万事屋とは、『銀魂』の主人公坂田銀時が営む職業である。正式名称は「万事屋銀ちゃん」。
金さえ貰えればガキのお守りでもババアの介護でもなんでもやるというスタンスの、いわゆる「何でも屋」。
現在のメンバーは坂田銀時の他に、志村新八、神楽、定春の3名+1匹。
基本的に電話一本、もしくは直接訪問により依頼を受け付ける。
ある時は製造機に巻き込まれたハムを助けたり、またある時は謎の妖刀紅桜を調べるために命を張ったり、またまたある時は真選組の危機に救いの手を差し伸べたりすることもある。
だがしかし、危険な仕事の時ほどタダ働きであることもしばしば。それに加え、仕事がぱったり来ないこともあるせいか収入は不安定そのものであり、金銭的にはかなり苦労しているようである。
と言いつつも「ああ見えてけっこうあくせく働いている(by原作者)」らしいので、食欲旺盛な神楽と定春をなんとか養っていける程度には維持しているようだ。
ちなみにお登勢から借りている部屋の家賃は毎月6万円であるが、「常に2ヶ月分位滞納している」とのこと。
「万屋」と間違われることがしばしばあるが、正しくは「万事屋」である。
攘夷戦争後、行き場を失った坂田銀時がお登勢と出会い、彼女に拾われる形で彼女の経営するスナックの2階に部屋を借り、万事屋を立ち上げることを決意する。
立ち上げ当初は一人であったが、間もなく下のスナックで働くホステス(現キャサリンポジション)が助っ人に入ったり、外国人風でサイコガンを手に装備しながら言語は関西弁の金丸君(現新八ポジション)、同じく似た風貌でサイコガン装備の古橋さん(現定春ポジション)、アルコール中毒の紅一点池沢さん(現神楽ポジション)が仲間に入るなどのメンバー追加が行われた。
しかし大人の事情により当時のメンバーは解散。また一人となったが、しばらくの時を経た後新八に出会い、その後神楽、定春の順にメンバーが加わり、今に至る。
以上のメンバー改編については、単行本二十三巻収録の第百九十五訓「時には昔の話をしようか」にて明らかになった。ちなみに昔の万事屋メンバーは、現メンバーが「ニュー万事屋」であるのに対し「旧型(プロトタイプ)万事屋」と呼ばれている。
またこの巻は、この話にしか登場していない金丸君がまさかの単行本表紙に採用されており、ファンやたまたま本屋に来た人の度肝を抜いた。銀魂がどんな漫画なのかますます分からなくなったこと請け合いである。
現在銀時は借家に住み、神楽はそれに居候する形で一緒に暮らしている。新八は実家から通っているがそのまま万事屋に泊まることもあり、3人一緒に朝食などを食べている姿も見受けられる。
その風景の違和感のなさと、加えて3人の年代【銀時:二十代(恐らく後半)、神楽:十三、四歳、新八:十六歳】の絶妙さも相まって、血は繋がっていないながらも、まるで家族のように思われることがある。
また、そのことを本人たちも意識しているのか「坂田さんファミリー」と自称したり、銀時が「坂田家の食卓に入ってくんじゃねェェェ!!」と民衆を一喝したりすることもあった。
ちなみに新八視点では、彼が銀時に対して「(自分のことを)家族と思ってくれていいですからね」と言う発言や、銀時をどう捉えているかという質問に対して「家族も同然です」と答える発言が見られる(後者発言はアニメオリジナル)。
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最終更新:2025/12/20(土) 23:00
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