日産・ステージアとは、日産自動車が1996年から2007年まで二代11年生産をしていたステーションワゴン型の乗用車である。
車名の由来は英語で「舞台」を意味する「STAGE」に「Advance」の「A」を組み合わせた造語。
初代は七代目ローレルをベースとし、二代目は十代目スカイラインをベースとする。そのためか、初代モデルのエンジンが直列6気筒に対して、二代目モデルはV型6気筒となる。駆動方式は歴代共通でFRと4WDの二種類となる。
1996年にデビュー。七代目ローレルをベースにして開発をしている。そのためエンジンやシャーシも共通であるが、外装部品や内装部品にも七代目ローレルと共有する部品も多い。エンジンはいずれも直列6気筒で、2000㏄、2500㏄、2500㏄のガソリンターボの3種類となる。
1997年にマイナーチェンジ。パワー不足が指摘されていた2000㏄が、OHCからDOHC化がされる。2500㏄のNA車もパワーアップが図られる。しばらくした後にスカイラインGT-R用のエンジンとサスペンションを移植したグレード・260RSが登場。基本はAT車のみのステージアの中でも5速MTとなる仕様は、まさにステーションワゴンのGT-Rとも言われる。
1998年にマイナーチェンジをし、フロントとリアデザインが変更となる。ターボエンジンも九代目スカイラインと同じエンジンとなる。
イメージキャラクターには、俳優・中井貴一が前期型のみに登場している。
2001年に初のモデルチェンジがなされる。この時からベースを十代目スカイラインとし、エンジンもすべてV型6気筒エンジンとなる。エンジンは2500㏄、3000㏄、2500㏄のターボエンジンの3種類となる。ターボエンジンは4WDのみとなる。ミッションも2500㏄には4速ATとなり、他のグレードは5速ATとなる。
2003年に特別仕様車としてV6・3500㏄エンジンを搭載したモデルも登場。ミッションも6速MT仕様も選択が可能であった。
2004年にマイナーチェンジ。外装の前後デザインとインテリアの質感アップが図られたのと同時に、3000㏄、2500㏄ターボエンジンは廃止され、統合という形で3500㏄に一本化されたが、6速MT仕様は廃止となった。
2007年に生産中止。これは日本国内でのステーションワゴンの需要が低くなったのが要因。
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最終更新:2025/12/09(火) 07:00
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