と軽く、しかも弾数無制限と言う超優秀な迎撃SE。
エレファントの例にもあるように、どうも今作では原作で不遇だった戦車ほど強力になっている傾向があるようだ。
改造はフリー穴重視のマンムート系と強力な固定武装がつくマストドン系の2パターンに大別される。
固定武装の第1ヤマト砲と第2ヤマト砲を同時に装備すると、賞金首のダイダロスを小型化したような外見になる。
唯一の欠点としてダブルCユニットには出来ない事が上げられるが、余りデメリットは感じられないか。
余談だが、2のようにマンムートの水没している地底湖の右上から、壊れる壁を無視して入手することは出来なくなっている。
バトー戦車
主人公の友達、バトー博士に作ってもらうオーダーメイド戦車。
博士に笑われながら設計図を書き、必要な量の鉄クズを集め、一晩オアズケされる事で完成する。
戦車の外見や穴の種類、特性などをかなり自由に設定できるが、穴1は大砲で固定。博士のこだわりだろうか。
集める鉄クズは20トン程度で済む事もあれば、性能を欲張ると下手すると100トン以上集めなければならない事もある。
だからと言って鉄クズをケチろうと設計段階で性能を抑えて作ってから、後々シャシー改造屋で強化しようと思ってはいけない。
何とこの戦車、シャシー改造屋での改造が出来ないのである。
勿論作り直そうとすれば先に作った戦車の分の鉄クズは無駄になり(筆者はそれで鉄クズを25トン程無駄にした)、その分余計に鉄クズが必要になる。今作では鉄クズを拾えるポイントも多く、機械・車両型モンスターも鉄クズを落としやすいので、強い戦車が欲しければちゃんと性能を欲張って、キッチリ鉄クズを集めてこよう。
レンタルタンク
シリーズ恒例のレンタルタンクだが、戦闘後に徴収される料金が一定金額を超えると一台購入することができる。
購入した戦車は他の戦車同様改造することができ、料金を払いなおせば買いなおす事も可能。
車の性能はそれぞれのシャシー性能に順ずるものの、レンタルタンク限定で3にも出てきたサイファイと、今作初登場のスーパーカー、ダブルエンジンの野バスといった独自性のあるシャシーも存在する。
ゼロ
あるところに埋もれている今作のイロモノ枠。かつてバトー博士が作ったのだろうか?
デフォルト名「一輪戦車」から解る通り、下半分全部キャタピラで脇から大砲が出ている、所謂菱型戦車であり、
イロモノとしては若干地味ながらも、小さくてかわいい見た目がなかなか魅力的。
(と言うか、3のソイヤウォーカーがイロモノ過ぎたと言う説が極めて濃厚)
車体が軽くシャシー特性でダブルストライクを持っているため、穴1を乱射する戦法に向いている。
デフォでダブルエンジンだがダブルCユニットにも出来る為、ストライク系Cユニットで固めてバースト砲乱れ撃ちと言うのもアリ。

MM3との連動要素

MM3で手に入れた「人間装備」「戦車装備」をMM2Rに持ち込むことが出来る「タキオンテレポーター」というものがあり、タキオンマターを消費する事で3のアイテムを持ちこむことができる。
一部アイテムは持ち込めなかったり、性能が変化したりする。
また、MM3のネタがいくつか入れられていたり、3の賞金首がザコ敵で登場したりする。

関連動画

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • メタルマックス2
  • メタルマックス
  • メタルマックスリターンズ
  • メタルマックス3
  • メタルマックスシリーズの賞金首一覧
  • メタルサーガシリーズ
  • メタルマックス2改 こんなモンは無かった!
  • 戦車
  • ドラム缶
  • 先割れスプーン

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最終更新:2025/12/08(月) 19:00

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