「仮面ライダークウガ」とは、「みんなの笑顔の為に」戦い続けて伝説を塗り替えた男とその協力者達を描いた平成仮面ライダーシリーズの第一作目である。原作は故・石ノ森章太郎、制作は東映。初回放映は2000年1月30日より2001年1月21日までテレビ朝日系列にて放送された。
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いつも誰かの笑顔のために頑張れる・・・ |
| 神崎昭二 ~EPISODE 12 恩師~ |
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仮面ライダークウガのメインコンセプトは、それまでの特撮ヒーロー番組における様式美的お約束事項に対して可能な限り破綻の無い解釈でフォローしつつ作中にてそれらを描写し、シリーズに連なる作品でありながら、それらに縛られず新たな展開を生み出すと言う徹底的なこだわりがある。
また、「とりわけたくましい外見をしているわけではないが、弱音を吐かず、自らに与えられた役割と使命を理解した上で行動し、「笑顔を守る為に戦う」と他人の為に自己犠牲を厭わぬ姿勢を貫く主人公・五代雄介は、余りに完璧超人過ぎて真似できないが憧れる人物として多くの視聴者からの共感を得た。
その独特の作風は、ファン層の拡大や玩具展開含めてクウガ以降のシリーズの指標のひとつになっている。
※詳しくは後述
| 夢を追う男 五代雄介 2000の技を持つ男 |
超古代。
邪悪な力で異形の怪人に変身する「グロンギ」族によって滅亡の危機に瀕していた古代民族「リント」族は、人間を超変身させる変身ベルトを創りだして戦士クウガを誕生させ、グロンギ族を撃退・封印した。
西暦2000年。
日本アルプスの九郎ヶ岳遺跡内に置かれた棺の蓋を開けた事から、封印されていた異形の者-グロンギ-が復活する。人々を襲い始めたグロンギに対して、遺跡から発掘されていた超古代人-リント-の残した謎のベルトからイメージを察知した青年・五代雄介は、戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守る為に異形の怪人達と戦う!
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「戦います、オレ! |
・・・人間ではなくなっていく己の体・・・拳を振るって戦うしかない現実・・・「いい気持ちはしない」・・・
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「やっぱ、みんなの笑顔みたいもん・・・ |
五代雄介は、仮面の下にその悲しい思いを隠して戦っていた・・・
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「この雨だって絶対止むよ!そしたら青空になる! |
| 「だからこそ現実にしたいんじゃない ホントは奇麗事がいいんだもん」 |
「仮面ライダークウガ」は、テレビ版としては「仮面ライダーBLACK RX」以来11年ぶり、シリーズ全体でも「仮面ライダーJ」以5年半ぶりに復活した仮面ライダーシリーズである。
ライダーのモチーフはクワガタで、遺跡から発見されたオーパーツ(変身ベルト)を装着した主人公の五代雄介が一条薫・沢渡桜子ら協力者達と共に、同じ遺跡から復活し殺人ゲームを開始したグロンギ族と呼ばれる古代の先頭民族と戦い、その首領たるン・タグバ・ゼバを倒すまでを描いた作品である。
新たに20世紀の最後から21世紀の始めまでを駆けるタイトルとしてスタートするということもあってか、
といったそれまでの仮面ライダーシリーズに類似しつつさらに強化させた部分や、それまでと異なり、
といった本作の独自性を高める為のこだわりが随所に見られ、本作の敵であるグロンギ族が使用する「独自の言語”グロンギ語”」へのこだわりも、倒されるだけの存在にせず、敵1体1体の個性を強化して、本作の盛り上げに一役買った他、人間ドラマパートでは親や子に説明を促す様な内容になっている部分もあり、親子二代での視聴に耐える作品として放送され、大人の階段を昇る事で一度は特撮ヒーローから離れた層にも取り込み、玩具や関連商品の売り上げも爆発的ヒットを記録した。
また、本作は特撮ヒーローのお約束である変身シーンを「戦う事を覚悟する為の行為」としていたり、敵怪人が行う”現実的には不可能”だが残酷極まりない殺人をきちんと表現し、「戦う」事を戦士同士の高潔な儀式ではなく、あくまで暴力を振るっているというスタンスへのこだわりにも考えさせられる部分の多かった作品である。
あまりにも「昭和ライダー」と呼ばれる前シリーズとの違いに反発を覚える者も少なくはなかったが、本作には、原作者石ノ森章太郎が仮面ライダーにこめた「仮面=改造の傷を隠す」を「仮面=泣いている顔を隠す」と言うかたちでシンクロさせていたりする等リスペクト要素も盛り込まれている。
こだわりが過ぎて脚本の完成がおくれた事から、総集編が数回放送されている等、制作面において問題を残した部分もあったが、最終的には特撮ヒーローを代表する代名詞の一つとなったと言える。
