明石家サンタ

明石家サンタとは、毎年12月下旬の深夜にフジテレビで繰り広げられる、史上最大のクリスマスプレゼントショーである。

概要

タイトルが指すように、明石家さんまがサンタに扮装し、不運な出来事に見舞われた視聴者へ豪華なプレゼントを配る生放送番組。
1990年の開始後、必ずクリスマスに近い時期で放送され、大みそかや新年向け、季節の変わり目の特番で放送されたこともある。
1997年以後は、毎年12月24日の深夜に放送されている。

2010年には、さんまのものまねで人気を得た原口あきまさが、ニコニコ生放送でオマージュ企画に挑戦。本家を見ながら、ニコ生でもプレゼントを入手できるチャンスが与えられた。

プレゼント獲得までの壁

まず、事前にフジテレビへ送る手紙や、放送時間内に受付ける電話で、ここ1年で起きた不運な出来事を話す。
その後、明石家さんまがスタジオで抽選して電話をかけ、つながった相手が不運な話を披露。さんまが気に入って手元に置かれた鐘を鳴らせば、景品獲得の権利を得られる。まれに、フジテレビアナウンサー時代からアシスタントを務め続けている八木亜希子が、独断で鐘を奪い取って権利を提供することもある。
景品は海外旅行、自動車、食品など多岐にわたり、視聴者側が指定したパネルの裏に書いてある景品を獲得することができる。パネルの数は年によって変動があり、近年は20枚 or 25枚が主流。中にはハズレも存在する。

さんまが司会だけあって、話には起承転結、明確なオチが求められることが多く、一般参加者はなんとかして景品を手に入れようと必死である。そのため、お笑い界では天丼とも呼ばれる、大きくウけた発言を再利用したり、八木のファンだと告げて、どこが？と問い詰められると、「いや、特に…」と、前言を翻すように訂正したりという光景がよく見られる。
電話回線は、時間によって、番号の最後が偶数の人、奇数の人、芸能人の3種に制限されている。芸能人と電話がつながり、離婚など、通話相手の不運をさんまが把握していれば、名乗っただけで鐘が鳴ることもある。

関連項目

• テレビ番組の一覧
• 明石家さんま
• 木田優夫 - 毎年トナカイの着ぐるみを着て、景品陳列ブースに顔を出す。
• ごきげんよう - この番組の宣伝も兼ねて、さんまが毎年最後のトークゲストとなるのが慣例化している。