村田顕弘(むらたあきひろ)とは、りゅ、りゅ、りゅう…将棋棋士である。兵庫県尼崎市出身の富山県魚津市育ち。現在は六段。
関西若手四天王と呼ばれたが、その他3人が豊島将之(A級、タイトル挑戦3回)、糸谷哲郎(B1級、竜王1回)、稲葉陽(A級名人戦挑戦)という面々であるため、彼らに比べると現在もC1級にとどまっており大きく出遅れてしまった感があるが、それでもなお勝率は高く、今後の巻き返しが期待される。
豊島「村田はまた昇級を逃したようだな…」
糸谷「奴は四天王の中でも最弱…」
稲葉「中堅に負けるとは四天王の面汚しよ」
なお、将棋界には村田智弘という棋士もいる(妹は村田智穂で、こちらは史上初の兄妹棋士として有名)が、全く血縁関係はない。
兵庫県出身である一方で、富山県出身として扱われることも多く、同郷出身者としては他に師匠の中田章道七段、マッハで知られる田村康介七段がいる。棋風はオールラウンダー型で、居飛車、振り飛車問わず指しこなす。師匠は詰将棋作家としても名高い中田章道(しょうどう)七段であり、彼も詰将棋制作は得意。
また、屋敷伸之も一目置くほどの棋界きってのボートレース好きとして知られ、ボート番組への出演もあり、屋敷曰くボートピア村田というあだ名もあるという。他にアニメやゲームなどインドア趣味に明るい一面も。
村田が一躍有名になってしまった一種の放送事故であり、第4回電王戦初戦のApery対斎藤慎太郎六段(現在は七段)戦の際、Aperyが思わぬ手(竜を取った手で、プロから見れば敗着同然の悪手であったため。尤も、それ以前から斎藤が優勢だった)を指したことで動揺し、「竜取ったんですか!?」と答えようとした所、「りゅ…りゅ…りゅぅ…」とまるで山下清のような口調を連発してしまったもの。これにより、解説の木村一基も悪乗りして淡々と真顔で口調を真似、聞き手の香川愛生番長の腹筋を破壊してしまい、視聴者にも強烈なインパクトを残すことになった。
以来、彼の名前が出るとりゅ…とかりゅおうとかコメントされる始末である。だが、普段は決してそんな訥弁でも吃音でもなく、普通の語り口なのに、なぜあの時だけあんな風になってしまったのかは謎(その後ニコ生の解説にも呼ばれたが、全く人見知りでもあがり症でもなかった)。だが、うっかりな性格でもあるようで、夕食時に外に買い出しを行ったことで対局中の外出規定に反し(例の騒動以後、プロ棋士は外出禁止となった)、罰金と注意を食らったこともある。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/10(水) 18:00
最終更新:2025/12/10(水) 18:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。