無知ってのは、知らないことなんじゃないの? 知らんけど。
無知とは主に「知識」が足りていないことを指す。一般的に無知は良くないこととして批判される。特に無知のくせに難しい議論に口を出そうとすると大抵の場合フルボッコにされる。知識がないのに熱く語ってしまうと「にわか」として間抜け扱いされる。
しかし人間は全て誰しも本能以外の知識を持たない状態で産まれてくるのだから無知になるのが仕方ない時も多い。自分が無知だな〜と思った時は、変に出しゃばらずある程度知識を蓄えてから会話に加わるようにしよう。
無知というのは基本的には恥ずかしいものであるが、一方で無知萌えというものも存在する。誰かが物事に詳しくなくてトンチンカンなことを言ったり困ったりするのが可愛いとする嗜好だ。
例
上記の例では全ておっさんだが、大体は女性に対して使われる言葉である。アニメや漫画などにおいて天然キャラと呼ばれる子たちは多くの場合無知萌えを体現しているのが思い出せるだろう。たまに「天然ってレベルじゃねーぞ!?」って子もいるがその辺はご愛嬌。
三次においても一般的ではないかもしれないが、無知なことが可愛いとされることもある。「女はバカなほうがいい」。古くさい考えだが案外まかり通っていることも少なくなかったりする。しかし三次の場合は行き過ぎた無知はただのバカにしか見えないので要注意。現実は厳しい。
参考リンク→http://youpouch.com/2011/04/26/162331/
無知というのは基本的には恥ずかしいものであるが、一方で無知自慢というものも存在する。有名な物や人の話題になったとき、「流行に流されない俺カッケー」することである。
例
哲学者ソクラテスの有名な言葉。学校で習うから知っている人も多いだろう。
一言で言えば「無知であることを知っている人は、自分を全知だと思っている人よりもものを知っている」ということである。実際にはもう少し複雑な哲学的概念であるのだが、詳しいことは「ソクラテスの弁明」を読もう。
たまに勘違いして「固定観念に縛られた専門家よりも、何も知らない素人の方がいいこともある」みたいな意味で使う人もいるが、語源からするとこれは誤りである。
もっとたまに野田総理が「常識さえあれば専門知識なくても大丈夫」という意味で使う人もいるが、これも語源からすると間違っている。
これまたソクラテスの言葉。ここから「知は空虚なり。英知もつもの英雄なり」と続く。数千年も語り継がれているだけあって中々の金言。
無知であること自体はしょうがないことが多いと上述したが、世の中知らないことが極度に悪いこと、場合によっては犯罪に繋がることすらあるのだ。例えば前者でいえば、マナーや礼儀、後者でいえば割れ行為や犯罪予告などが多いだろう。
悪いことをして捕まった後に「犯罪とは知らなかった」、「そんな事実があるとは知らなかった」といっても社会は許してくれない、残念。
ただ、人間誰しもが自分のことをバカだとは思いたくないし、ましてや罪の意識を持ちたがらない生き物である。
哲学的に用いる分には構わないが、人に向かってこの言葉を発すると「悪かったな」とか「お前が言うな」などと逆ギレされかねない程刺激の強い言葉でもあるので、この言葉を扱う際には注意が必要である。
いや、知らんし。
あるのかな、どうなんでしょうね?
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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