特に最終回は、「クウガが登場しない(アクションしない)」「最終回の為だけにキューバロケを敢行」「AパートとBパートの間にCMが放送されなかった」「Bパート後のCMで最終回のみの特別メッセージ入りCMが流れた」等、今後他の作品ではありえない状態になっている。
仮面ライダークウガの放送から10年が経過し、さすがに特撮シーンはクオリティの面において問題を感じざるをえない点があるが、コンセプトやメッセージ性は10年の時を経ても色あせず輝き続けており、仮面ライダーディケイドによってTVで動くクウガが復活したこの機会に、視聴してみる(視聴しなおす)のも良いのではないかと思われる。
※その他詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事
| 「だってやるしかないだろ?俺、クウガだもん」 |
五代雄介が、両手を広げて出現させた変身ベルト「アークル」の力を、戦う覚悟を決める為に変身ポーズを行った後、左腰のあたりに力を集中させる事で「仮面ライダークウガ」に変身する。
クウガには、戦闘にあわせて能力の異なるフォームと、サポートメカが存在する。
| フォーム (作中での呼び名) |
遺跡の碑文 備 考 |
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グローイングフォーム |
戦う覚悟ができていない時や消耗した際になる不完全形態。 各部の装甲の色が白く、頭部の角が短い。必殺技は「グローイングキック」。 |
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マイティフォーム |
邪悪なる者あらば希望の霊石を身に付け炎の如く邪悪を打ち倒す戦士あり |
| 炎の力を司る「仮面ライダークウガ」の基本形態。装甲と目の色は赤。 攻守のバランスに優れ、素手での格闘戦において強さを発揮する形態。 必殺技は「マイティキック」「超マイティキック」。 |
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ドラゴンフォーム |
邪悪なる者あらばその技を無に帰し、流水の如く邪悪を薙ぎ払う戦士あり |
| 水の力を司る跳躍力や敏捷性に優れた形態。装甲と目の色は青。 スピード面に強化した反面防御力に劣るが、 跳躍力をいかしてビルを越える等移動時にも重宝する。 棒状の「長きもの」を手にする事で専用武器ドラゴンロッドを作り出す。 必殺技はドラゴンロッドを突き立てる「スプラッシュドラゴン」。 |
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ペガサスフォーム |
邪悪なる者あらば、その姿を彼方より知りて、疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり |
| 風の力を司どる視覚・聴覚等の感覚機能に特化した形態。装甲と目の色は緑。 研ぎ澄まされた感覚で遠く離れた敵や隠れた敵を察知するが、力の消耗が 激しい為ほとんど動くことが出来ず、50秒間しかフォームが持続しない。 拳銃等の「射抜くもの」を手にする事で専用武器ペガサスボウガンを作り出す。 必殺技はペガガスボウガンによる射撃「ブラストペガサス」。 |
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タイタンフォーム |
邪悪なる者あらば鋼の鎧を身に付け、地割れの如く邪悪を斬り払う戦士あり |
| 大地の力を司る攻撃力と耐久力と優れた形態。目の色は紫。 運動性が極端に落ちる為、相手の攻撃を受け止めて反撃といった戦闘となる。 「切り裂くもの」を手にすることで専用武器タイタンソードを作り出す。 必殺技はタイタンソードによる斬撃「カラミティタイタン」。 |
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ライジングマイティフォーム |
戦士のまぶたの下、大いなる瞳現れても汝涙する事なかれ 戦士のまぶたの下、大いなる瞳になりし時、何人もその眠りを妨げるなかれ |
| 雷の力”ライジングパワー”を得たマイティフォーム。 右足にマイティアンクレットと呼ばれる装甲をつけている。 必殺技は「ライジングマイティキック」。 (敵に直撃すると半径3キロが壊滅する爆発を起こす) |
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ライジングドラゴンフォーム |
雷の力”ライジングパワー”を得たドラゴンフォーム。 瞬発力や跳躍力がさらに強化されている。 必殺技は、両端に槍のついたライジングドラゴンロッドによる 「ライジングスプラッシュドラゴン」。 |
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ライジングペガサスフォーム |
