「対空射撃じゃありません!攻撃隊の発艦です!
天城航空隊発艦、始め!です!」
天城(あまぎ)とは、大日本帝国海軍所属の雲龍型航空母艦二番艦「天城」をモチーフとした、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する艦娘である。
CV:未公表 キャラクターデザイン:くーろくろ
2015年2月に行われた冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」の最終面の突破報酬として実装された正規空母艦娘。
あくまでも雲龍型航空母艦二番艦「天城」がモチーフであり、空母への改装中に関東大震災に被災・大破し解体された巡洋戦艦「天城」とは無関係である。
姉の「雲龍」が、三国○双にでも出てきそうな中華風衣装だったのに対し、妹の「天城」は楚々とした和服姿で登場し、提督達を驚かせた。
改造レベルは50、さらに改造設計書が必要(これは「雲龍」と同じ)であったが、改造してみた提督達は二度驚かされることになる。
性能は「雲龍」とほぼ同じであり、低燃費な正規空母として運用するのが良いと思われる。
雲龍型航空母艦については、雲龍(艦これ)の記事も参照されたし。
ミッドウェーの敗戦で正規空母を一気に4隻失った帝国海軍は、慌てて雲龍型航空母艦を量産する計画を立てた。いわゆる改マル五計画で、それに従って建造されたのが「天城」である。
(図鑑で天城は「マル急計画で~」と言っているが、正確に言うと、この計画で建造されたのは「雲龍」である)
ちなみに、ネーミングがそれまでの空母の瑞祥生物から、いきなり地名になっているが、これは空母を大量生産すると名前がネタ切れになることを見越して、1943年6月にネーミングルールが変更され、それまで重巡に使われていた山の名前を空母が使うことになったためで、「天城」は伊豆の天城山から取られている。
「天城」は1944年8月に三菱長崎造船所にて竣工。ほぼ同時に横須賀で竣工した「雲龍」と共に、再編された栄光の一航戦の一員となる……が、既にその頃、乗せる艦載機も、それを動かす搭乗員も払底していた。機動艦隊として活動する場を与えられることなく、12月には「雲龍」が、特攻兵器の輸送に駆り出されて潜水艦に沈められるという、空母としては屈辱的な最後を遂げてしまう。他の新生一航戦の空母達も、「信濃」が沈められ「隼鷹」も大破し、まともに動けるのは「天城」の他には「龍鳳」だけという状況になる。
その後、10月に竣工して一航戦に編入されていた三番艦「葛城」と共に、「天城」は瀬戸内海で慣熟訓練と共に六〇一空の艦載機搭乗員の訓練に明け暮れ、機動艦隊の再建を図ることになった。
しかし、1945年に入ると、そのための燃料さえも事欠くようになり、「天城」と「葛城」は呉に係留されることの方が多くなり、ついに4月、栄光の一航戦は解隊となってしまう。
そして、1945年7月、呉軍港空襲で、呉にいた仲間達[1]と共に対空戦闘で奮戦するも、執拗な爆撃を受けて大破、ダメコンもままならずに横転し、そのまま着底。無残な姿をさらしたまま終戦を迎える。
(この横転した天城の姿は米軍がカラー映像を残している。関連動画参照)
戦後、青函連絡船の整備用の浮きドック代わりにその船体を使おうという話が出て、「天城」は浮揚・仮修理され、函館に向かう。
だが、新しい仕事も1年あまりだった。函館船渠が機能を回復して、艦船の修理が行えるようになり、役割を終えた「天城」は解体された。時に1949年8月のことだった。
なお、「天城」の名を持つ艦としては3代目(初代は日清戦争の時代のスループ艦、2代目が前述した巡洋戦艦で「赤城」の姉にあたる)。戦後、海上自衛隊の護衛艦にはその名を使った船はないが、海上保安庁のてるま型巡視船に「あまぎ」がいる。
※史実の「天城」の横転した姿。0:40あたりから。
天城(艦これ)に関するニコニコミュニティを紹介してください。
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最終更新:2025/12/08(月) 13:00
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