情報技術(IT, Information Technology)
とは、だいたい以下の総称だと思われる。
- 情報処理(コンピュータにより電子情報を処理する技術)
- 情報伝達(通信プロトコルにより電子情報をやりとりする技術)
- 情報処理・情報伝達を実行するためのハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク環境の開発・製造・改良・保守など
- 情報処理・情報伝達の技術を組み合わせて、システムを構築したり、インターネットを介したサービスを開発・運営・提供したりと、工学的または社会的に応用すること
概要
世界のありとあらゆる情報が電子化されつつある現在、ITに全く関わらない人はほとんどいなくなってきていると言っていいだろう。
今この記事を見ている人は、電子情報を読み取れるコンピュータか携帯端末を目の前にしていて、インターネットに接続し、ニコニコ大百科のデータベースにアクセスしていてこの記事を表示させているのだから、まさに情報技術をフル活用していると言える。
ITの普及と人々の生活
- 1940年代
- 入力情報を電子素子の形で演算できるコンピュータが開発される。
- 1950年代
- 色々な目的に応じた内蔵プログラムが商用化し、少し普及する。
- 1960年代~1970年代
- 企業や研究者が、コンピュータに演算や大きなシステム管理を頼るようになっていく。
- 1980年代
- ICを内蔵した小型コンピュータが当たり前になり、日々ディスプレイに向かうオフィスワーカーが急増。
- 1990年代
- インターネットが世界中で商用化され、生活上の主要メディアの一つへ飛躍的に成長する。
- インターネットの商用化やEメールのブームに乗って、パソコンが家庭にも急激に普及する。
- 電子通信も可能な携帯電話が普及する。
- 何でもEメールでやり取りすることが普通になる。
- 2000年
- 日本でブロードバンド接続が商用化される。
- 森喜朗首相が「IT」を「イット」と読んで叩かれる。→「IT革命」が流行語大賞に。
- 2000年代前半
- ブロードバンド接続が一気に当たり前になる。
- ブロードバンド接続により、誰しも常時オンラインでサービスを利用することが可能になり、インターネットを利用したサービス分野が世界中で急増・急激に普及する(通販、コンテンツ配信、ブログ、コミュニティサイト・・・)。
- 2000年代後半~
- SNSが席巻し、コミュニケーションやライフスタイルにおけるインターネットの比重がかつてない大きさに。
- スマートフォン端末、タブレット端末、モバイル高速無線LANといったツールが急激に普及している。
- 以上のような要因から、インターネットにおける個人のアイデンティティの確立、それをとりこむ形での職場などにおけるWebツールの急速な普及が見られる。
- あらゆる電子情報のリアルタイム性・ユビキタス性(クラウドコンピューティングを伴う)が日々重要性を増している。
近年、インターネットを利用したサービス分野が注目されていて、会員向けにコミュニティを構築・拡大して稼ぐことが一つのトレンドになっており、急成長しているサイト(FacebookとかNiconicoとか)も多く、成長している間は運営企業はウハウハなのだが、逆に落ちる時は一気に凋落するという厳しい業界。
そんなブラックなIT業界に飛び込むには余程の覚悟、またはひろゆき並みの神経の図太さが求められる。
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関連項目
- 情報
- コンピュータ
- プログラミング
- システムインテグレーション
- インターネット
- IT企業
- Microsoft
- Apple
- Google
- Fujitsu
- NEC
- Softbank
- Dwango
- 森喜朗