雷の力”ライジングパワー”を得たペガサスフォーム。 超感覚がさらに強化された為、タイムリミットを過ぎると変身解除してしまう。 必殺技は、ライジングペガサスボウガンによる射撃「ライジングブラストペガサス」。 |
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ライジングタイタンフォーム |
雷の力”ライジングパワー”を得たタイタンフォーム。 タイタンフォームの数倍の攻撃力と防御力を誇る。 必殺技は、ライジングタイタンソードによる斬撃「ライジングカラミティタイタン」や、 ソードを2本使用する「ダブルライジングカラミティタイタン」。 |
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アメイジングマイティフォーム |
更なる雷の力を得た事で常にライジングフォームでいる事が出来る状態のクウガ。 装甲の色は黒で各部に金の飾りがある。目の色は赤。 両足にマイティアンクレットを装備しており、両足から繰り出す必殺技 「アメイジングマイティキック」は約75トンの威力を誇る。 |
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アルティメットフォーム |
聖なる泉枯涸れ果てし時凄まじき戦士雷のごとく出で太陽は闇に葬むられん |
| 本来は憎しみの力で、雄介は優しさを忘れずに変身を遂げた最強形態。 全身が黒く、憎しみの力で変身した場合の目は黒。雄介は赤い目のままだった。 パンチ力:80トン、キック力:100トンは、デフォルトスペックでは、 全ライダー中最高の値。全ての武器・必殺技が使用可能で、発火能力も持つ。 |
なお、五代雄介自身は、変身を繰り返す事でベルトの霊石「アマダム」によって筋肉や神経が強化されていき、人間でなくなる可能性も作中指摘されていた。全ての戦いを終わらせる為に伝説を塗り替える凄まじき戦士となった五代雄介の体がどうなったかについては不明である。
| サポートメカニック | 内 容 |
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トライチェイサー2000 |
新型白バイの試作機を五代雄介が譲り受けたもの。 初代がトライチェイサー2000(TRCS2000)で、 二台目がビートチェイサー2000(BTCS2000)。 電気信号により表面の色を変化させることが出来る。 |
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ゴウラム |
リントがクウガの支援用につくりだした「馬の鎧」。黒いクワガタの様な外観をしている。 意思を持ち、トライチェイサーやビートチェイサーと合体する。 クウガが憎しみの力で凄まじき戦士となった場合、砂となって消滅するのだが、 雄介がアルティメットフォームに変身後、ゴウラムが消滅する事は無かった。 |
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トライゴウラム |
ゴウラムと、トライチェイサー・ビートチェイサーが合体したもの。 必殺技は、敵に体当たりする「トライゴウラムアタック」「ビートゴウラムアタック」と、 ライジングフォームの力を加えた「ライジングビートゴウラムアタック」。 なお五代雄介の命名は「金のゴウラム合体ビートチェイサーボディアタック」だった。 |
※その他詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事
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「信じて!みんなやる時はやってくれるよ。そしてきみもいつか、何かやる時が来ると思う。」 |
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五代雄介 |
当たり前じゃないですか、人の気持ちなんてわかりませんよ、 思いやる事なら、何とかできますけどね |
| クウガに変身する冒険家。戦いに巻き込まれる以前は世界各地を飛び回っていた。 初変身時24歳。本人曰く「夢を追う男」「2000の技を持つ男」。 普段はカレーショップ「ポレポレ」で店の手伝いをしている。 一見頼りない優男風だが、芯の通った心の強さをもっている。 パーソナルアクションとして親指を立てる「サムズアップ」を使う。 これは、小学生の時恩師の神崎から教えてもらったもので、 その際同時に、西暦2000年までに2000の技を覚える約束を交わす。 1番目の技は「笑顔」。クウガへの変身が2000番目の技となった。 |
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一条薫 |
五代は信じていますからね・・・世界中のみんなの笑顔を |
