東京国際アニメフェアは毎年3月末に開催されるアニメ業界最大のイベントである。主催は東京都・日本動画協会を主とした東京国際アニメフェア実行委員会。提案者は石原慎太郎都知事。
石原慎太郎都知事の提案より2002年から開催された。当初は「新世紀東京国際アニメフェア2001」という名前であったが翌年からは現在の名前になった。開催されてから来場者数・参加企業はともに増え続け(参加企業は2008年から減っている)、2010年には来場者数132、492人 参加企業231社を記録している。会場は東京ビックサイト。
日程はアニメ関係者の取引を主とする「ビジネスデー」と一般人が入場できる「パブリックデー」に分けられる。
2010年12月10日、コミック10社会(集英社・小学館・角川書店・リイド社・秋田書店・富士見書房・双葉社・白泉社・少年画報社・新潮社・講談社)は東京都青少年育成健全条例改正案の審議に関し、東京国際アニメフェア2011に協力・参加することを拒否することを表明した。これにより主要な出版社の不参加によってイベント自体の成否が左右しかねない状態になったが、この時都の職員は「不参加の影響はない」と言及した。ちなみに12月8日に角川書店が出展拒否をした際に石原慎太郎都知事は「勝手に決めたらいいじゃないか」と発言。さらに条例が可決した12月15日には「条例改正を理由にどっかの会社が来ないのなら来なきゃいいんだよ。来年、ほえ面かいて帰ってくるよ。ずっと来なくていいよ。」と発言した。これが後の悲劇に繋がることに彼は気づいていなかった・・・
12月18日、角川書店 アニプレックス アニメイト キングレコード ジュネオン ユニバーサル・エンターテイメントジャパン フロンティアワークス マーベラスエンターテイメント メディアファクトリーの計8社が千葉県の幕張メッセにて「アニメコンテンツエキスポ」を開催することを表明した。アニメフェアの同日に。
2011年1月25日 東京国際アニメフェア実行委員会は出展企業が91社減の153社にとどまることを発表した。あの発言から出展キャンセルをする企業が相次いだからであった。このため収入は当初の見込みより1億1000万円減少することが見込まれている。(ちなみに赤字分は昨年の繰越金より埋めるそうな) 結局ほえ面をかくことになったのは東京都及び石原慎太郎ということになった。ざまぁとしか言いようがない・・・おや?誰か来たようだ。
東北地震太平洋沖地震の影響による電力需要状況の悪化・交通手段確保の悪化などを理由に2011年3月16日、実行委員会は東京国際アニメフェアの開催中止を正式に決定した。
現在、翌年に開催される予定の東京国際アニメフェア2012の準備を行っている。
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最終更新:2025/12/09(火) 06:00
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