京急1000形 単語


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ケイキュウキュウセンガタ

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京急1000形とは、京浜急行電鉄(京急)が保有する現役最古参の通勤型電車である。

2002年登場の1000形は別系列である。京急新1000形の項を参照のこと。

概要

総数356両を数え、登場から50年経った今なお最後の仲間が活躍しているかつての京急の代名詞的存在
今日に至る高密度・高速運転を築き上げた功労者でもある。

都営浅草線への直通用車両として1959年に登場。乗り入れる3者統一規格に準拠の上で、さらに高速運転まで可能にした当時としては異常に優れた性能の持ち主。実は最高120km/h出せる(大人の事情により1995年で封印)。

車体は3扉で今となっては珍しい片開き戸、側窓は独特のサッシの比率を持つ2段窓である。車内は淡緑色の壁に紺色のロングシートといったように寒色系でまとめられている。今も天井に吊り下がっている扇風機は、登場してしばらく冷房が無かった時代を物語っている。

先述のとおり高性能を実現するため、モーターは全ての車両についている。また352両の製造は1959年から1978年までと長期間に及んだため、落成の時期によって搭載機器にいくつか種類が生まれた。現在残っている全ての仲間は最終タイプで同じものを搭載している。

端正な顔立ちと扱いやすい性能により、長年に渡って多くの乗客やファン、そして誰より中の人に愛されてきた。しかし経年には勝てず廃車が続き、いま遂に終焉の時を迎えようとしている。

愛称について

現在京急には1000形の後継として、おなじ名を持つ新型の1000形が登場し運用されている。
そのため近年では、この項で説明している1000形は「旧1000形」、新しい1000形は「新1000形」「N1000」などと呼ばれることが一般的である。

ありがとうギャラリー号・京急110年の歴史ギャラリー号

京急創立110周年記念イベントの一環として、1000形の2編成にラッピングが施された。2008年2月に登場し、いくつかのイベントやPR活動に使用されたほか、普段は他の車両に混じって通常運行し乗客を楽しませた。

どちらも同年12月末に役目を終え、廃車となった。

運用

編集中の現在、4連が2本と6連が3本の僅か5編成のみ残存している。全て普通車のみに使用されるが、他の系列と共通運用のため、特に本線では事前に列車を特定するのは困難と言える。
大師線においては比較的使用される確率が高く、総延長が短いため運用の有無も把握しやすい。乗り収めを目指す諸兄は最初に向かってみてはいかがだろうか。

過去の運用

登場以来しばらくは、当時の都営線方面直通の特急や京急線内の普通車の一部など幅広く使用されてきた。また、4扉車700形とシステム的にほぼ同じであるため、通勤時間帯には混結での運転も見られた。

1500形等の後継車の増備が進んでも、しばらくは数を減らしつつも第一線で活躍してきた。しかし1995年4月の快特の120km/h運転開始にあわせて日中の優等運用から退き、普通車中心の現状となった。それでも朝夕の通勤輸送には2008年11月まで快特・特急運用が残されていたため、最後の爆走を収めた動画は今でも見ることができる。

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関連項目

  • 京急
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最終更新:2025/12/09(火) 07:00

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