初見殺しとは (ショケンゴロシとは) [単語記事]

初見殺しとは、その場所やその状況に初めて到達したものに対して、
甚大なショックか乾いた笑いか長い苦悶を与える素敵仕様の事である。

概要

主にゲーム動画で使用され、初めてプレイする若しくは初めて訪れたゲーム中のステージで、ほぼ１００％の確率で”死”が約束される様な設定がされている場合である。あえて”死”と言う失敗を与える事で学ぶ事を前提とし、やり直しが前提となっている。

この初見殺しには大体２パターンあるが線引きは難しく、どちらにも当てはまる場合もある。

一つ目は難易度が高すぎる場合で、改造マリオや改造FF5のように元の難易度がべらぼうに高く何回も死んで十分研究・練習しないとクリアできないという場合である。これはこれで面白いのだが難易度が理不尽に上昇することになるため人を選ぶため、最近のコンシューマではあまり見かけない。

もう一つは、正攻法が通用しない、敵が予想外の攻撃を加えてくるなどの理由で、予備知識が無い状態ではまず死ぬがその構造さえ分かってしまえば寧ろ他の場合より楽勝という物である。
ニコニコでは、製作者曰く「見た目は凄まじいが避けられるように作ってある」東方の弾幕が有名か。
また、MOTOHERシリーズのラスボスのように「正攻法で勝てない」ということ自体が製作者側からプレイヤーへのメッセージとなっている場合もある。

ゲーム動画以外で”絶望”や”恐怖”を与える玄人好みの動画で使用される事もある。この場合、視聴者側に対して初見殺しなので注意が必要である。