生きてるゴムブロック (い―) とは、有機生命体であることが確認されたゴムブロック……ではなく、さいちょうのスマートウォッチ / スマートバンド検証動画で登場する、「激安スマートバンドの何らかの測定機能が実際には当てにならない」ことを示すための、手頃な無機物として実験に使用されているゴムブロックである。
なお、本来日本語では『生きているゴムブロック』とするべきであるが、本記事はタグ表記を尊重する観点から以後も『生きてるゴムブロック』として記述する。
さいちょうについて詳しくはこちらを参照のこと。
さいちょうはAmazonやAliExpressなどで安価な製品を購入し、その性能がメーカーの謳うとおりであるかどうかを検証するレビュー動画を上げているYouTuber / ニコニコ動画投稿者である。このことからニコニコ動画においてはしばしば『野生の消費者センター』とタグ付けが行われている。
『生きてるゴムブロック』がはじめてさいちょうの動画で取り上げられた回は2022年11月11日に両動画投稿サイトにアップロードされた第26回、『【まさかの】怪しい「激安スマートウォッチ」の実態を調査!想像以上の"闇"が露わに…|ずんだもんと学ぶ「激安商品」の実態㉖』 (ニコニコ動画版は右記参照)である。この回でさいちょうはAmazonで販売されている2980円のスマートウォッチを取り上げ、この製品の血圧測定機能に疑義を呈した[1]さいちょうが、おもむろに取り出したのがこの『生きてるゴムブロック』である。ゴムブロックには血が通っていないことが明らかであるため、ゴムブロックに巻きつけて血圧測定ができてしまう場合はこの血圧測定が実際には実態に関係なく出鱈目な数値を表示していることが示せるというわけである。はたして、本動画において当該スマートウォッチはさいちょうの仮説通り、ゴムブロックに巻き付けた状態で「血圧」を測定してみせた。当該スマートウォッチの血圧測定は出鱈目であるということがこうしてさいちょうによって暴かれたのである。
その後しばらく登場しなかった『生きてるゴムブロック』がふたたび姿を表したのは2023年6月30日に投稿された第51回『【過去最凶】HIDISC発、「パクリ激安スマートウォッチ」の闇を暴く。次々に露呈する"ヤバすぎる実態"を見逃すな。|ずんだもんと学ぶ「激安商品」の実態 No.51』 (ニコニコ動画版は右記参照) である。この回でさいちょうは「当時最先端であるHuaweiのスマートウォッチでさえ血圧測定にエアバッグが必要である」にもかかわらず、1580円で販売されている磁気研究所 (HIDISC) のスマートバンドに血圧測定機能が搭載されていることを訝しみ (かつ当該スマートバンドがXiaomiのMi Smart Band 5のデザインを模倣した、俗に言う『パクリ製品』でありながら、模倣元のMi Smart Band 5には搭載していない機能という点も含め) 血圧測定機能が実際に機能しているかどうかを確かめるため、再度このゴムブロックに巻き付けて100回測定を行った。その結果ゴムブロックに巻き付けても血圧が測定され、かつ100回中、心拍数と血圧の数値の組み合わせが16通りしかないことを示してこの測定結果が出鱈目であることを示した。その後、さいちょう自身の腕に巻きつけて再度計測したが、前述の16通りの組み合わせしか結果が出なかったことから、当該スマートバンドが謳う血液測定機能は実態として機能しないものであることが暴かれたのである。
視聴者からは、半ばジョークとして「実はゴムブロックが生きている」というコメントがなされるほか、逆にさいちょうが同じスマートバンドを着用した際には「ゴム人間」とネタにされている。この『ゴム人間』が漫画『ONE PIECE』(尾田英一郎, 1997) の主人公モンキー・D・ルフィの文脈で発言されているのか、はたまたRAPT理論などで度々登場するレプティリアンの文脈で発言されているのかは不明である。
なお、当該ゴムブロックは第22回『【コスパ最強】GEOの「2000円ワイヤレスイヤホン」3機種を比較!おすすめはこれ!|ずんだもんと学ぶ「激安商品」の実態㉒』のギフト紹介において、匿名の視聴者より送られたギフトのゴムブロックとおそらくは同一であると思われる。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/16(火) 03:00
最終更新:2025/12/16(火) 03:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。