札幌市交通局6000形電車とは、札幌市交通局が保有していた電車である。札幌市営地下鉄東西線で運用されていた。
7両3ドア車で、1976年東西線の開業に合わせて投入された。前面に大きな北海道に札幌のSを合わせたマークをあしらい、時計台やクラーク像など札幌のランドマークが描かれた内装を施し、非常に個性の強い車両であった。その斬新で市民のみならず観光客までもを魅了したデザインが評価され、1977年ローレル賞を札幌市営地下鉄の車両としては唯一受賞した。
また、ATOを搭載していて、開業当時は自動運転を行っていたが、1991年頃にATOが撤去された。
そんな札幌の名物車両も老朽化が進んだため、また、先に投入されていた7000形・5000形のデザインと統一するために、2002年から8000形への置き換えが進み、2008年8月30日を持って営業運転を終了した。最終電車には特別塗装が施され、最終到着駅となった新さっぽろ駅には鉄道ファンのみならず、市民も数多く集まった。
車両は保存場所と費用の都合上1両も保存されず廃車となったが、2009年に交通資料館で行われたイベントでは、廃車部品を組み合わせたモチーフが展示された。また、札幌市青少年科学館では実物の車両をカットして展示しており、運転席の装置を操作してモータを回すことも可能。現存している6000形電車は科学館のもののみと見られる。
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最終更新:2025/12/24(水) 04:00
最終更新:2025/12/24(水) 03:00
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