沖波（艦これ）とは (オキナミとは) [単語記事]

「だ、大丈夫です……眼鏡は、無事です。」

沖波（おきなみ）とは、ゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』に登場するキャラクター（艦娘）である。
モデルは日本海軍の夕雲型駆逐艦＜沖波＞。

あの……ごめんなさい！よく見えなくって……

2016年2月10日開始の2016冬イベント「出撃！礼号作戦」ドロップ艦として実装された夕雲型姉妹の十四女。夕雲型の実装艦娘としては9人目となる。

基本的な性能では他の夕雲型駆逐艦とさほどの違いはないが、改になると13号無印と22号の二種類の電探を持ってくるのが特徴。

沖波、戦歴の紹介に努めましょう。えーっと、えーと……。

マル急計画艦の一隻として建造された一等駆逐艦。既にミッドウェー海戦を経て戦況が米軍優勢に傾きつつあった1943年12月10日、舞鶴海軍工廠にて竣工し軍籍に編入された。

その短い戦歴をあまり詳細に記述しすぎても可読性を損なうので、ともかく簡潔に述べれば以下の如し。

竣工後慣熟航海を重ねた＜沖波＞は、「艦これ」実装きっかし72年前にあたる翌1944年2月10日、第三一駆逐隊に編入されて南洋グアムへのいわゆる「松輸送」に従事。その後リンガ泊地、タウイタウイと吾々にもどこか馴染み深い土地で輸送部隊の護衛に、6月には第三次渾作戦からマリアナ沖海戦への急展開の中で戦艦や機動部隊の護衛にと駆け回ることとなる。この間、殊勲潜水艦＜ハーダー＞を迎え撃った。

10月、レイテ沖海戦では第二艦隊の指揮下でその主力となる栗田艦隊を護衛し、炎上放棄された＜鈴谷＞乗員救助などを行い、空襲で損傷も受けている。海戦後はフィリピン諸島でレイテ島への輸送作戦である多号作戦に参加したが、護衛対象の輸送船や戦隊旗艦をはじめとする周辺の僚艦が次々と戦没していくなかの11月13日、マニラ湾で空襲を受け大破炎上・沈没した。翌年1月10日除籍。