2429Dとは、列車番号の1つで、原則として気動車で走る下り列車である。
根室本線を走る2429Dは、普通列車としては2014年3月現在日本で最長時間を走行する列車である。
滝川駅を9時37分に出発し、終点釧路駅には18時02分に到着する。
根室本線のうち滝川・新得間は特急の走らないローカル線である。10分以上の長時間停車は富良野駅、落合駅、帯広駅、大楽毛駅の4カ所で行い、このうち帯広駅では札幌方面から石勝線経由できた特急スーパーおおぞら7号に接続する。
通過する駅はなく、途中にある56個の駅すべてに停車する。走行区間の営業キロは308.4kmで、これベースに表定速度を計算すると38.4km/hとなる。やはり、普通列車なので遅い。逆方向にも同じ区間を走る列車もあるが、2522Dから帯広駅で3430Dとなり、帯広駅から終点の滝川駅までは快速列車「狩勝」となる。帯広駅までの間においても2つ通過駅(新大楽毛・古瀬)がある。
ちなみに、308.4kmというのは東京駅起点で考えると東海道本線だと三河三谷駅(308.3km)付近、東北本線だと白石駅(306.8km)・東白石駅(311.0km)間、京浜東北線もしくは山手線で日暮里駅接続常磐線に入る場合は途中福島第一原子力発電所の影響で運休している区域を通過して日立木駅(306.9km)・相馬駅(312.8km)間、中央本線だと坂下駅(307.1km)・落合川駅(313.2km)間、塩尻駅から篠ノ井線に入る場合は大糸線に入るなら南小谷駅(305.5km)・中土駅(309.5km)間、信越本線に入るなら豊野駅(308.9km)手前まで到達する。
総武本線から外房線を回って内房線方面にいくならば房総半島を一周できてしまう(東京-千葉-蘇我-上総一ノ宮-安房鴨川-木更津-蘇我で251.9km)。千葉県を一周するのはさすがに不可能だが(東京-日暮里-我孫子-成田-松岸-成東-大網-上総一ノ宮-安房鴨川経由で安房勝山駅手前)。
さすがにこれだけの長時間となると等倍での動画は長くなりすぎるようだ。とある人間が8倍速の動画を投稿しているので、そのPart1を貼付けておく。
2429Dは普通列車です。おそらく関連商品はないと思われます。ありましたら貼付けてください。
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最終更新:2025/12/20(土) 19:00
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