兵藤一誠とは、石踏一榮著作によるライトノベル作品「ハイスクールD×D」に登場する主人公である。
CV:梶裕貴
駒王学園2年生オカルト研究部所属。愛称はイッセー。
『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』と呼ばれる、発動から10秒ごとに所有者の能力を倍加させる強力な神器(セイクリッド・ギア)を宿していたために堕天使から危険視され、レイナーレによって謀殺されるが、その直後一誠に宿る力を見抜いていたリアス・グレモリーが悪魔の駒(悪魔に転生させる為に必要な道具で、チェスの駒を摸したもの)ポーン8個全てを使用して悪魔として転生させた。
悪魔として転生した後は上級悪魔となり自身のハーレムを作ることを目標とし、日々悪魔の仕事に明け暮れるが、世界の破滅レベルのトラブルにしょっちゅう巻き込まれる(皮肉にもそれが自身の功績になっている)。
13巻時点ではトラブルの解決等の功績が評価され、異例のスピードで中級悪魔になることを許され、試験を突破し中級悪魔となった。
その後も文字通り天地がひっくり返るような事態に巻き込まれつつも解決し、22巻時点にしてついに上級悪魔に昇格。リアスの元から独立してヒロインたちの一部とともに新たな眷属を作ることになった。無印シリーズは25巻で一旦一区切りとなったが、2018年7月から続編「真・ハイスクールD×D」がスタートする。
エロい。とにかくエロい。大事なことなので二回(ry
特におっぱいへの愛はとてつもないもので、ことあるごとにおっぱいおっぱいと叫んでいる。後にこれが自身のパワーアップと、とある龍の喜劇悲劇へ繋がっていくことになる。
基本ドスケベであるが、仲間に対する想いは人一倍強く、リアスを自身の腕一本を犠牲にして救出する、知り合ったばかりのアーシアの為に泣き叫び怒る、とあるコンプレックスを抱く朱乃の心を救う、過去のトラウマから暴走しそうな木場を助力する為に行動を起こす、技術面が不足しがちなゼノヴィアに助言するなど。また後輩の面倒見も良く、小猫に水泳を教えたり、ギャスパーの能力制御の特訓をしたりする。
このように皆イッセーに何処かしらで救われている為か、彼に対する信頼はとても厚く揺ぎ無いものがある。
根は真面目で努力家であり、自身の将来に役に立つであろうことは必死に覚えようとするなど、向上心も高い(アザゼル曰く脳ミソがスポンジのようにスカスカだからすぐに吸収する)。戦闘面においては、ほぼ毎日木場やゼノヴィアと共に戦闘訓練(常人は死ぬレベル)を行っている。
ちなみに16巻現在で兵藤家の地下にはトレーニング施設(と大浴場とプール)がある。グレモリー家マジパネェ・・・。
また、何かとバカだアホだと言われがちだが、頭の回転は悪くないようで、リアス不在時に仲間の能力を考慮して再配置を行い敵に応戦したり、戦闘局面に合わせて赤龍帝の籠手の使い方(後述にて説明)を変えたり、パワータイプではあるが割と考えて戦闘を行う。ゼノヴィアとは違うのだよ!!
