『半沢直樹』とは、『オレたちバブル入行組』をはじめとする池井戸潤の小説シリーズの主人公、および、TBS系列のテレビドラマ『日曜劇場 半沢直樹』のタイトルである。これらは『半沢直樹シリーズ』と纏められている。
本記事では、テレビドラマ版を中心に説明する。
『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』は共に『別冊文藝春秋』で連載されたのち、単行本化された。2013年7月7日より、これらを原作としたテレビドラマ『日曜劇場 半沢直樹』が放映されている。
バブル期に大手都市銀行に入行した主人公・半沢直樹。時は流れ、融資課長として勤務していた。そんな中、5億円の融資を取り付けた企業から粉飾決算が発覚して倒産。銀行は融資額5億を騙し取られてしまった。支店長・浅野は半沢にその罪をなすりつけ、自らは上層部に根回しを行った。
5億円の債権回収ができなければ出向[1]されるという理不尽な仕打ちを不審に思った半沢は、突如行方をくらました企業の社長を探すことになる。
テレビドラマ版は全10話構成で、第1部・大阪西支店編(オレたちバブル入行組)は第1話~5話、第2部・東京本部編(オレたち花のバブル組)は第6話~10話となる。原作と異なる設定が多々あり、見比べるのも面白い。
キャッチコピーは「クソ上司め、覚えていやがれ!」。また、半沢の「やられたら、やり返す。倍返しだ!」という発言が本作を象徴する台詞として流行し、様々な媒体で使用されるようになった。
「見終わった後、スカッとした」と感想を述べる視聴者が多い。さらに、半沢直樹(堺雅人)や大和田(香川照之)の緊迫感ある演技や、一度見たら忘れられないであろう黒崎(片岡愛之助)や小木曽(緋田康人)の熱演ぶりが視聴者にインパクトを与えており、高視聴率を記録している。
2011年に日本テレビ系列で放送された『家政婦のミタ』以来のヒット作として、視聴率の伸び具合が注目されている。
家族は金沢でネジ工場「半沢ネジ」を経営。苦しい中、産業中央銀行に融資してもらっていたが、駒田工業が倒産した結果、父親が自殺。秘めた思いを胸に、産業中央銀行へ入行する。その後、東京中央銀行大阪西支店融資課課長として勤める中、西大阪スチールの件で危機に瀕する。
間違っている事をおかしいと言い切り、上の人間に向かっても臆せず啖呵を切る。自身を見下す言動をとった相手には証拠をそろえた上で、同じ言動で返す。土下座マニア。行動力ある姿勢に半沢の部下たちは自然に慕うようになる。
大学時代に体育会剣道部に所属。剣道仲間の近藤と打ち合う場面も。また、暴力で抵抗する相手には、剣道で迎え撃っている。
直樹の妻。過酷な状況に向き合う直樹を全力で支える。
半沢の同期で親友。
半沢とは大学時代の剣道仲間。小木曾の精神攻撃に潰され、東京中央銀行からタミヤ電機へ出向。出向先でも嫌がらせを受ける。第6話は必見である。
大阪西支店支店長。大和田派。大和田には低姿勢、半沢には高圧的。(ネタバレ:第1部におけるラスボス。株取引で失敗し、その分を取り返そうと謀略を張り巡らせて半沢を潰そうとした。)
東京本部次長。顔に比例して(?)陰湿な性格。机を一定の間隔でバンバン叩いて精神的苦痛を与え、近藤を潰した。また、浅野に肩入れしており、彼に反抗的な態度をみせる半沢をターゲットに定める。
金融庁から出向してきた大阪国税局統括官。エリートでプライドが高いオカマルサ。オネエ言葉を話し、部下の不始末には股間をアッー!!
第2部では金融庁検査局主任検査官に戻り、半沢に対抗心を燃やす。
旧産業中央銀行出身。最年少で常務の座につく。ある出来事に関わっている。半沢の5億回収劇を機に興味を持ち始め、自分の派に入らないかと誘いをかける。
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巻数 | タイトル | 商品 |
|---|---|---|---|
| 第1作 | オレたちバブル入行組 | ||
| 第2作 | オレたち花のバブル組 | ||
| 第3作 | ロスジェネの逆襲 | ||
| 第4作 | 銀翼のイカロス | (連載中) |
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最終更新:2025/12/08(月) 13:00
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