「学校であった怖い話に屈しない」とは、ゲームの実況プレイ動画の一シリーズである。
概要
サウンドノベルゲームの傑作として名高い『学校であった怖い話』(以下、学怖 と略す)の実況プレイ動画。
一緒に別のゲームを実況していた友人が帰省してしまい、残されたもう片方の人が有り余るやる気を解消するために始められたシリーズである。ソフトはSFC版を使用。
毎回投稿者コメントに載っている「怖い話に負けないよう、実況で茶化していこうと思います。」の言葉通り、
ホラーゲームである学怖に対して突っ込みを入れて楽しむのが本シリーズのコンセプトとなっている。
実況者
ニコニコ動画のアカウント名は「学校であったすべらない話」となっているが、その名が用いられることはまずない。
特定の呼び名は決まっていないので、大抵は「うp主」と呼ばれるが、Part28以降主人公の名前が「鬼塚たけし」で固定されていることから、その名前で呼ばれることもある。ちなみに実況者のメールアドレスも鬼塚たけし。
怖い話の矛盾点や無茶苦茶な部分に関西弁で鋭く突っ込む実況スタイルが人気。
しかし怖いものに強いというわけではないようで、特にゲーム内の怖い画像に対しては「屈し」てしまうことも多い。
記憶力が良く、何話も前に一度だけ登場したキャラクターの名前がスラスラと出てくるほど。
特にPart34においてその能力は遺憾なく発揮されている。
酒を飲みながら実況すると、語り手のキャラクターに絡むようになる。
動画の変遷
本シリーズのプレイスタイルは三つに大別できる。
- 第一期(Part1~33)
学怖は「どの語り手」が「何番目」に話すかによってシナリオが変わるため、「全ての語り手」に「全ての順番」が割り当てられるように計画表を作り、それに従って進行した期間。シナリオ内の選択肢は全て自由に選んでいる。
ちなみにこの中で偶然隠しシナリオの一つに到達している。
- 第二期(Part34~45)
第一期のおさらいとして、バッドエンドに終わってしまったシナリオへの再挑戦およびリクエストの多かった分岐を見つつ、特定の条件を満たさないと見られない、いわゆる「隠しシナリオ」を見ていった期間。
隠しシナリオ到達までは攻略サイトを利用し、到達後の選択肢は自由に選んでいる。
- 第三期(Part46~)
学怖の中でも最も到達困難とされる「隠しシナリオ2」を目指して現在進行形で行われているプレイ。
四十話以上に及ぶシナリオ全てを決められたルートで進めなければ到達できないものであるため、選択肢は基本的に全て攻略サイトに従って選ばれている。その中でこれまでに見たことがない分岐があると、それを動画としてアップしている。人気の高い「仮面の少女」シナリオもこの中に含まれる。
この「隠しシナリオ2」制覇を以って本シリーズは終了することが宣言されている。その後のことは不明だが、何らかの形での続きを望む声は多い。
ゲストとして「クロノトリガーを実況プレイするぜ」のルーツ氏が登場した回がある。
名言・珍言
- ラッパー桜井
恐怖体験により精神に異常をきたしてしまった桜井という教師が、歌の歌詞のような意味不明な言葉を口走っていたことから。本シリーズでたびたび話題にのぼる。
- 魔王
語り手の一人、岩下明美のこと。冷酷な性格で、「殺す」という言葉を平気で使ったり、主人公を無茶な質問で圧迫したりと、恐ろしい人物であることから。概して魔王が話すときは実況者が主人公と一体化してしまうことが多い。
- トイレ
語り手の一人、細田友晴のこと。トイレに関する話ばかりし、そのトイレ好きは同級生にまでネタにされるほど。
ゲーム進行の計画表では、他の人物が名字で書かれている中彼だけが「トイレ」という名で書かれている。本望だろう。
- ギシギシアンアン
ゲームに登場する高校の旧校舎は古い木造で、歩くとギシギシと音がする。が、実況者の脳内では違った音に変換されるらしい。旧校舎に赤ん坊の霊がたくさん出ることと関係があるとかないとか。
- ㈱霊界(かぶしきがいしゃれいかい)
ゲームの舞台である高校にあまりにも霊現象が多いことから、「霊界には現世に幽霊を送り込む会社があるのではないか」という発想が生まれた。と軽く書いているが、どうやったらその発想に行き着くのかは実況者にしか分からない。
社員(幽霊)を派遣して悪さをさせたり、現世の人間を新たな社員としてスカウトしたりしているらしい。
- お久しブリブリぷっすぅ~
実況者が「お久しぶり」にかけた駄洒落の挨拶を募集し、見事当選した言葉。現時点では実際に使われたことはない。
- 大好きだ君(だいすきだきみ)
語り手たちに愛されるために、主人公に「大好きだ たけし」という名前を付けたことで生まれた言葉。「君」を「くん」ではなく「きみ」と読むところがミソ。主人公の先輩である日野からは「よう!大好きだ!」という台詞も飛び出した。
別バージョンとして「父 たけし」を「父君(ちちぎみ)」と呼ばせているものもある。
- 新堂「スポーツはいいぞ」
これだけなら何ということはないスポーツ礼賛の言葉である。しかし実況者お気に入りの動画『新堂さんと遊ぼう』の中で新堂のキメ台詞(口癖?)として使われて以来すっかりネタ化、本シリーズ内では新堂は何かと「○○はいいぞ」と口走るキャラということになってしまった。スポーツ「新堂はいいぞ」という亜種も存在する。
- むおおおおおおおお
上と同じく『新堂さんと遊ぼう』内の台詞。細田が怪物に変身する際の効果音を表現したもの。これのおかげで実況者の心からトラウマ画像が一つ減った。
他いろいろ…いずれ動画を見返して何かあったら追加しようと思います
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関連項目
学校であった怖い話-Wikipedia