四式重爆撃機 単語


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ヨンシキジュウバクゲキキ

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四式重爆撃機とは、大日本帝国陸軍が第二次世界大戦中に運用した爆撃機である。

通称は「飛龍」。また連合軍が付けたコードネームは「peggy」

概要

四式重爆撃機は帝国陸軍が最後に開発した爆撃機であり、当時の日本の航空技術の集大成と言っても過言ではない性能を有している。

特に秀逸だったのが運動性能であり、双発の大型機でありながら非武装状態であれば宙返りなどの曲芸飛行も可能と言われていたほどである。
その為、陸軍機でありながら一部の機体が改良され海軍の雷撃にも使用されるなど、かなり幅広い運用が可能であった。

また当時の日本陸軍の爆撃機は総じて航続距離が短いという欠点があったが、四式重爆撃機はその欠点を改良して最大航続距離3800kmという、当時の軍用機の中でもトップクラスの航続距離を有していた。

機体性能が非常に優秀であった為、この機体をベースとして、75mm対空砲を搭載した高高度迎撃機キ109も計画・少数ではあるが生産も行われた。

このように非常に優秀な機体なのだが、運用開始が終戦間近であったことから実戦での戦績が少なく、あまり多くの人に知られることはなかった。

ただし本機で培われた技術は、後の0系新幹線開発に大きく貢献することとなる(0系の設計・開発者には飛龍の開発者も含まれていた)

関連項目

  • 爆撃機
  • 軍用機の一覧

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最終更新:2025/12/16(火) 03:00

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