瀬戸線 単語


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セトセン

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瀬戸線とは、

  1. 名古屋鉄道(名鉄)の栄町~尾張瀬戸間の鉄道路線。愛称は「瀬戸電」。本項で記述
  2. 日本国有鉄道が計画していた、瀬戸市~稲沢・枇杷島間の鉄道路線。全面的な建設には至らなかったが一部が建設され、枇杷島~勝川間は東海交通事業城北線として、高蔵寺~瀬戸市間は愛知環状鉄道の一部となった。

名鉄瀬戸線とは、名古屋鉄道鉄道路線である。愛知県名古屋市東区栄町駅から同県瀬戸市尾張瀬戸駅までを結んでいる
名鉄の経営となる前は瀬戸電気鉄道が経営しており、そのことから「瀬戸電」という愛称もある。

概要

名鉄の路線網としては孤立した路線となっている。路線のほとんどが瀬戸街道と並行している。

この路線は珍しい特徴を持っており、それが急行列車が普通列車を抜かさないということである。
これは路線途中に待機設備を持っていないためであり、よって先発列車が必ず先に終着駅に着く。
ラッシュ時や深夜・日中には優等列車は運転されず、普通電車のみ運転される。

名鉄きってのドル箱路線で、名古屋本線、犬山線に次いで黒字を計上している。

2011年まで吊りかけ駆動の車両が残っていたボロい路線であったが、2014年に瀬戸電最後のい電車であった名鉄6000系が引退し、名鉄4000系に統一された。
これにより、名鉄小牧線に次いで「全車両がVVVF制御の名鉄路線」となった。

喜多山駅の高架駅化及び周辺道路の立体交差化は、当初は2013年度の完成を目指していたものの、遅れに遅れた。2022年3月19日に栄町方面のホームが高架へ移行、2025年7月26日に尾張瀬戸方面のホームも高架へ移行し、駅の高架化が完了した。なお仮設の設備の撤去などを含めた工事完了は2026年度まで及ぶ予定である。
この際高架化に伴う運用増(喜多山駅での折り返しが不可能になる)を受けて3300系が1本導入されており、喜多山駅高架化まで瀬戸線で運行を行い、高架化後は名古屋本線に転属する見込み。他の3300系で施工されている新塗装化を免れており鉄道ファンからの注目度も高い。

2021年3月のダイヤ改正でコロナ禍による影響で日中(10時~14時)は各駅停車が10分ごとに走る路線になった。しかしそれ以外の時間帯は従前の通りであるため、準急の停車しない駅(清水駅~瓢箪山駅。ただし大曽根駅を除く)は列車停車本数が、従来は日中と夕ラッシュ時はともに毎時4往復だったのが、日中は毎時6往復なのに夕ラッシュ時は毎時4往復というダイヤに変更されてしまっている。

路線




駅名 営業キロ ■乗り換え、○周辺施設 所在地
栄町駅(さかえまち) 0.0 ■地下鉄東山線・名城線(栄駅)
○オアシス21 ○三越
○愛知県芸術文化センター
○セントラルパーク



東区
東大手駅(ひがしおおて) 1.5 ○名古屋市市政資料館
○国立病院機構 名古屋医療センター
中区
清水駅(しみず) 2.2 ○SAKUMACHI商店街 北区
尼ケ坂(あまがさか) 2.7 ○SAKUMACHI商店街
○金城学院中学校
○名古屋市立工芸高等学校
森下駅(もりした) 3.6 ○徳川園 東区
大曽根(おおぞね) 4.6 ■JR中央線・ゆとりーとライン
○μPLAT大曽根
○三菱電機名古屋製作所
○メッツ大曽根
矢田駅(やだ) 5.9 ○名古屋市東スポーツセンター
○イオンモールナゴヤドーム前
○バンテリンドームナゴヤ
守山自衛隊前駅
(もりやまじえいたいまえ)
7.0 ■ゆとりーとライン(守山駅)
○陸上自衛隊守山駐屯地
守山区
瓢箪山駅(ひょうたんやま) 7.6
小幡駅(おばた) 8.6 ○アクロス小幡OSプラザ
○守山文化小劇場
喜多山駅(きたやま) 9.9 ○ナフコ不二屋 ○ワークマン
大森・金城学院前駅
(おおもり・きんじょうがくいんまえ) 
10.7 ○金城学院大学
印場駅(いんば) 12.2 ○藤一番 尾張旭市
旭前駅(あさひまえ) 13.1 ○旭精機工業
尾張旭駅(おわりあさひ) 14.7 ○尾張旭市役所 ○フィール
○尾張旭市総合体育館
三郷駅(さんごう) 16.1 ○イトーヨーカドー ○ユニクロ
水野駅(みずの) 18.0 瀬戸市
新瀬戸駅(しんせと) 18.7 ■愛知環状鉄道(瀬戸市駅)
○バロー ○マクドナルド
瀬戸市役所前駅
(せとしやくしょまえ)
19.4 ○瀬戸市役所 ○公立陶生病院
○瀬戸旭看護専門学校
尾張瀬戸駅(おわりせと) 20.6 ○パルティせと
○瀬戸蔵ミュージアム

旧路線

1978年に栄町駅~東大手駅が開業したが、同区間の工事が始まる前は堀川駅(堀川と、名古屋城の南の外堀との合流点付近にあった)を起点としており、そこから現在の東大手駅付近を経て瀬戸へ向かっていた(栄町駅開業前は、現在の東大手駅の位置に路線は存在していたが駅はなかった)。貨物輸送は堀川の水運を活用し、名古屋都心への移動は名古屋市電に乗り換えることで賄われていた。
名古屋城の外堀を使って線路を引いたため敷地が限られており、超が付くほどの急カーブ「サンチャインカーブ」があったり、運行上は単線扱いだが線路は複線のまま引いた(上り線の軌道2本の間に下り線の軌道のうち1本が引かれている)「ガントレット」を採用していたりしていた。

関連動画

関連項目

  • 中央本線
  • 愛知環状鉄道
  • ゆとりーとライン
  • 東山線
  • 名城線
  • 名古屋鉄道
  • 鉄道事業者・路線一覧

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