魔界の政治や情勢にも興味があるようで、何かしらの情報を得ると自己分析を始めたりする辺り、やはりただのエロ馬鹿とは違う一面がある。
赤龍帝の籠手
『ブーステッドギア』と呼ばれる一誠の左手に宿る神器。また、赤龍帝の籠手にはかつて二天龍と称された最強のドラゴンの一角、「ドライグ」(最近のあだ名はかわいそうなドラゴンその1)の魂が宿っており、相棒として一誠と共に戦う。
能力は装着者の力を10秒ごとに倍加していく力と、倍加した力を他者や道具に譲渡する『ブーステッドギア・ギフト』。
また倍加の力は一誠の基礎能力の限界を超えることは出来ない為、より大きな力を得るためには自身の能力を高める必要がある。
赤龍帝の鎧
『禁手化』(バランスブレイカー)と呼ばれる状態を経て発現する、全身総赤の全身鎧。
本来は一定のレベルにならないと発動出来ないが、一誠は過去に一回は自身の左腕と引き換えにして、もう一回はアザゼルの道具を使用して二度ほど発動させたことがある。
頑強で並の攻撃では歯が立たないが、ドラゴン殺しの力を持った武器には弱い。
最近はこの形態で戦うことが多く、敵が強大になるに連れて更なる進化を遂げることになる・・・。
洋服破壊(ドレスブレイク)
悪魔なのに魔力に乏しいイッセーが自身の全魔力を賭けて開発した技。その力は身に纏っている衣服等の完全破壊である。開発はアーシアを実験対象として行われ、数多の犠牲(下着的な意味で)を経て完成した妙技。対象に自身の魔力を入れる為に一度接触しなければならないデメリットがあるが、一旦発動させると無効化する事は不可能で、さらには拘束系の魔法や鎧系の神器すらも問答無用で破壊してしまうある意味チート技。良いぞもっとやれ!!
ちなみにレーティングゲームでは使用禁止となった(相手をしてくれる女性悪魔がいなくなる為)。くそぅ・・・くそぅ・・・。
イッセーの性格上、男性には使用しない。
乳語翻訳(パイリンガル)
女性の胸の内を盗み聞きする技。が、聞くのは本人の心では無く文字通り『胸』に聞くのである。簡単に言うと『胸』が『心の内』をしゃべるのである。最初に発動させた時は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。意識が無い人にも効果がある。もちろんレーティングゲームでは使用禁止になっている。またドレス・ブレイクと同じく無効化されない。ちなみにおっぱいごとに性格があるらしい。
前述の通り赤龍帝の籠手に宿る(というか封印されている)ドラゴンで一誠の相棒(CV:立木文彦)。二天龍と呼ばれ、「二」の字が表す様に、対をなすもう一匹のドラゴン「白龍皇」アルビオンが存在する。
この二匹、威厳のある異名とは裏腹に実はとんでもない問題児であり、かつて神、悪魔、堕天使が三つ巴の戦争をしていた頃、何故か急に喧嘩をおっぱじめたのである(本人達曰く、理由は忘れた)。その力は神や魔王と同等、下手をすれば上回るレベルであり、さしもの三つの勢力も戦争どころじゃなくなり、協力して何とか神器に魂を封印をしたのである。それが赤龍帝の籠手の始まりである。
登場初期はイッセーに威厳のある態度で接していたが、兵藤一誠なる男、ドライグ以上の問題児だったのである。
挙げ連ねていくと、
等々、細かいところを挙げればキリがないほどイッセーの問題行動は続く(周囲の人、特に偉い人がノリノリなせいもある)。そのせいで元々誇り高いドライグのSAN値はガリガリと削れていき、精神安定剤の投与が必要となる域に達し、そして遂には・・・続きは単行本を読んで頂きたい。きっと爆笑同情と悲しみがあなたを待つだろう。
とはいえ、ドライグはイッセーのことを高く評価しており、最弱だが最高の赤龍帝とまで言っている。イッセーも自分のせいでドライグが病んでいることを気にしており、心配している。勿論、戦闘面のコンビネーションはバッチリであり、お互いを信頼しあっている様子が見て取れる。
何だかんだで良いコンビである。
この項ではイッセーと関係のある女性(恋愛的な意味で)を一部挙げていく。
※ネタバレ・新キャラ要素があるので反転します。(順不同)
あれ?ハーレム完成してね?と言いたいところだが、「乳神」の予言によって「12対のおっぱい」を集めねばならないとされており、つまり12人は結ばれるヒロインがいるということ。無印シリーズ最終巻の25巻現在では結ばれたヒロインは8人。ハーレム完成はまだ遠い。
とかくイッセーのエロ思考ぶりばかりがクローズアップされがちな本作だが、実は男同士の熱い戦いも見ものだったりする。そんなイッセーのライバルと呼べる男たちをここでは上げていく。
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最終更新:2025/12/10(水) 12:00
最終更新:2025/12/10(水) 12:00
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