沢渡シンゴとは (サワタリシンゴとは) [単語記事]

沢渡シンゴ（さわたり　しんご）とは、遊☆戯☆王アーク・ファイブの登場人物である。CVは矢野奨吾。
シンゴの漢字表記は現時点で不明。

概要

レオ・デュエルスクールの塾生で、取り巻きが3人いる。
初期のOPでは遊矢と対峙するように登場。

ステータスの低いカードをクズカードと罵ったり卑怯な手を巡らせたり取り巻きを扱き使ったりと、なにかと小悪党臭が漂うのが現状。
もっとも、過去のシリーズでも万丈目準やジャック・アトラス、神代凌牙など似たような立ち位置のキャラは他にも存在したため、ストーリーが進むにつれネタシリアスキャラへと転進していくか、それとも悪の道へ落ちていくかは誰にもわからないのだが。

作中での活躍

初登場は第2話の最後。新聞に掲載されていた遊矢の写真にダーツを当てていた。
遊矢が持つ「レアカード」を対価として、赤馬零児からの指令を受け遊矢を狙う。

遊矢にファンとして話しかけてレオ・デュエルスクールに誘いこみ、Pモンスターである「時読み」と「星読み」を見せて欲しいと頼み、そのまま奪い取る。さらに取り巻きを利用して柚子たちを人質に取ると、遊矢はPモンスターカードを取り返すためにデュエルする。

使用モンスターは「ダーツモンスター」で、沢渡が所持しているカードは全てタバック加工（デュエルターミナル）仕様である。デュエルの腕前自体は決して低くないうえ、デュエル中に彼に指令を与えていた赤馬が通信を通してバックアップについていたが、遊戯王の恒例展開の1つとして遊矢にあげた『クズカード』が仇となりペンデュラムモンスターを奪い返され、さらにデュエルにも敗北を喫する。
デュエルに敗れた沢渡は取り巻きを使って腕ずくでカードを奪おうとするが、素良の助力で沢渡は取り巻き諸共撃退され、事態は決着した。

その後第7話で再登場。
遊矢とのデュエルに敗北した悔しさから「ネオ沢渡！」として悪だくみを考えるものの、取り巻きの会話を聞いた柚子が追跡、柚子に「卑怯者の百流デュエリスト」と罵られデュエルしそうになるがそこへ謎の黒いマスクを付けた男が乱入し、柚子の代わりにデュエルすることになる。
この時はダーツモンスターは使わずに、氷帝メビウスを中心としたデッキを使っている。（Ｐモンスター対策だろうか）凍氷帝メビウスを召喚して攻めるものの、覆面男が使うエクシーズモンスター（と墓地からの永続魔法）の前に再び敗北。
この時のデュエルはアクションデュエルじゃないのに実物のように風を受けたりした。

その後、病院で化病で入院した沢渡が「俺を襲ったのは遊矢だ！」と証言。（事実、姿も似ているし柚子にも疑念を持たれているので、嘘なのか本当に思い込んでいるのかは不明だが。）

彼の父親は舞網市の市会議員であり、その息子が入院した件については心配し、怒っていた。
沢渡はパパに対しては、甘えた態度を出す。

甘党であるらしく、取り巻きに「スイートミルク・アップルベリーパイ・とろけるハニー添え」というケーキを買いに行かせている。また入院した後も病室では全身に巻いていた包帯を取ってメロンを食べていた。

「俺カードに選ばれすぎぃ！」「ネオ沢渡」などの言動のせいか、早くもネタキャラとして定着しそうである。
また、遊矢とのデュエルの最中に零児のバックアップを受けながらペンデュラム召喚を繰り出す際には、両者の台詞が重なる演出や沢渡の背後に零児が位置している構図が九十九遊馬に対するアストラル、或いはスタンド使いに対するスタンドのように見えた事もネタとして広まっている。
デュエルに2回も敗北したが、落ち込む様子はなくメンタルは能天気強いらしい。今後の登場に期待したい。

シンゴの取り巻き

シンゴがいつも周囲に侍らせている、3人の男子生徒。
名前はそれぞれ、「山部（緑髪）」「大伴（茶髪）」「柿本（レイプ目）」という。

いつもシンゴに付き従い、彼の腰巾着としてデュエル相手を顔芸罵ったりシンゴの悪巧みにも手を貸す一方で、彼の性格の悪さやワガママ放題を尽くす現状にはうんざりしている部分もあるらしい。だが、LDS理事長を務める赤馬の母親の策略で3人で「遊矢が沢渡を闇討ちした」と演技をした時は彼女の秘書・中島から報酬のカードを受け取ってもいる。
何より、シンゴがどんなひどい目に遭わされたり苦境に立たされても付いて行く事をやめないその忠誠心たるや、過去に登場した（威張っていた頃の）万丈目やシャークの取り巻き達にも見習わせたいものがある。

これらの要素もあり、沢渡本人とはまた別の人気も高まっている。はず。