ヨゼフ・スーク

ヨゼフ・スークとは、

1. 19世紀末から20世紀に活動した作曲家、ヴァイオリニスト（1874～1935）。本稿で解説。
2. 20世紀に活動したヴァイオリニスト（1929～2011）。1の孫でドヴォルザークの曾孫にあたる。

である。

概要

プラハ音楽院でヴァイオリンをベンネウィツ、室内楽をウィハン、作曲をドヴォルザークに学び、ドヴォルザークの娘・オティリエと結ばれる。最初はスーク弦楽四重奏団、次いでボヘミア（チェコ）弦楽四重奏団を組織して40年間にわたって第2ヴァイオリンを務めていた。1922年から母校の作曲家教授となって後進育成に励み、晩年には音楽院長も務めた。

作品はあらゆる分野に及び、ヴィーチェスラフ・ノヴァークとともにドヴォルザーク楽派の代表的な人物だった。ヴァイオリニストであっただけではなくピアノの名手であり、器楽曲をいくつか残している。

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