後藤輝樹(ごとうてるき)とは、日本の政治活動家である。お笑い芸人のフットボールアワーは後藤輝基(ごとうてるもと)であり、異なる。
皇暦2642年12月8日降誕。高校卒業後、お笑い芸人に憧れた。陸上自衛隊にも就職したが、約1年間で退職し20歳で政治家を志す。
彼の選挙履歴については公式サイトのこのページが詳しい。
2016年東京都知事選挙に立候補。その時の放送事故とも言えるNHKの政見放送が話題となった。
終始放送禁止用語を連発し、公職選挙法第150条の2の規定に基づき音声を一部(と言っても内容のほとんどが下ネタなので大半と言っても過言ではない)削除されている。なお、この法律が適用されて政見放送を削除された例は1983年参院選の東郷健に続き2例目とされる。
これからおやすみの方もお目覚めの方も
そして偶然、この映像を目にしてしまった貴方も、
ようこそごきげんよう。後藤輝樹の、____(ポコチン)の時間です!
その後、SEALDsの真似(おそらく皮肉)をした踊りをして、番組の解説、お便りの読み上げ、その流れから「ポコチン」を連呼、男性器と女性器の呼び方の違い、日本各地の女性器の呼称、チンコ川柳を読み上げて、供託金が高すぎるという言葉で締めくくった。あくまで言うが、これは東京都知事選挙の政見放送である。深夜番組の1コーナーではない。
ちなみにNHKは当初、公職選挙法を踏まえて一切放送しないつもりであったが、本人は「表現の自由を害する」「憲法違反」などと主張し、揉めに揉めた末に音声カットでの放送になったという。
一方、作ったものが全く世に出ない事を危惧したため、NHKと揉めていた時期にniconicoで行われた政見放送スタイルの配信にて、NHKでの政見放送とほぼ同じ内容をノーカットで実演(後述)。世に出たのはこちらが先だが、後にカットされた部分の答え合わせのように扱われた(一応、本人のブログに台本の完全版が載っている)。
最初から泡沫になるという自覚があったので、注目を集めるために放送したという。わかる人にだけわかればいいと述べている。
こちらの政見放送では音声は削除されていないが、放送コードギリギリのラインの下ネタを連発した。
舛添要一元東京都知事についてラップ調で皮肉った後、「俺がシコれば世界が変わる」と発言、そのままアレを放出したような仕草を披露。その後、マスコミによる舛添要一や、闇カジノ事件で選手登録抹消となった元バドミントン選手の田児賢一に対する報道を集団イジメだと発言。東京オリンピック開催・築地市場移転に関する反対の意思を述べたあと、再び「俺がシコれば世界が変わる」と締めくくった。
NHKの時に行った、一貫した放送禁止用語を非常に含む政見放送に比べれば、内容的には問題はあるものの落ち着いている方である。
立候補者21人中13位、7,031票で落選。得票率0.1%なので、供託金300万円は没収された。この選挙の落選で、7回連続の落選となった。
任期満了に伴う東京都議会議員選挙で、千代田区選挙区から立候補した。所属党派は都民ファーストの会をもじった「国民ファーストの会」。指名手配ポスターのパロディである「おい、小池!」の選挙ポスターもこの時のもの。
しかしわずか602票(得票率2.37%)という結果に終わり、あえなく落選。供託金60万円は没収された。
ちなみにこの直後に行われた横浜市長選挙への立候補も検討してポスターも作成していたが、結局出馬せず幻のポスターとなった。そのポスターは彼の公式サイトで見ることができる。
彼の初めての選挙となった神奈川県議選に横浜市南区選挙区から再び立候補。所属党派は「横浜都構想を実現する会」。
この選挙では彼史上最多となる5,476票を獲得するも落選。しかし、得票率は8.16%となり供託金没収ライン(5%)を上回ったため60万円は返還された。ちなみに供託金返還ライン自体は初出馬の2011年神奈川県議会議員選挙でも超えている。
彼が一躍有名になった選挙から4年、小池百合子都知事の任期満了を受け出馬。所属党派は「(略称)トランスヒューマニスト党」。念のため補足しておくが、(略称)の部分も含めて東京都選管の立候補者一覧(PDF)に書かれている。下記のネット演説の登場時の肩書き欄や選挙公報には「「愛してる」という挨拶を日本に普及し、靈氣(レイキ)の義務教育必修を目指す、この国の表現の自由を守る愛国左翼 トランスヒューマニスト党」と書かれている。
前回の政見放送では下ネタを連発しまくって話題となったが、2020年もどのような放送をしてくるのか期待される。
ちなみに告示当日に行われた生放送ではさっそく輝樹節を展開していた。この放送では最初に登場する。
その一方で選挙ポスターが物議を醸すことになった。というのも、それが『コードギアス 反逆のルルーシュ』の主人公、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(ゼロ)のコスプレだったからである。さらに「後藤輝樹が命じる 私に投票せよ」というルルーシュの台詞を元にしたフレーズも。これには流石に制作会社のサンライズも「株式会社サンライズおよび製作委員会、作品関係者とは一切関係がありません」と声明を出すほどで、後藤もこれを受けてTwitterで謝罪している。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/gototeruki/status/1275759789092433926
そして気になる政見放送だが、彼は今年もやってくれました。
TOKYO MXでは6月26日午前2時10分~の放送枠で、立候補者9人の政見放送が放映された。その中には彼の放送もあったが、なんと3例目の「公職選挙法第150条の2」を適用されてしまう事態となった。
NHKでは、NHK総合テレビで6月26日22時30分~の放送枠で放映されたが、冒頭からカオスだった。始まって早々着てた服を脱ぎ、オムツ一丁の姿になり(後にそれも脱ぎ、頭にかぶる行為を行った。)、4年前の政見放送のこと、「なぜ性器の名前だけ放送禁止になるのか」と放送禁止用語の決め方に文句を言い、「変人が世界を変える」と発言した。
ちなみに4年前に同じNHKの政見放送で伏せられた性器名(マ〇ペコなど)については伏せられず、そのまま放送された。
愛国主義で、戦前の日本の強さを取り戻したいということから右翼的な政策が多い(ただし本人曰く「右でも左でもなく俺様」)が、ガンダムのようなロボットを作るなど現実離れしたものもある。
詳細に関しては数が多いので、後藤輝樹のオフィシャルサイトから確認してください。
NHK通常放送版に勝手に自主規制音(P音)を挿入したもの。
ノーカット版
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最終更新:2025/12/09(火) 07:00
最終更新:2025/12/09(火) 06:00
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