折原臨也 単語


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オリハライザヤ

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楽しみだなぁ、楽しみだなぁ、楽しみだなぁ!
この街は、情報屋の俺でも知らないことがまだまだまだ溢れ、生まれ、消えてゆく!
これだから人間の集まる街は離れられない!!

人、ラブ!!俺は人間が好きだ!
愛してる!!

…だからこそ、人間のほうも俺を愛するべきだよねぇ。

折原臨也

折原臨也(ノミ蟲)とは、成田良悟原作のライトノベルデュラララ!!』に登場する、趣味で情報屋を営む永遠の21歳(笑)である。
趣味は女の子の携帯を踏みつぶすことと不良の上でジャンプすること。

中の人は神谷浩史。

概要

新宿を拠点に活動する情報屋で、永遠の21歳(笑)。人を騙す際に用いるハンドルネームは「奈倉」。その他にも幾つもの顔を持つ。
たまに池袋に出向いたり、目的の為なら都外にも出張する。

眉目秀麗で大トロが好きな残念な変態イケメン。

自称21歳だが実年齢は23歳(物語開始時)。10巻現在では25歳である。
なお年齢詐称の理由も「迂闊に自分の情報を漏らさない為」というものらしいが、有名人の同級生が多すぎて余り意味が無いように思われる。

黒幕思考の黒幕志願だが、物語の進行に連れ、彼と互角以上の情報収集力を持つ者や、黒幕的人物が数人登場している。これによって彼自身も事態に巻き込まれたり、自ら動く事が増えてきた。だが大丈夫、まだ折原飲茶にはなっていない。

人間関係

誰もが金や物、異性などの「何か」に執着を持つ事で人としての方向性が定まっていくが、彼の場合はそれが人類にとっては迷惑な事に「人間観察」に向いてしまった。この為、人間を分け隔てなく愛しているが、平和島静雄は例外であり犬猿の仲にして天敵である。

岸谷新羅とは中学入学時に知り合い、彼に加えて平和島静雄、門田京平らは高校時代の同級生。
友達は少なく、一人鍋をする事も辞さない。刺された甲斐もあって最近鍋仲間は出来たようだ。かろうじて唯一の友人と呼べる相手にこれまた変態の岸谷新羅がおり、彼が高校時代に臨也を評した言葉は「反吐が出る(褒め言葉)」であった。
前述のように平和島静雄とは互いに仇敵ともなっている存在で、高校生活の労力の半分は彼を潰すのに費やしていた様子。 

身内には名前のセンス以外は至って真っ当な普通の両親と、彼ですら持て余す厨二病の妹が二人おり、意外にも二人を寿司屋に連れて行ったり、車に轢かれないように注意したりと兄として面倒を見ている様子も伺える。

また、園原杏里も彼の愛の対象から外れる例外的存在の一人。彼女の持つ罪歌が「人を愛する」事でのライバルである事以上に、杏里の方が「人を全く愛せない」という異常性を持った自分との対存在のため、ありとあらゆる狂人も異常者も人の定義に含めて愛する彼にとってすら、「彼女は人ではない異形」と称している。

彼にとっては、平和島静雄は憎悪の対象、園原杏里は嫌悪の対象となっているが、それ以外の全ての人間の事を愛していると自負する。この愛は家族も他人も等しく、「友人という観察対象」と定めて注がれるものである。

静雄と新羅によれば、高校時代はよく女の子を騙してどっかに連れて行ってたらしい。なにそれこわい。人類愛を声高に叫ぶ彼だが、作者によれば勿論性的にはノーマル。過去は恋にまつわるエピソードもあったようだが、現時点でその話題はネタバレになるらしいので、作者的にその内本編で書くつもりなのかも知れない。

情報屋

情報屋としてのウザさ優秀さばかりが目に付くが、高校時代に平和島静雄から逃げきる為に体得しているパルクールの技術はかなり高いほか、罪歌の剣撃を数回凌げる程ナイフ捌きにも長けている。体捌きそのものは劇中に登場する優秀な武闘派勢の連撃をかわせるレベル。とはいえアニメ25話程の戦闘力は流石にないので、あれはアニメ世界の誇張表現だと思っておこう。
なお、高校時代も決して静雄から完全に逃げ切っていたわけではなく、幾度かは捕まってブン殴られていたらしい。ざまぁ

『バッカーノ!』において彼と思われる人物の名前も登場しており、場所の提供と死体の処理などを請け負っている。これらは2002年で新宿にいた時期だったと判明しているので、『デュラララ!!』1巻より数年前の出来事である事が解る。

ニコニコ動画内では「うざや」「りんや」等と表記されることが多い。「ぼっち」とも。

※以下、本編のネタバレ含みます(反転して読んでください)。


ハンドルネーム「甘楽」。ネット上では所謂ネカマである。口調は非常にウザイ。更に「クロム」というハンドルネームも同時使用しており、チャットで一人二役だって出来ちゃうぞ☆
ロシア語を話すことが出来るところはハラショーと言わせてもらおう。

セルティの首の現在の所有者。

セルティがデュラハンである事を踏まえ、「デュラハン=ヴァルキリー説」を目処にして、池袋で紛争を起こそうと画策している(戦女神がヴァルハラへと誘う、その天国を見るという目的のため)。
当初は起こした事件にセルティを巻き込もうとしていたが、彼女が事件の中心人物と関わると目論見は打開されると気付いた(元々セルティの事は高く評価していたようで、事件の佳境時には彼女に解決されると見越していた様子)事で、以降はセルティを中心において周囲で紛争の火種を巻く方針に切り替える。

時折事件の蚊帳の外に追いやられ「ぼっち」となるが、その際も蚊帳の外から羽音で煩く邪魔をする事に余念がない。

彼の人生において、そのメンタリティに唯一の影響を及ぼした存在が友人の岸谷新羅である。自身では気づいていないものの彼を「ライバル」と感じていた様子で、それは他人に対しての自身の立ち位置と同様に、新羅も「一般人とは次元が異なる立ち位置その存在」という共通性から見出したものであった。ただし臨也と新羅でもまたその「次元」は別々のものである。
また、妹二人の事は多少苦手意識を感じている程度だが、彼女たち自身が率直に臨也に家族の愛情を向けてくれる存在でもあるため、やはり兄として振舞う一面が見られた。

上述したように現在も黒幕嗜好で動いているが、謎の情報屋"九十九屋真一"のように彼の情報力を凌駕するものがいたり、ブローカー"澱切陣内"には二度までも敗北していたりと、意外と人間っぽい詰めの甘さは見え隠れしている。


ネタバレここまで

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関連項目

  • デュラララ!!
  • 成田良悟
  • ここに自販機を投げよう
  • イザい理論
  • だいたいこいつのせい

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