| 長野県警の刑事。九郎ヶ岳周辺での調査中に五代雄介と知り合う。 その後、東京の警視庁に出向し、クウガと協力してグロンギを倒していく。 「五代雄介」とフルネームで呼び、単独で行動し危機に陥る事もあるが、 携帯電話をマナーモードにすること以外なんでもこなす万能刑事である。 |
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沢渡桜子 |
窓のカギあけとくから |
| 城南大学で考古学の研究をしている五代雄介の友人。 当初は戦い五代が巻き込まれる事に恐れを抱いていたが、 吹っ切った後は、ベルトに刻まれた古代文字を解読し、五代を助ける。 |
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五代みのり |
生きるってやっぱり素敵なことですよ |
| 五代雄介の妹で、保育園で保育士をしている。 兄のかわりに「ポレポレ」で働く事もある。 クウガに変身する兄の身を案じて葛藤した事もあったが、 吹っ切れた後はムードメイカーとして兄を信頼し続ける。 |
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椿秀一
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俺を殴ってどんな気がした?・・ 嫌な気がしただろう。それをあいつはずっとやってるんだよ。 体が自分のものじゃなくなるかもしれないって言う恐怖の中で、 弱音も吐かず、皆の笑顔を守るためにな |
| 関東医大病院に勤務する司法解剖専門医で一条の友人。 五代雄介に協力してクウガの体の謎を解く事に尽力。 五代が一度心停止した際に彼が行った電気ショックが、 ライジングフォームの誕生につながる。 |
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| ジャン・ミッシェル・ソレル 演:セルジュ・ヴァシロフ |
城南大学に在学するアメリカ人留学生。 ゴウラムの碑文の解読に尽力した。 |
| 朝日奈奈々 (あさひな なな) 演:水原詩生 |
京都出身の女の子で、女優を目指して上京してきた。 普段は「ポレポレ」で働いている「五代雄介ファンクラブ会員1号」。 演技の先生をグロンギに殺された事がある。 |
| 杉田守道 演:松山鷹志 桜井 剛 演:米山信之 笹山望見 演:田中恵理 |
五代や一条と協力してグロンギに対抗する警視庁の刑事達。 |
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榎田ひかり |
科学警察研究所所長で、バツイチで一児の母。 研究によりゴウラムとの合体に耐えるバイクを開発したり、 グロンギ用の装備(銃・弾丸)を作り出す代わりに、息子と疎遠になった。 榎田の家族のエピソードは表現が難解すぎた上に、 ゴ・ガドル・バとの戦いの裏で進んだ為、無駄パートとの非難もあった。 |
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蝶野潤一 |
グロンギにあこがれる青年として登場。 大病を抱えて自暴自棄になっていたが雄介の前向きさに救われる。 |
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神崎昭二 |
教え子と会うんですよ。来るかなぁ。来なきゃ教師をやめなくてはならない |
| 五代にサムズアップをその由来と共に教えた恩師。 2000年までに2000の技を会得する約束をした人物。 五代が「大事な人」と呼ぶ人物で、ある決意を伝える際にも訪れている。 |
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| おやっさん (飾玉三郎) 演:きたろう |
カレーショップ「ポレポレ」の店主で五代兄妹の父親代わりの人物。 五代の父の友人で、つまらないギャグを飛ばしては場を凍りつかせたり、 和ませたり、戦いのヒントを与えたりしている。最終回まで本名が不明だった。 |
※その他詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事
| どうしたの?もっと強くなってもっと僕を笑顔にしてよ? ン・ダグバ・ゼバ |
九郎ヶ岳の遺跡に封印されていた古代の戦闘民族。人間体の基本構造は近代人類とほぼ同じで、クウガのベルトの霊石アマダムと同じ性質のオーパーツを腹部に埋め込んでおり、それを使って怪人に変身し、独自のルールに従って殺人を行う。
作中では「未確認生命体」と呼ばれている。
名前の最初の1文字が集団の階級(ン→ゴ→メ→ズ)を現しており、ゲーム進行管理役は「ラ」、武器等の製造担当は「ヌ」である。名前の真ん中は個人名を現し、名前の最後の文字は変身するモチーフになっている動植物の分類を表している(バ→昆虫、ダ→哺乳類、ギ→海洋生物、デ→植物)。
数字のカウントには9進法を使用し、独自の言語「グロンギ」語を使用する。
