江戸時代の藩の一覧

江戸時代の藩の一覧は、江戸幕府の開府(1603)～版籍奉還(1869)の期間中に日本に存在した地方政権（藩）の一覧。

ルール

• 1603～1869年に存在した藩のみ。この記事は「江戸時代の藩の一覧」であり、近世大名と版籍奉還後の知藩事の意味的な差を考慮して、1869～1871年に置かれた藩については無視する。
• 明らかに家内支藩のような形で設けられた藩は、当面この一覧に含めないことにします。
• 藩の大きさによるカテゴリ分けを行う。藩の大きさは、その藩がほぼ同じ石高のまま推移した最長期間における、家内支藩を含めた表高による。
  • 同カテゴリの中では、だいたい北→南の順序で（都道府県のJISコード順を模した順序で）並べる。
• 大名家の欄では、大名家の左に 親藩：◆、譜代大名：★、外様大名：〓 のマークを付す。（幕職に就いた通常、準譜代・願譜代と見なされている大名は外様大名ではなく譜代大名とする。）
  • ＜初代＞については、1603年以前からその土地を統治している場合であっても、1603年時点の当主を指す。
  • 大名家の右側に付してある、「→○○藩」は転封（異動）、「×」は改易（大名家としては一旦断絶）。

一覧

120万石以上

藩名	中心的な城	大名家（期間）＜初代＞
加賀藩	金沢城	〓(◆*) 前田家（1603-1869）＜前田利長＞

*江戸将軍家との姻戚関係を深め、松平姓・葵紋を賜り、官位や詰所の格式・一国複数城の特例などで徳川御三家に準じ、江戸時代を通して将軍の偏諱を拝領したことなどから他の外様大名とはかなり家格が異なり、「準親藩」などと呼ばれる。

70万石以上

藩名	中心的な城	大名家（期間）＜初代＞
薩摩藩	鹿児島城（鶴丸城）	〓 島津家（1603-1869）＜島津家久＞

60万石以上

藩名	中心的な城	大名家（期間）＜初代＞
仙台藩	仙台城（青葉城）	〓 伊達家（1603-1869）＜伊達政宗＞
尾張藩	名古屋城・犬山城	◆ 東条松平家（1603-1607）＜松平忠吉＞ × ◆ 尾張徳川家（1607-1869）＜徳川義直＞

50万石以上

藩名	中心的な城	大名家（期間）＜初代＞
紀州藩（紀伊藩）	和歌山城	〓 浅野家（1603-1619）＜浅野幸長＞ →芸州藩 ◆ 紀州徳川家（1619-1869）＜徳川頼宣＞
筑前藩（福岡藩）	福岡城	〓 黒田家（1603-1869）＜黒田長政＞
肥後藩	熊本城	〓 清正流加藤家（1603-1632）＜加藤清正＞ × 〓 細川家（1632-1869）＜細川忠利＞

40万石以上

藩名	中心的な城	大名家（期間）＜初代＞
芸州藩（安芸藩）	広島城	〓 福島家（1603-1619）＜福島正則＞ × 〓 浅野家（1619-1869）＜浅野長晟＞

30万石以上

20万石以上

15万石以上

10万石以上

5万石以上

1万石以上

＜まだ、未完成です・・・気長にやりましょう。＞

関連項目

• 日本史
• 江戸時代
• 親藩