「多目元忠」(ため・もとただ ? ~ ?)とは、後北条氏初代・北条早雲に協力した「御由諸家」 である多目家の出身で、北条氏康の軍師的立場を務めて河越夜戦での大勝利に貢献し、北条五色備の黒備を任された武将ながら、コーエーの「信長の野望」シリーズには「信長の野望Online」以外はいまだに登場しないレア武将。
| 北条五色備 | |
| 赤 | 北条綱高 |
| 青 | 富永直勝 |
| 黄 | 北条綱成 |
| 黒 | 多目元忠 |
| 白 | 笠原綱信 |
後北条氏初代・北条早雲と共に伊豆に勢力を築いて後北条氏繁栄の基礎を築くのに尽力した「御由諸家」であり、
の「草創七手家老」と呼ばれる重臣の一族・多目氏の一族に生まれ、北条氏康の軍師的立場となって活躍したと言われている。
扇谷上杉朝定や山内上杉憲政、古河公方・足利晴氏らが連合して、北条綱成の河越城を包囲した際は、北条氏康が偽の降伏文書を各所にばらまいて戦う意思が無いように見せたり、包囲軍に貢物をする等して包囲軍の気がゆるむをまってから夜襲を仕掛けた所謂「河越夜戦」に参加した多目元忠は、北条氏康の手勢8000のうちの2000を預けられて、後詰として後方にあって戦況の把握に集中し、扇谷上杉朝定が戦死する混乱の中で、逃げ出そうとした足利晴氏を深追いする北条氏康に対して、引き上げの法螺貝を独断で吹かせて全軍を一旦引かせて、城内で頃合を見計らっていた北条綱成が「勝った!勝った!」と河越城から突撃して挟撃するかたちを呼び込んで、足利晴氏の軍を壊滅させて、80000の包囲軍を1/10の8000の兵で撃破する大勝利に貢献し、独断で引き上げの法螺貝を吹かせた事も軍紀違反として咎められるどころか北条氏康より絶賛された。
戦功により後北条氏の五色備のうちの黒備を任せられた多目元忠は、その後は武田信玄の侵攻を防ぐ等活躍したらしい。
※その他「多目元忠」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。
北条氏康の軍師を務めた五色備の黒担当を務めた多目元忠だが、コーエーの「信長の野望」シリーズには、「信長の野望Online」にしか登場せず、歴史SLGとしての「信長の野望」にはいまだに登場していない。
※北条綱成は皆勤なのに・・・
▼「河越夜戦」を信長の野望革新で再現した動画に登場。
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最終更新:2025/12/10(水) 10:00
最終更新:2025/12/10(水) 10:00
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