殺人ゲームは「ゲゲル」と呼び、基本的に誰かがゲゲルを行っている間は、他のグロンギはゲゲルを行ってはいけない事になっており、それを違えたズ・ザイン・ダがゲゲルから外された事もあった。
なお、彼らが行うゲゲル中の殺人表現については、TV朝日側からの
絶対人間には出来ない殺人方法にしてください。
そうしないとただの殺人番組とうけとられてしまう。
と言う提案をうけて、超人的な能力をもっていないと不可能な様に表現するか、モニタに映るテロップやアナウンス、新聞などでその豊富を伝えている。
ゲゲルの意図は不明であり、中南米の文明が行っていた「神のいけにえになる為に体を鍛えて闘いを勝ち抜く戦士」的な意味合いなどが提唱されている。
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ラ・バルバ・デ 演:七森美江 |
通称「バラのタトゥの女」。 ゲゲルの管理を担当しており、基本的に人間体である。 一条の前に度々現れ、最後も彼の手によって引導を渡された。 |
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ズ・ゴオマ・グ 演:藤王みつる |
コウモリタイプの怪人に変身する。 ゲゲルに失敗してからはパシリとしてコキ使われるが、ダグバのベルトの破片を取り込み、 一時的に強くなってクウガを圧倒したものの、結局はダグバの力を見せる為の駒だった。 演じた藤王みつる氏は、とてもグロンギの台詞回しが上手く、 グロンギ語の普及とイメージ戦略に大きく貢献したと言える。 |
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ズ・ザイン・ダ 演:野上彰 |
サイタイプの怪人に変身する脳筋キャラ。 他者のゲゲル中にクウガと戦ってしまい、ルールをやぶったとして外される。 独自にゲゲルを開始したものの、クウガによって倒される。 人間体はプロレスラー、怪人体は総合格闘家的なボディバランスになる。 |
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メ・ガリマ・バ 演:飯島美穂 |
カマキリタイプの怪人に変身する、通称「ガリマ姉さん」。 鎌を武器に、すれ違いざまに相手の首を切り、 「振り向くな」と言って振り向いたところで首が落ちるという残虐なゲゲルを行う。 トライゴウラムアタックに耐えたもののライジングカラミティタイタンに敗れた。 |
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ゴ・バダー・バ 演:小川信行 |
ズ・バズーバと言う弟がいる。(演じるは同じ小川信行) バギブソンと言う名のバイクを駆る所謂「偽ライダー」なキャラ。 首に赤いマフラーを巻き、怪人体になる際に変身ポーズをとる。 ライジングマイティキックに敗れ大爆発を起こして死亡した。 |
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ゴ・ガドル・バ 演:軍司眞人 |
カブトムシタイプの怪人に変身する、通称「ガドル閣下」。 ゴ集団のボス的存在で、4種類のフォームを使い分けた他、 電撃体と言う強化形態も得て必殺キック「ゼンゲビ・ビブブ」で 一度はライジングフォームのクウガを破った事もある。 アメイジングマイティフォームのアメイジングマイティキックに敗れた。 |
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ラ・ドルド・グ 演:婆娑羅天明 |
ゴ集団のゲゲル時のルール確認と人数管理を行っているコンドルタイプの怪人。 鼻から下をマフラーで隠し、マントに身を包んでいる。 一条にバグンダダと呼ばれる人数カウンターを破壊された後に、 ゴ・ガドル・バとガチバトルをして引き分ける実力者だが、杉田と桜井に射殺された。 |
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ヌ・サジオ・レ 演:高月忠 |
グロンギの武器担当のサンショウウオタイプ怪人。 怪人体を披露することなく、ダグバのベルトの復元完了と共に、 まるで「中南米の文明においていけにえにあるのが最上の美徳」とばかりに、 ダグバに殺害された。 |
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ン・ダグバ・ゼバ 演:浦井健治 |
「究極の闇をもたらす者」で、名前は特別な/神聖な「バ」と言う事らしい。 クウガがガドルを倒して最後の一人となった後、「究極の闇」と呼ばれる殺戮を開始し、 アメイジングマイティフォームのクウガすら敵わなかった。 赤い目のアルティメットフォームのクウガとの戦いの最中、クウガのパンチにより 腹部の霊石にダメージを追って敗れた。 ボスキャラらしい威厳のあるデザインをしている。 |
| キャスト | スーツアクター | |
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| 原作 | 石ノ森章太郎 |
