ワイリー・コヨーテ

ワイリー・コヨーテとは、天才的な頭脳と類まれなる技術を持ち合わせた、アクメ社をこよなく愛するコヨーテである。

概要

ルーニー・テューンズのスターキャラクター。
ロードランナーを追い回し、自分の腹の中に収めるために生け捕りにすることを生き甲斐としているコヨーテ。

荒野に住んでおり、荒野を駆けまわるロードランナーを見つけてはあの手この手で攻撃を仕掛ける。
非常に賢く、計算式や物理法則などを用いてロードランナーに攻撃を仕掛けようとすることがよくみられる。
くわえてその多彩かつ優れた才能は人間をもはや超越しており、通信教育の空手の本をちょっと見ただけでサボテンが割れるようになるなど飲み込みも早い。
主にこの頃の短編アニメーションと言えば加害者となったキャラクターが被害者によって逆に散々な目に合わされたりすることが多いが、 コヨーテはその法則に当てはまらない。

何故ならロードランナーは走るのが異常に早く、ちょっと奇跡を起こすのが得意なだけで、コヨーテに対して自ら危害を加えることはほとんど稀だからである。
（加えたとしてもそのほとんどが通路上にコヨーテがいたため轢いてしまうのが主）
コヨーテが酷い目にあう理由の大半は、ロードランナーに攻撃を仕掛けようとする前に自滅するパターンが占めると言っても過言ではないだろう。つまりロードランナーと顔を合わせる前に自らダメージを受けてしまうのである。

特に崖落ちは定番中の定番とされ、一話のうちに5回以上崖落ちで撃沈している話すらあるほど。

また、彼の愛するアクメ社の商品はその多くが欠陥品であり、ことごとくロードランナーに商品を使うという番になって不良を起こす。

これだけ優秀なのであれば「もはやロードランナーなど諦めて普通に暮らしたほうが良いのではないか」というツッコミがよくみられるが、もはやロードランナーを生け捕ることは彼の人生における命題なのである。

ちなみに数作のみ、バックス・バニーを追いかけていた時期もあった。
（単純にロードランナーの代わりをバニーが務めただけ）

関連動画

関連商品

関連項目

• ロードランナー
• ルーニー・テューンズ
• 才能の無駄遣い
• アクメ社