園田競馬場

 園田競馬場とは、兵庫県尼崎市にある地方競馬場である。阪急園田駅が最寄りであり、大阪中心部から一番近い競馬場。 

概要

1930年12月15日に開場。1998年までは全レース、アラブによって行われており、アラブの4歳馬(当時3歳)の最強馬決定戦「楠賞」が有名であり、「アラブのメッカ」とも言われたが、アングロアラブ種の生産数低下に伴い1999年より試験的にサラブレッドを導入。現在は全てサラブレッド系競争となっている。

また、売上げも全盛期の頃に比べても大きく減少しており、苦しい経営状況となっているが2008年に開催されたJBCで、園田競馬至上最高売上げとなる20億5584万900円を記録した。

 2012年より金曜日限定でナイター開催を予定している。

コース

以前は1周1000mの超小回りコースであった。サラブレッドの導入により、1周1100mへの改装を予定していたが、3コーナー奥の自然林に手をつけられない事が発覚。2コーナーから3コーナーにかけて大きく外側に膨らませる形で無理矢理1051mに改装を行った。

現在は1周1051m。直線は213m。1230m、1400m、1700mのレースを中心に開催している。

アナウンサー　吉田勝彦

園田といえば吉田勝彦アナである。

1937年生まれ。声優志望であったが、競馬場で放送のアルバイトを行い、競馬実況デビュー。以後、50余年にわたり園田のレースを盛り上げる立役者である。現在は弟子である竹之内アナに大レースの実況を譲っている事が多い。

吉田節と呼ばれる独特な言い回し、ゴールが近づくにつれて急激にテンションが上がり、ゴール前では声が裏返るほどの激しい実況となる。絶叫系実況の先駆けとも言われる。

ばんえい競馬の井馬博アナと並び、東の井馬、西の吉田と地方競馬を代表する実況アナである。

関連動画

2008年11月3日　関西で初のJBCが園田競馬場で開催

 園田競馬場の名物アナウンサー、吉田神こと吉田勝彦氏の名実況。

  

関連商品

関連サイト

・ 園田競馬場・姫路競馬場公式サイト