| スーパーバイザー | 小野寺 章(石森プロ) |
| プロデュース | 清水祐美(テレビ朝日)鈴木武幸(東映)高寺成紀(東映) |
| 脚本・シリーズ構成: | 荒川稔久(井上敏樹、きだつよし、村山桂、竹中清) |
| 文芸 | 大石真司、村山桂 |
| 監督 | 石田秀範、渡辺勝也、長石多可男、金田治、鈴村展弘 |
| アクション監督 | 金田治、山田一善(ジャパンアクションクラブ) |
| 音楽 | 佐橋俊彦 |
| 撮影 | いのくままさお、尾方賢一 |
| トライアルアクション | 成田匠、成田亮 |
| カースタント | 高橋輝男(タケシレーシング) |
| キャラクターデザイン | 飯田浩司、阿部卓也、青木哲也、鈴木和也、竹内一恵 |
| 造型 | レインボー造型企画、前澤範、蟻川昌宏、山本誠一、浅野桂 |
| 主題歌 | 副主題歌 |
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『仮面ライダークウガ!』 |
『青空になる』 |
| 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 提供ナレーション | 登場怪人体 | 作中日付 |
| 2000年1月30日 | EPISODE 1 復活 | 荒川稔久 | 石田秀範 | オタギリ・ジョー | ズ・グムン・バ | 00/01/29-00/01/30 |
| 2000年2月6日 | EPISODE 2 変身 | 荒川稔久 | 石田秀範 | オタギリ・ジョー | ズ・ゴオマ・グ ズ・グムン・バ |
00/01/31-00/02/01 |
| 2000年2月13日 | EPISODE 3 東京 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | オタギリ・ジョー | ズ・メビオ・ダ | 00/02/01 |
| 2000年2月20日 | EPISODE 4 疾走 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | オタギリ・ジョー | ズ・メビオ・ダ | 00/02/01-00/02/02 |
| 2000年2月27日 | EPISODE 5 距離 | 荒川稔久 | 長石多可男 | オタギリ・ジョー | ズ・バズー・バ | 00/02/03 |
| 2000年3月5日 | EPISODE 6 青龍 | 荒川稔久 | 長石多可男 | 葛山信吾 | ズ・バズー・バ | 00/02/04 |
| 2000年3月12日 | EPISODE 7 傷心 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 葛山信吾 | メ・バチス・バ メ・ガルメ・レ メ・ガリマ・バ |
00/02/24 |
| 2000年3月19日 | EPISODE 8 射手 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 葛山信吾 | メ・バチス・バ | 00/02/24 |
| 2000年3月26日 | EPISODE 9 兄妹 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | 葛山信吾 | メ・ギイガ・ギ | 00/03/18 |
| 2000年4月2日 | EPISODE 10 熾烈 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | 村田和美 | メ・ギイガ・ギ | 00/03/18 |
| 2000年4月9日 | EPISODE 11 約束 | 荒川稔久 | 長石多可男 | 村田和美 | ズ・ザイン・ダ | 00/03/24-00/03/25 |
| 2000年4月16日 | EPISODE 12 恩師 | 荒川稔久 | 長石多可男 | 村田和美 | ズ・ザイン・ダ メ・ビラン・ギ |
00/03/25 |
| 2000年4月23日 | EPISODE 13 不審 | 井上敏樹 | 石田秀範 | 村田和美 | メ・ビラン・ギ | 00/04/17 |
| 2000年4月30日 | EPISODE 14 前兆 | 井上敏樹 | 石田秀範 | 村田和美 | メ・ビラン・ギ | 00/04/17 |
| 2000年5月7日 | EPISODE 15 装甲 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | オタギリ・ジョー | メ・ギャリド・ギ | 00/04/17-00/04/18 |
| 2000年5月14日 | EPISODE 16 信条 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | オタギリ・ジョー | メ・ギャリド・ギ | 00/04/18 |
| 2000年5月21日 | EPISODE 17 臨戦 | きだつよし 村山桂 |
