創造とは、星野源の楽曲である。
概要
| 創造 |
| 基本情報 |
| リリース |
2021年2月17日 |
| 作詞 |
星野源 |
| 作曲 |
星野源 |
| ジャンル |
J-POP
オルタナティブ |
| 時間 |
3分54秒 |
| レーベル |
SPEEDSTAR RECORDS |
| 楽曲テンプレート |
スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングであり、テレビCMソングとしても使われている。2021年2月17日にミュージックビデオが公開されるとともに、各ストリーミング・配信サイトでリリースされた。
歌詞やメロディーには、星野自身のものづくりに対する思いや、任天堂、マリオシリーズへのリスペクトが詰め込まれている。メロディーには任天堂ハードの起動音や、マリオシリーズのステージBGMが散りばめられているほか、歌詞には岩田聡や横井軍平の名言、マリオや花札を示唆する言葉が含まれている。
星野源はゲーム好きとしても知られており、好きなマリオタイトルベスト3として『スーパーマリオブラザーズ』『スーパーマリオギャラクシー』『スーパーペーパーマリオ』を挙げている。任天堂の作るゲームやものづくりに対する姿勢に大きな影響を受けており、自身も「創造」を楽しむことを常に意識したいと思っていると語っている[1]。
歌詞・MVの小ネタ
- 非常識の提案 - 任天堂の第4代社長・岩田聡が2008年の経営方針説明会で話した「私たちは、これからもきっと、非常識と言われるような提案をするでしょう。それが任天堂という会社のありようだと、私は思っております。」という言葉が元ネタと思われる[2]。
- 誰もいない場所から 直接に - 岩田聡がニンテンドーダイレクトで行っていた「直接!」が元ネタ。MVの48秒では、星野源が「直接!」のポーズをしている。星野源曰く、「ニンテンドーダイレクトという放送で岩田さんがやられている「直接!」が好きで、絶対に歌詞に入れたかった」とのこと。
- 独(いち)を創り出そうぜ - 任天堂の第3代社長・山内溥が任天堂の目指すべき道として掲げた「独創」という言葉が元ネタ。任天堂社内にも「独創」と書かれた額が飾られている。「独創」はこの楽曲のタイトル候補の一つだったが、それだと社歌のようになってしまうということで、さらに広い意味を持つ「創造」になった。
- YELLOW MAGIC - スーパーマリオブラザーズのカセットの色が黄色。
- 僕は生まれ変わった 幾度目の始まりは - マリオ
- 配られた花 手札を握り - 花札
- 枯枝咲いた場所から 手を振る普通と バタつく未来を 水平に見た思考 - 横井軍平の格言「枯れた技術の水平思考」から。
- MVの44秒で駆け上がる階段 - マリオのゴールポール前にある階段。
- MVの59秒付近のシーン - 左側の揺れる白黒の画面は、スーパーマリオランド2のEDでワリオ城がマリオ城へ戻るシーンが元ネタと思われる。右側の真っ赤な画面はバーチャルボーイのように見える。
- MVの2分2秒に表記されている「13.09.1985」の文字 - スーパーマリオブラザーズの発売日。
- MVの2分32秒に表記されている「2001 09 14」の文字 - NINTENDO GAMECUBEの発売日。
楽曲の小ネタ
楽曲には、任天堂やマリオに関する以下のようなBGM・SEが随所に含まれている。
- NINTENDO GAMECUBEの起動音
- ディスクシステムの起動音
- ゲームボーイの起動音
- スーパーマリオランドの地上BGM
- スーパーマリオブラザーズの地下BGM
- スーパーマリオブラザーズ3のコースクリアBGM
- ドンキーコングでミスした時の音
- マリオがパワーアップした時の音
- 敵を踏んだ時の音
- 甲羅が反射する音
- クッパが炎を吐く音
- クッパが落ちる時の音
- ブロックを破壊した時の音
- ファイアボールの音
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関連コミュニティ
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関連リンク
関連項目
- 星野源
- 任天堂
- スーパーマリオ
- 楽曲の一覧
- マリオシリーズの関連項目一覧
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- 山内溥
- 岩田聡
- 横井軍平
- 枯れた技術の水平思考
- ニンテンドーダイレクト
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脚注
- *「ニンテンドーマガジン 2020 winter」のインタビューより
- *2008年10月31日(金)経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 - 任天堂ホームページ