手描き・手書きMAD(てがきマッド)とは、動画作成者が自らの手で描き起こしたものによるMAD。
元ネタを切り貼りして作成される本来のMADと違い、動画作成者の絵柄やセンスそのものが反映されるのが特徴。元ネタとなるものをトレースして作成されるものも当然あり、全てが完全オリジナルなわけではない。
タグでは「てがき」「手描き」「手書き」と分類されることが多い。
いつ頃から手描きMADが作られだしたのかは定かではない。
手描きMADを一躍有名にしたのは「や団」製作の「GGG退官ビデオ」である。
のちに「や団」のメンバーは「宇宙武闘伝Yヤマト」という作品を作るが、その半年後東京大学アニメーション研究会が同じ曲で別のアニメ作品の手描きMADを作る。
これが手描きMAD初の2番煎じと言われている。
Flashの普及により動画の製作と公開が飛躍的に簡単になり、2001年頃からFlashが流行する。
2001年12月には早くも「wosa」氏製作の「うる★8つら」が公開されている。
2003年2月、「512kb」氏製作の「2ちゃんねる大王」が公開される。
これらのFlashが引き金となり2chにアニメ系Flashが流行する。
近年の手書きMADブームの発端は、2006年4?月に公開された「ハレ晴れユカイ支援Flash」ではないかと言われている。
5月にはすでに「ハレ晴れユカイ スプーVersion」が公開されており、以後数多くのMADが作られていく。
2007/04 らき☆すたOPパロ登場。
2007/07 絶望先生OPパロ登場。
2007/08 お嫁にしなさいっ!シリーズ登場。
2007/08 プリキュア5EDパロ登場 。
2007/10 こじかEDパロ登場。
2008/01 「男女」の手描きPVとして「「男女」って曲が面白いからバカイト兄さんとヘタレン君に踊らせてみた」が登場。以後、それを元ネタにしたMADが流行する。
2008/02 「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)」アイマス関連の動画により流行。登場は不明。
2008/07 「アッーウッウッイネイネ(0゚・∀・)」東方Project関連の動画により流行?
手描きMADはMADと違って削除されにくいと言われている。
しかし、画像ソースこそ使用していないが、音楽ソースは元ネタのものをそのまま使用しているため、権利者の申し立てがあれば削除されてしまうことには変わりがない。このため、ニコニコ以外で動画をwebに公開してる個人サイトなどでは音なしのファイルを配布していることが多い。
ニコニコではJASRAC管理楽曲の打ち込み曲は合法であるため、それらの活用が望まれる。
→「人として軸がぶれている」も参照。
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最終更新:2025/12/18(木) 23:00
最終更新:2025/12/18(木) 22:00
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