世界コンピュータ将棋選手権 単語


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セカイコンピュータショウギセンシュケン

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世界コンピュータ将棋選手権とは、コンピュータ将棋No1を決める大会である。
年に1回開催され、近年はGW中に開催されている

概要

1万円払えば誰でも参加可能なコンピュータ将棋ソフトの大会で、
過去には北朝鮮から参加していたソフト(しかも強い)もあった。
選手権のポリシーにもあるが、ハードウェアの制限はないため
高速なPCで臨むチームもあればそうでないチームもある。

第21回優勝チームのボンクラーズ(現:Puella α)が第1回電王戦に
第22回優勝~5位のチーム(GPS将棋,Puella α,ツツカナ,ponanza,習甦)が第2回電王戦に出場した。

主なルール

  • 25分切れ負け
  • 千日手は引き分け(連続王手は除く)
  • 入玉は27点法

第20回大会(2010年)

1次予選

独自路線を進むSTR(アピール文書)とメカウーサー(現:メカ女子将棋)(アピール文書)、
後に電王戦に出場することになるツツカナ,初出場ながら大健闘した芝浦将棋、
そして1次予選の話題を独占した稲庭将棋と初出場組が検討した。
特に稲庭将棋は「時間切れ勝ち狙い」と言う思想で、無敗で勝ち上がった(4勝3分け)事により
もし稲庭将棋が優勝したらと言う不安と期待を持って1次予選は終了した。
この時の棋譜は関連動画【2010年度】世界コンピュータ将棋選手権をさらっとまとめてみたを参照。

参考画像:
稲庭将棋
STR
メカウーサー

名勝負:
一次予選 3回戦 稲庭将棋 - ponanza(稲庭将棋が本領発揮)

2次予選

稲庭将棋がどこまで負けないかに注目が集まるが、初戦で負けてしまう。
変わって話題に上がったのは初参加の芝浦将棋で、9回戦では激指にも勝ち決勝進出を決める。

名勝負:
二次予選 9回戦 芝浦将棋 - 激指(初登場の芝浦将棋が激指に挑戦)

決勝

総コア数666のGPS将棋と2次予選を全勝で勝ち上がったボンクラーズに注目が集まるが
優勝したのは2次予選3位の激指,準優勝は2次予選5位の習甦となった。
(共に6勝1敗の成績も直接対決に勝った激指がSBの差で優勝)
期待を集めたGPS将棋とボンクラーズはそれぞれ3位と4位となった。

この大会を最後に名物ソフトであったSPEARの連続参加が13で止まった。

名勝負:
決勝 5回戦 習甦 - 激指(4-0の習甦対の3-1の激指。大一番)

第21回大会(2011年)

1次予選

STR(アピール文書)が相変わらずだったことしか記憶にない。
画像を見て頂ければわかるが、定跡をあえて使わないなどアプローチ方法が異なるため、
STRのようなチームは、極端に強いか極端に弱いかどちらかになってしまう。
Bonanzaが初登場した時もそうであるが、別アプローチをするチームは必要である。

参考画像:STR

名勝負:
一次予選 5回戦 STR - メカウーサー将棋(人が見るとハテナが付く手もあるが、0からここまで作るのも相当大変なのも事実。)

2次予選

1次予選を勝ち上がった10チーム全てが負け越すと言う2次予選の壁を感じる大会だった。

決勝

優勝チームが5勝2敗,8位のチームも2勝5敗と大混戦になったが
ボンクラーズがSBの差でBonanzaを抑えて優勝。2位は同じく5勝2敗のBonanza

第22回大会(2012年)

1次予選

なのは(アピール文書)、メカウーサー将棋(アピール文書)、STR(アピール文書)がいつも通りで安心した記憶がある。
STRは残念ながら23回大会にはエントリーしていないようだ
なお、なのはは1次予選を通過している。

参考画像:
なのは1,なのは2
メカウーサー将棋
STR

2次予選

1次予選を勝ち上がった10チームのうち、なのはが5勝4敗と気を吐くが、他チームは全て負け越し。
2次予選の壁は厚い。
1位通過のGPS将棋も7勝2敗と大混戦になった争いのなか、Bonanzaが5勝4敗の成績ながら9位となり、
Bonanzaが2次予選で敗退すると言う事件も発生した。

名勝負:
二次予選 9回戦 Bonanza - 激指(どちらも5勝3敗と後がなくなった最終戦)

決勝

ニコ生のログもあるので誰か書いて

第23回大会(2013年)

前回からのルール変更

  • ライブラリを用いるチームの勝ち上がり数制限廃止
  • 決勝シード廃止

1次予選

皆勤賞の柿木将棋を筆頭に32チームが2次予選(上位8チーム)を目指して戦う。色々な楽しみ方があると思うが、オーバークロックをしているAperyと無明4は熱暴走しないのか。CPU周波数2GHz未満の隠岐とWILDCATがどこまで戦えるのか。初登場で決勝まで残った芝浦将棋の後継ソフト、芝浦将棋Jr.は強いのか。メカさゆりん(竹部さゆり女流三段)、メカいおたん(渡辺弥生女流1級)と言う強い味方を手に入れた(けどあまり強くなっていない模様)メカ女子将棋が悲願の1次予選通過を果たすのか。など見どころは沢山あります。

2次予選

1次予選を勝ち上がった8チームと2次予選シードの16チームが決勝(上位8チーム)を目指して戦う。第2回電王戦に出場した4チームに、決勝常連の激指,YSS,Blunder,Bonanzaなど強豪の一角を崩すチームがあるのか。また前回に引き続き波乱はあるのかなどこちらも見どころ満載です。

決勝

多分ニコ生で放送すると思われます。

関連動画

関連生放送

関連項目

  • 将棋
  • コンピュータ将棋
  • 電王戦

関連リンク

オフィシャル

参加チーム

全部作ってからこんな便利なサイトがあるのに気が付いたorz

参加していたチーム(本文に名前がある物のみ)

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