怪獣映画黄金期復活計画とは (カイジュウエイガオウゴンキフッカツケイカクとは) [単語記事]

怪獣映画黄金期復活計画とは、誰もが円谷英二の下で特撮をやれた時代をうらやむ特撮野郎どもの夢であり、希望であり、重き現実であり、荒れ狂う嵐の海であり、魂の彷徨と邂逅であったのだった。現在にあっては状況進行中、諸氏は続報を待たれたい。

戦闘概報

（状況は現在も進行中である。ゆえに、文が乱れることを許されたい）

今、日本には怪獣が求められている。その季節が去ってしまったかのように、映像作品の中に彼等の姿を見ることが酷く少なくなってしまったからである。

悲しむこと無かれ。必ず、彼らは私たちの前に戻り、その雄雄しい姿を再び見せてくれるだろう。復活の日を待つために、このタグは生まれたのだと信ずるものである。

このタグが冠せられた動画たちのほとんどが、その存在を許されることの無い（権利者削除）事を承知の上で、それを欲する心を持つ者たちの記録とすべくして、当記事を作成した。

…のだが開けてびっくり玉手箱、なんとニコニコ動画には現役特撮監督が多数潜伏していたのだ。これぞニコニコ潜水艦隊。神宮寺大佐（演・田崎潤）もびっくりである。

…と思ったら実は潜んでいたのはムゥ帝国だった。自分たちでムゥ帝国をやって、あとは海底軍艦・轟天号が自分から飛び込んでくるのを樋口シンジはテグスネ引いて待っていた、つまりムゥ帝国の誇る東宝一のかませ犬、世界一のやられ役、マンダ（名の由来は万蛇であるとか）を体現する男だったのである。樋口は天性のイジラレ芸人だったのであった（なんて恐ろしい奴なんだ。奴と組みたがる男が後を立たないのや、東宝が３本も大作〔ダイサクじゃないぞ〕映画を任せたのもうなずける話である。だってマンダかわいいじゃん！あんなに凶暴な癖して感電して負けるんだぞ！どんだけ轟天号強いんだ！）。…というか、樋口さんは、睨下（演・天本英世）の手下の、あの力持ちっぽいひと（演・小川安三。DVDコレクションの冊子で勉強してますｗ）にそっくりだと思いま～すｗ　あ、立ち回り方じゃなくて、見た目とキャラのことですよｗ

あとは轟天号さえ奴の下に辿り着けば、話は一気に大団円へ、ムゥ帝国は自らが望んだのやもしれない大破壊のさだめをその一身に受けて滅び行くのである。

いや、これはニコニコ「Ｌ作戦」だったのかもしれない。メーサー殺獣光線車の到着を待ち望んでいたサンダとガイラ、あるいは作戦準備を済ませた陸自の隊員たち（そういえばどっちも田崎潤さんと電気と超兵器ですね）が、ニコニコ動画に待機していたのかもしれない。思えばハルヒは原作もアニメも特撮っぽかった。こなたは特撮もいける口だった。これはまさにＬ作戦そのもので、私がガイラだったのかもしれない。

状況の概略と、進行中の作戦の要旨

怪獣映画黄金期復活計画でタグ検索

諸氏は自らの手で、自己の求める動画を検索されたい。

「海底軍艦は只今より、ムウ帝国撃滅のため、出撃します！（演・田崎潤）」

みんな、待っていたのである。ある者は見目麗しい皇帝陛下（演・小林哲子。と言うか、特撮作品の中でこの時のこの方が一番美しいんじゃないかな…自分はあんまり見比べた経験ないけれど）を演じ、ある者は天本英世さんばりに策謀を張り巡らせ、樋口は一番テレビなどに露出してイチビリ万蛇を演じ続けた。そして今、夜明け前のときを迎えたのである。皆で明日に雄叫びをあげようではないか。戦い続けた、あるいは命散らせた、全ての者たちのために。

自分はいつか『海底軍艦』リメイク版を造りたい。東宝さんがやってくれるなら決定版日本海軍の生涯と最期、題するなら『海の挽歌』とでも銘打つ、軍艦たちと飛行機たち（零戦とか）の物語も造りたい。あと、司馬遼太郎さんが流行ってるから、九七式中戦車チハと戦車たち、陸軍航空と兵隊さんたちの話もいいな。

あと、『ラドン対ギャオス』もいいな。常々、ラドンはただ生きてるだけなのに（メガヌロン喰らってｗ）死ななきゃならないのはおかしいと思っていたんだ。ギャオスは戦って散ってナンボ！…のはず。群れで攻め来るギャオスに立ち向かうラドンと、空を駆る航空自衛隊F-15J（F-15EJを先取りもいいな）なんていうのも見たい。

最後にもう一回だけ述べるが、状況は進行中である。諸氏は続報を待たれたい。夜明け前が訪れたら、必ず夜明けは来るのだから。あの熱く燃え、生きる者は皆、戦いの中にあった時代が、そこまで来ているのだから。