忍野メメとは、西尾維新作のライトノベルおよびそれを原作としたアニメ「化物語」と同シリーズのメインキャラクターの一人である。
まるで名前に反逆するかのように男である。
廃墟となった塾跡に無断滞在している30代のオッサン。
原作では小汚くて胡散臭い中年のおっさん(阿良々木評)だったはずが、アニメ化に際し、作品一のイケメンとなった。
サイケデリックなアロハシャツにぼさぼさの髪という、あまり見られたものではない格好をしている。軽薄かつ皮肉な性格で軽口が耐えない。
携帯電話の使い方を知らないほどの機械音痴で、80~90年代のオタク文化に詳しい。
阿良々木暦たちに怪異への対処法、及びアドバイスをする役割の人物。怪異を調べ全国を放浪している。
彼のモットーは「自分は助けない、相手が勝手に助かるだけ」というもの。その言葉からも分かるように、「助ける」という言葉を嫌っており、どう見ても彼が手助けしている時でも「力を貸す」などという表現をする。また、被害者自身の姿勢や原因そのものにも言及し、責任の所在を問う事も彼の姿勢である。徹底した中立派。
口癖は「元気が良いなぁ、何かいいことでもあったのかい?」
※こっからネタバレ?※
つばさキャットの後に塾の廃墟(というか暦たちの住んでる町)から出て行き、それ以降は登場しないが、キスショットの来訪によって起こり得る様々な怪異現象に対して手段を講じていた事が、化物語BD/DVD4巻のオーディオコメンタリーや、偽物語(下)で判明した。
怪異全般に対するスペシャリストで、その実力は大学生時代から既に「天才」の領域にあったらしい。なお、その頃は周囲にいつも女性を侍らせていた事がある人物から明かされている。
多くの場面で先読み、布石、予防策、対抗手段、知識の幅を披露しており、阿良々木には「ブギーポップみたいだ」と評されていたが、本人は「あそこまで平行的に事態を把握し、解決する事は自分には出来ない」と話している。
穿った見方をするなら、西尾維新作品の多くが一人物からの単一視点で成り立っている手法なのに対し、ブギーポップの上遠野浩平作品が複数人物の多視点で書いている事を併せ読むと興味深いセリフである。
上記のように徹底的な中立派でありながら、多くの人をやはり手助けしているその姿勢を見て、阿良々木君、及びその友人達をして”お人好し”と言わしめた希少人物である。
※ここまでネタバレ?※
多分ロリコン。
廃墟に住んでいたときは雨水でのどを潤し、忍とミスタードーナツを取り合う生活をしていたそうだ。
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最終更新:2025/12/14(日) 03:00
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