鈴村展弘 | オタギリ・ジョー | メ・ガドラ・ダ | 00/04/19 |
| 2000年5月28日 | EPISODE 18 喪失 | 井上敏樹 | 長石多可男 | オタギリ・ジョー | メ・ギノガ・デ | 00/04/20 |
| 2000年6月4日 | EPISODE 19 霊石 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 葵若菜 | メ・ギノガ・デ | 00/04/20-00/04/21 |
| 2000年6月11日 | EPISODE 20 笑顔 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 葵若菜 | ギノガ変異体 | 00/04/21 |
| 2000年6月25日 | EPISODE 21 暗躍 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | 葵若菜 | メ・ガルメ・レ | 00/05/23 |
| 2000年7月2日 | EPISODE 22 遊戯 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | 大塚よしたか | メ・ガルメ・レ | 00/05/23-00/05/24 |
| 2000年7月9日 | EPISODE 23 不安 | 井上敏樹 | 長石多可男 | 大塚よしたか | メ・ガリマ・バ | 00/06/22 |
| 2000年7月16日 | EPISODE 24 強化 | 井上敏樹 | 長石多可男 | 大塚よしたか | メ・ガリマ・バ | 00/06/22 |
| 2000年7月23日 | EPISODE 25 彷徨 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 大塚よしたか | ゴ・ブウロ・グ | 00/07/19 |
| 2000年7月30日 | EPISODE 26 自分 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 大塚よしたか | ゴ・ブウロ・グ | 00/07/19 |
| 2000年8月6日 | EPISODE 27 波紋 | 井上敏樹 | 渡辺勝也 | 水原詩生 | ゴ・ベミウ・ギ ゴ・バダー・バ |
00/07/27 |
| 2000年8月13日 | EPISODE 28 解明 | 井上敏樹 | 渡辺勝也 | 水原詩生 | ゴ・ベミウ・ギ ゴ・バダー・バ |
00/07/27 |
| 2000年8月20日 | EPISODE 29 岐路 | 荒川稔久 | 長石多可男 | 水原詩生 | ゴ・ガメゴ・レ | 00/08/21 |
| 2000年8月27日 | EPISODE 30 運命 | 荒川稔久 | 長石多可男 | 水原詩生 | ゴ・ガメゴ・レ | 00/08/21 |
| 2000年9月3日 | EPISODE 31 応戦 | 竹中清 | 鈴村展弘 | オタギリ・ジョー | ゴ・バダー・バ | 00/09/01 |
| 2000年9月10日 | EPISODE 32 障害 | 井上敏樹 | 金田治 | オタギリ・ジョー | ゴ・バダー・バ | 00/09/01 |
| 2000年9月17日 | EPISODE 33 連携 | 井上敏樹 荒川稔久 |
金田治 | オタギリ・ジョー | ゴ・バダー・バ | 00/09/01 |
| 2000年10月1日 | EPISODE 34 戦慄 | 荒川稔久 | 石田秀範 | セルジュ・ヴァシロフ | ゴ・ジャラジ・ダ ゴ・ガドル・バ |
00/09/15 |
| 2000年10月8日 | EPISODE 35 愛憎 | 荒川稔久 | 石田秀範 | セルジュ・ヴァシロフ | ゴ・ジャラジ・ダ | 00/09/15 |
| 2000年10月15日 | EPISODE 36 錯綜 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | セルジュ・ヴァシロフ | ゴ・ザザル・バ ゴオマ強化体 |
00/09/27 |
| 2000年10月22日 | EPISODE 37 接近 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | セルジュ・ヴァシロフ | ゴ・ザザル・バ ゴオマ強化体 ゴ・ガドル・バ |
00/09/27 |
| 2000年10月29日 | EPISODE 38 変転 | 荒川稔久 | 長石多可男 | セルジュ・ヴァシロフ | ゴ・ザザル・バ ゴオマ強化体 ゴオマ究極体 ゴ・ガドル・バ |
00/09/27 |
| 2000年11月12日 | EPISODE 39 強魔 | 荒川稔久 | 長石多可男 | 七森美江 | ゴ・ザザル・バ ゴオマ究極体 |
00/09/27 |
