古明地こいしとは、ZUN(上海アリス幻樂団)制作の弾幕STG「東方Project」作品内に登場するキャラクター。
→東方Projectの登場キャラクター
「東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.」EXステージボス
「ダブルスポイラー ~東方文花帖」
LEVEL9 被写体
種族: 妖怪「覚(さとり)」
危険度,活動場所: 不明
人間友好度: 皆無
地霊殿の主である古明地さとりの妹。姉と同様他人の心を読むことができるが、他者の心を読むことにより嫌われるのを恐れて第三の眼を閉じて無意識に身を置く。
無意識で行動する彼女は、誰一人と存在に気付かれない。心を閉ざしたため感情も薄れてしまっているが、霊夢たちと出会い少しずつ変わっていく。
EXステージでは姉のさとりのペットである霊烏路空が山の上の神に力を貰ったことを知り、自分のペットにもその力を与えてもらうために地霊殿から地上へ。自分の能力で妖怪の山の天狗たちに気付かれることなく守矢神社までやってきたところ、霊夢達に出会った。
その無意識の振る舞いを、「心を閉ざしているのではなく、無にすることで【空】の境地に近づいてるのではないか」と捉えた聖白蓮に勧誘され、命蓮寺の在家信者となった。
その能力によって、人間であろうと妖怪であろうと存在自体を認識することが難しい。しかし、他人との境界を確立していない子供はその例外であるようで、彼女を慕う者が多い。この様について、稗田阿求は求聞口授においてイマジナリーコンパニオン(イマジナリーフレンドとも。幼少期に、一定の割合の子供が経験する解離性障害の一種)との共通性を指摘している。心を閉ざしたサトリ妖怪である彼女は、暫しアイデンティティを失った存在とみなされるが、これこそが現在の彼女の妖怪としての姿と言えるのかもしれない。なお、イマジナリーフレンドは、子供にしか見えないなど座敷童子の伝承と共通する部分が多い。
一部のキャラで挑むと、倒した後放置プレイを喰らう(´・ω・`)
名前の由来としては、様々な憶測が立てられている。下記は一例である。
同じくEXボスで妹キャラのフランとは違い自らの異常に自覚がある辺り、フランとは別のタイプのキャラである。
フリルをふんだんにあしらった服装で可愛らしい容姿をしている。
ZUN帽完備。奇抜な服装の多い幻想郷の中でも、素直に少女らしいデザインである。
さとりと同様、胸の位置に第三の眼を持つが、後述の理由により眼は閉じている。
また、弾幕展開時に、グリコ 荒ぶる鷹のポーズ 両手を上げたポーズをとる事も特徴的である。
ちなみに、原作の古明地姉妹の立ち絵に画像処理のネガポジ反転をかけると、服装や帽子、髪の色が、さとりはこいしに、こいしはさとりの配色に酷似する。これにより、作中のグラフィックでは確認しづらい彼女の髪の色が、二次創作で時たま描かれる銀色ではなく、実は緑色なのではないかという説がある。
『無意識を操る程度の能力』
他の者に存在を感知されなくなる他に、その行動を読まれにくくなる。
実際に彼女は天狗や他の妖怪に気付かれることなく妖怪の山を登りきった。
オプティカルカモフラージュも形無しである。
彼女と彼女の姉の元ネタである妖怪覚(さとり)は、人間の無意識の行動によって痛い目を見た。
それを皮肉った能力なのかも知れない。
しかし、彼女は心を読むことができる第三の眼を閉じてしまったため、他人の心を読むことが出来なくなってしまった。
彼女いわく、「人の心なんて見ても落ち込むだけで、良い事なんて何一つ無いもん」とのこと。
心を閉じたこいしに対して、姉であるさとりの「心を読む程度の能力」は効果がない。
そのため彼女は「姉は自分に勝つことは出来ない」と語っている。
表象や本能、抑制、深層など小難しい名前がつくスペルカード、心理学や哲学、そして彼女のテーマ曲の元ネタであるエドゥアルト・フォン・ハルトマン及びハインツ・ハルトマンを元にしたスペルを使用する。
詳しくは「ハルトマンの妖怪少女」を参照。
彼女のスペルカードの中でも表象「夢枕にご先祖総立ち」はあまりのネーミングセンスに数多のプレイヤーが唖然とした。想像するとあまりにも恐ろしい光景だが、スペルカードにすると途端にお笑いになるというのはこれ如何に。
根本的には「考えることを棄てた壊れキャラ」であり「考えるより先に行動が終わっている」と言う性質上、思いついたことをどんどんやってしまう素直で悩みの無い性格にされることが多い。そのため、ジト目の姉とは逆にスッキリした笑顔で描かれる場合が多く、状況によって爽やかな笑顔から寂しげな笑顔、オリジナル笑顔まで色々な表情にされる。逆に、設定上恥ずかしがったりゲス顔になったり苦悶の表情を浮かべたりすることは少ない。
また、原作設定の拡張で幻想郷全土どこにでも理由なくふらりと現れることが出来る。
ギャグや日常では本当に悩みが無くノリと勢いで周囲を振り回すトリックスターとなるが、⑨と異なりバカではなく強いためその行動を止められないというか止める間もなく完遂されてしまうことが多く(→無意識なら仕方ない)、姉の悩みは増えるばかりである。
壊れキャラ設定を活かして血塗られた残忍なキャラにされる場合もあるが、激昂したりすることはあり得ないため普段のニコニコした顔のまま意味もなく殺しにかかってくるタイプが多い。
この傾向は恋愛やネチョでも維持されるため、ネチョではフランと異なりサディストにはなりにくい。
姉との関係については、こいしは基本的に好き勝手に放蕩しているためさとりと確執があると設定されるのは稀で基本お姉ちゃん大好きなのだが、こいし自身の心中は不明(というかそもそもからっぽ)でさとりはこいしを心配しているという原作通りの描写か、こいしが素直に好意をぶつけてくるせいでさとりがたじろいているパターンの何れかである。
Exボスで狂人で妹と共通点が多いフランドールとよく比較され、カップリングもされる(→こいフラが俺のイドブレイク)が、絵にかくならまだしも会話させようとすると性質の違う狂気をキッチリ書き分けつつ狂人同士で会話を成り立たせるというなかなか面倒な描写が必要になる。
枚数が増えたので、無意識のうちに古明地こいしのお絵カキコに分離しました。
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最終更新:2025/12/24(水) 05:00
最終更新:2025/12/24(水) 05:00
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