ここでは天使の詩 (ゲーム)について書かれています。
1991年10月25日発売。
製作:株式会社日本テレネット
企画:西健一、金子彰史
音楽:なるけみちこ、小川史生
キャラクターデザイン:冨士宏
挿入歌(スキャット):喜多かおり
対応機種:PCエンジン
出演声優:井上和彦、江森浩子、宮内幸平、萩森順子、田中秀幸、高島雅羅
開発チームは「ライオット」レーベルを作ったがほとんど使われなかった。このチームは後に独立しワイルドアームズシリーズを作るチームへと成長していく。
システム的にはドラゴンクエストのコマンド制をそのまま流用した感じの典型的なJRPGであるが、当時PCエンジンには本格的RPGが少なかったことと、CDROMの特性を生かした作品であったこと、BGMに神曲が多いことなどの理由からなかなかのヒットとなった。ゲームのエンディングは非常に不満の残るものとなっているが、それが続編のエンディングに繋がっており、続編をクリアすることで本作品のフラストレーションが解消されるという仕組みになっている。不満といってもクソゲー的な意味ではなく、伏線回収的な意味で、である。
ゲームに声優が使われ始めた黎明期でもあり、本作品に出演している声優は青二プロダクションの大御所ばかりである。
PCエンジンはすでに過去のハードとなり、日本テレネットも倒産。バーチャルコンソールでもフォローされていないため、プレイすることはとても困難な状況である。EGG MUSICにてBGMのみダウンロード販売されている。試聴も可能。
西暦500年~800年ごろのエリン(現アイルランド)にある、ロスコモン村(現ロスコモン市)から物語はスタートする。
主人公ケアルは幼馴染であるクレアと結婚することになった。結婚の儀としてエウリカの花を摘んでくることになったのだが、花を摘みに行く道中クレアが魔獣カイムに連れ去られてしまう。ケアルは妻を助け出せるのか。
この時代は大まかに言うとローマ帝国の支配が終わったものの、アングロ・サクソン人やノルド人の侵略が始まり、ケルト人にとっては一難去ってまた一難だっ た時代である。キリスト教はすでに流入し、土着宗教であったドルイド教と融合を始めていた。ゲーム中に登場する「ハイクロス」はケルト人の太陽信仰とキリスト教の十字架が合体したもので、現代アイルランドでも重要な文化財として見ることができる。
ストーリーそのものもケルト神話にキリスト教の伝承が混じったものとなっている。
フィールドマップはアイルランド及びイギリスの形状で、登場する街はほとんどが実在。ただし都市デザインは現代風になっている。
実況なしプレイ動画 実況プレイ動画
BGM集 BGM集
ED挿入歌(スキャット)のみ 出演声優インタビュー
PCエンジンが耐用年数を超えたものしか残っていないため注意。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
最終更新:2025/12/06(土) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。