| 2000年11月19日 | EPISODE 40 衝動 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 七森美江 | ゴ・ジャーザ・ギ | 00/10/08 |
| 2000年11月26日 | EPISODE 41 抑制 | 荒川稔久 | 石田秀範 | 七森美江 | ゴ・ジャーザ・ギ | 00/10/08 |
| 2000年12月3日 | EPISODE 42 戦場 | 荒川稔久 | 金田治 | きたろう | ゴ・バベル・ダ | 00/11/04 |
| 2000年12月10日 | EPISODE 43 現実 | 荒川稔久 | 金田治 | きたろう | ゴ・ガドル・バ | 00/11/04 |
| 2000年12月17日 | EPISODE 44 危機 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | きたろう | ゴ・ガドル・バ | 00/12/16 |
| 2000年12月24日 | EPISODE 45 強敵 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | きたろう | ゴ・ガドル・バ ラ・ドルド・グ |
00/12/16 |
| 2000年12月31日 | EPISODE 46 不屈 | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | きたろう | ゴ・ガドル・バ ラ・ドルド・グ |
00/12/16 |
| 2001年1月7日 | EPISODE 47 決意 | 荒川稔久 | 石田秀範 | オタギリ・ジョー | ン・ダグバ・ゼバ | 01/01/20-01/01/29 |
| 2001年1月14日 | EPISODE 48 空我 | 荒川稔久 | 石田秀範 | オタギリ・ジョー | ン・ダグバ・ゼバ | 01/01/29 |
| 2001年1月21日 | EPISODE 49 雄介 | 荒川稔久 | 石田秀範 | オタギリ・ジョー | 01/04/27 |
2009年放映の平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーディケイド」にて仮面ライダークウガが登場する。
なお外見は(マジョーラカラーになっている以外は)同じだが以下の世界観的な違いがある。
| クウガ | ディケイド・クウガ | |
| 変身する人物 | 五代雄介 (演:オダギリ・ジョー) |
小野寺ユウスケ (演:村井良大) |
| 作中の年代 | 2000年 | 2009年 |
| 戦う目的 | みんなの笑顔のため | 誰かのためじゃなく自分のため(2話) みんなの笑顔のため(3話) |
| ペガサスフォーム | 基本的に動かない。 肉弾戦は行わない。 |
アクションしまくり。 肉弾戦しまくり。 |
| 協力者 | 一条薫 (演:葛山信吾) |
八代藍 (演:佐藤寛子) |
| 協力者の携帯電話 | マナーモードにしない | マナーモードにする(i-phone) |
| クウガの住処 | カレーハウス「ポレポレ」 | 不明。クウガの「ポレポレ」の場所は、 光写真館になっている。 |
| グロンギ人間体 | 人間体がある | 人間体が無い(明示されない) ※作中現代人から変化する描写はある |
| ゲゲルのルール | 基本的に個人戦 | タッグ有り |
| 武器使用 | 制限有り | 制限無し |
| ゲゲルの管理人 | ゲゲルに参加しない「ラ」族が担当 | 「ラ」族もゲゲルに参加するのでいない模様 |
| グロンギのリーダー | ン・ダグバ・ゼバ | ン・ガミオ・ゼダ |
| BGM | コロムビア提供 | エイベックス提供 |
ディケイドのコンセプト的に、ディケイドに登場するクウガは、オリジナル版と変身する人物や運用、周囲の違い等により、いろいろな意味で第一話から人間として完成していた五代雄介と対して、未完成な部分が多い小田切ユウスケは、伝説を塗るかえた世界と、伝説通りの究極の破壊者になるかもしれないパラレルワールドとしているものと考えられる。
※ディケイドの作中にイメージ映像(1~3話段階)として「黒い目」のアルティメットフォームが登場している。
なので、細かい設定の差異とかメッセージ性とかコンセプトを気にしても意味が無い。
十周年のお祭り企画の側面もあるので、あくまでディケイドの世界の中のクウガとして楽しむのをお薦めする。
(別人なんだし。 別人でもオリジナル版を要求するのはオリジナル観た方が早いと思うのは気のせいかな?)
本編映像を使用した動画は全てゲゲルの対象として殺される(削除される)。
| 五代雄介、一条薫をいつまでも忘れないでね。 一年間応援ありがとうございました。 |
| ※最終回CM専用メッセージ |
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最終更新:2025/12/21(日) 17:00
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