勇者のお師匠様 単語

ユウシャサマノオシショウサマ

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勇者のお師匠様とは、三岡丘によるライトノベル。全7巻。

元々は小説家になろうで連載・完結しており、連載当時はメル名義で連載していた。

概要

騎士を目指す落ちこぼれの平民の少年が、幼馴染である勇者の少女と再会したことで、大きく運命の歯車が動き出す。

なろう版と製本版では開始直後の展開が異なっており、なろう版ではウィンとレティの過去の出会いから始まるのに対し、製本版では幼少期にウィンたちが冒険者として活動していたときに起きた、とある出来事から始まる。

主な登場人物

ウィン・バード

本作の主人公。
生まれつき魔力が極端に低く、最低限以外の魔法が使えない。このことで騎士学校の卒業試験に3度落ちるも、幼いころに見た騎士の勇士と幼馴染のレティとの約束もあって騎士を目指すことをあきらめなかった。

特技は剣術。幼いころに冒険者から剣の基礎を習っただけで基本的にはほぼ我流だが、基礎をひたすら積み重ねたことに加え、天才ともいえるレティを(全く意識しないで)指導してきたこともあって魔力を使わない状態での実力は神技の域に達しているが、実際には身体強化魔法がかかった状態での戦闘が作中世界ではメインのため、物語開始直後の時間軸では剣士としての実力は中の上~上の下程度。

両親を幼少時に失い、その友人であったランデルに引き取られており、その経営する『渡り鳥の宿木亭』でその妻であるハンナに雑用同然に扱われるも擦れることがなく、また冒険者の客が多かったためか相手を身分や出自で接し方を変えることもしないため、身分にこだわる貴族以外からの受けは良い。

幼馴染のレティを妹同然に見ており大切にしているほか、異性としても意識しており両想いと言ってもいい状態だが、身分の差もあり普段は表に出すことはない。また騎士学校で出会ったコーネリアとも互いに惹かれていくことになる。

レティ

本作のヒロインにして、女神の信託を受けた勇者。
本作の時間軸では魔王は彼女のPTによって滅ぼされており、
彼女のPTが魔王討伐から帰還したところから物語が始まる。
公爵家の三女でもあり、本名はレティシア・ヴァン・メイヴィスという、れっきとした公爵令嬢。

生まれつき規格外の才覚と魔力を持っていたため、逆に一般的な教育では才覚を磨くことができず、その才覚を知られることがないまま一風変わった落ちこぼれ娘として家族の中でも浮いてしまっていたところで、相手を色目で見ないウィンと出会い、即座になつく。

ウィンの剣に興味を持ち、彼に師事することで才能が開花。互いに磨きあうことで既に幼少時から規格外の片りんを見せており、一緒に冒険者をやっていたりしていた。ウィンと同じ剣技を使うが、基本的には模倣であるため純粋な剣の腕では僅かに劣るものの、圧倒的魔力による身体能力の強化もあって剣技における実力は世界最高であり、当代の剣聖を一蹴したことで『勇者』の称号以外にも『剣の神姫』という異名を持つ。また一度見た魔法を模倣することもできる。

ウィンにとにかく懐いており、大好きな兄であると同時に恋人としても愛されたいと思っているが、自身がたった一人で一国を凌ぐ能力を持つ勇者であるためなかなか一線を踏み出せない状態にある。コーネリアに対しては多少嫉妬している面もあるが、基本的にウィンそのものを好いてくれることから自身にとっても大切な人として認識している。

コーネリア

本作のもう一人のヒロイン。
レムルシル帝国の第一皇女で、皇位継承権では第2位の地位にある。

騎士学校でウィンと出会い、互いに浮いていたことで友人同士となる。

得意とするのは補助や回復といった魔法で一流の域にある。剣もなかなかの腕前なのだが、実戦では恐怖で固まってしまい振るうことができなかっため、基本的には守られ系といったところ。……皇女なのである意味で正しいのだが。

元々ウィンとは出会った当初から大切な友人と認識していたが、上記の実戦の際にウィンに庇われたことではっきりと異性として意識するようになる。ただし自身が皇女であることやレティに対する引け目もあって、一歩引いた位置にいることが多い。

ロック

主人公の親友。
大きな商家の次男坊で、家を継げない立場から騎士学校に入り、次席で卒業して準騎士となった。

実はウィンのひた向きさに惹かれることで、まじめに騎士になるために打ち込んだという経緯がある。次席になったことからもわかるとおり、ウィンともある程度打ち合える実力がある。

ウィンが物語が進む中で次々と有名人とコネクションを取得していき、それに伴う騒動に巻き込まれるようになったため、中盤以降は胃痛&ツッコミ&常識人枠になることが多い。

関連静画

ゼファー氏による公式のコミカライズ。ゼファー氏はPixivで艦これのファンコミックである駆逐艦の運命を連載しており、公式のコミカライズ担当としてデビューしたことに驚いた人もいた模様。

関連商品

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関連項目

  • 小説家になろう
  • ライトノベル

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最終更新:2025/12/10(水) 18:00

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最終更新:2025/12/10(水) 17:00

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